【清水なおみのとっておきレシピ】簡単チョコレート・ズッキーニケーキ

「清水なおみのとっておきレシピ」

こんにちは。清水なおみです。
料理はハートで作るもの！皆さんも、どうぞクッキングを楽しんでくださいね。

皆さんのご家族やお友だちの中に、味にうるさい「評論家さん」はいませんか？
グルメというか、食通というか、細かい味にもこだわる人がいますよね。きっと味覚がとても優れているのだと思います。

時には厳しいアドバイスも、自分の料理の腕を上げるためには大きな参考になります。有難く受け止めていきましょう。
Naomi’s Caféにも、舌の肥えた常連さんたちがいました。

そういう人のアドバイスを素直に聞き、「この人たちをうならせるような美味しいものを作ろう！」と思い続けていたことが、たくさんのオリジナルレシピを生み出すモチベーションになっていたのだと思います。

でもね、私にとっての最高の「評論家さん」は、実は私の娘なんです。
いつもの料理の分量をほんのちょっと変えただけでも、すぐにわかってしまうというすごい味覚の持ち主です。

なかなか厳しいのですが（笑）、彼女が「おいしい！」と言ってくれたものは絶対に大丈夫だと、全幅の信頼を置いています。

今回は、その我が家の「評論家さん」が絶賛する「チョコレート・ズッキーニケーキ」（Chocolate Zucchini Cake）をご紹介します。

私自身、たくさんのチョコレートケーキのレシピをもっていますが、このレシピが一番！ぜひ試してみてくださいね、きっとご家庭の定番になると思いますよ。

ズッキーニはいろいろな料理に使う野菜ですが（天ぷらなどにすると、美味しいですよね）、ベーキングにもよく使われます。

くせがまったくなく、ケーキにほど良いシットリ感が加わるので、びっくりするほど美味しくなります。

夏はズッキーニの旬ですので、簡単で美味しいこのチョコレートケーキ、どうぞチャレンジしてみてください。暑い夏には、冷やして食べても美味しいですよ。このケーキは、冷凍保存もできます。

第6回レシピ（難易度　★★☆）：チョコレート・ズッキーニケーキ

＊サワーミルク（Sour Milk）は、牛乳・1/2カップにホワイトビネガー・大さじ1/2を加えたもので代用できます。

(下準備)

①　電動ミキサーでバター（マーガリン）をフワッとなるまでよく泡立て、グラニュー糖を加えてさらによく混ぜる。（砂糖が完全に溶けるまで。）

②　卵をひとつずつ加えて、そのつど電動ミキサーでよく混ぜる。

③　②に、サラダオイル、サワーミルク、バニラエクストラクト、ズッキーニを加えてよく混ぜる。

④　小麦粉、ココア、ベーキングソーダ、ベーキングパウダー、シナモン、塩を混ぜ、③に加えて生地の粉っぽさがなくなるまで低速のミキサーで混ぜる。

⑤　油を塗ったベーキングパンに入れ、表面を平らにする。

⑥　オーブン（中段）で10分焼き、一度取り出してチョコレートチップを表面に散らす。

⑦　再びオーブンに戻して、約25分～30分焼く。

＊焼き時間はオーブンによって違いますので、必ず焼き具合を確かめましょう。竹串（または楊枝）をさしてみて、生地がついてこなければ焼き上がりです。

バター（マーガリン）は、よく泡立てましょう。砂糖のザラザラした感じがなくなるまで、完全に混ぜます。
バターよりマーガリンの方が、軽く仕上がります。私のお薦めはParkay社のマーガリン。1/2カップのブロックになっているので、使いやすいですよ。
ズッキーニは、荒目のチーズグレーターでおろします。緑色の濃いものを選んで使いましょう。「10㎝ほどの長さの小さめのものを2本くらい」を目安にすると良いと思います。
サワーミルクは市販のものもありますが、必要な分量を牛乳とお酢で作った方が無駄がありません。混ぜて5分ほど置いておくだけですので、簡単です。通常は“1カップ（250ml）の牛乳に大さじ１のホワイトビネガー”が目安です。（今回のレシピは、半量。）牛乳は脂肪分の多いものを使った方が、おいしくできますよ。
このケーキは冷凍することができます。解凍は自然解凍でゆっくりと。冷凍前と変わらない美味しさで楽しめます。