▶ カナダでIT留学・移民を本気で目指している人
▶ デジタルコンテンツ産業が盛んな都市でITの勉強・IT会社で働いてみたい人
カナダ・ブリティッシュコロンビア州にあるバンクーバーは、世界的にもITや映画・ゲーム制作を主軸としてクリエイティブ産業が非常に盛んな都市で、毎年世界中から留学生がITを学びに来ています。
ただ、IT業界は誰もが一から勉強して成功できるほど簡単ではありません。
今回は、ITを本気で学びたい人に向けて、バンクーバーでITを学ぶ理由と人気の学校をカナダのIT事情に精通しているトータルサポート企業「Frog」協力の下、まとめてみました。
IT・クリエイティブ系の方で英語を学びながらITの実力を付けたい方、ぜひチェックしてみてください。
目次
- はじめに:バンクーバーでIT(Webや映像制作など)を学ぶ理由、メリットは何?
- 本気のIT・クリエイティブ留学したい人にオススメの学校とプログラム7選
- 留学の夢は膨らむばかり!だけど、ITの勉強は覚悟と適性も必要
- 本気でIT・クリエイティブ留学を考えている人を全力で応援するFrogとCOSカナダ留学サポートデスクがバンクーバーにはあります
- COSカナダ留学サポートデスクお問い合わせ
はじめに:バンクーバーでIT(Webや映像制作など)を学ぶ理由、メリットは何?
ITを学ぶためのオススメの学校を紹介する前に、「なぜバンクーバーでITを学ぶべきなの?」という素朴な疑問にお答えします。
1. IT産業が盛んで有名IT企業の多くがバンクーバーを拠点にしている
IT産業都市バンクーバーには、世界的に有名な企業のオフィスがたくさんあります。例えば、クリエイティブ系であれば誰でも知っているような以下の企業もバンクーバーにオフィスを構えています。
■ Hootsuite(本社:バンクーバー)
■ Sony Pictures Imageworks Inc.(本社:バンクーバー)
■ Microsoft
■ Slack
■ Amazon
また、世界で最も急速に成長するVR/AR/MR産業のハブの1つとしてバンクーバーの名が挙がることも。スタートアップが生まれやすい環境もあります。
2018年には世界最大のCGの祭典シーグラフ(SIGGRAPH)がバンクーバーで開催されたり、米インターネット通販最大手Amazonがバンクーバーでの事業を拡張することを発表したことも話題となりました。
そんなテック系の大企業はカナダ・バンクーバーでの開発拠点の拡大を図っていて、チャンスと実力とさえあれば上記のような大手企業に就職できる可能性も否定できません。
さらに、バンクーバーはアメリカのシアトルやシリコンバレーへのアクセスが良いこともメリットの一つです。(シアトルなら車で3時間ほど、シリコンバレーなら飛行機で約2時間)
クラウド・コンピューティングの首都、ポートランドとあわせてシリコンフォレストとも評されるシアトルには、以下のようなIT企業があるので、一見の価値あり。
バンクーバーからIT企業をめぐる旅行をしてみるのも、良い刺激になるかもしれません。
■ Amazon本社(要予約・月に2回オフィスを一般公開している)
■ Nintendo of America本社(一般公開無し)
■ Snapchat
※2018年には世界中で話題になったレジ無しコンビニ Amazon Goもシアトルに誕生
また、将来的にシリコンバレーで働きたいという人が、前段階としてバンクーバーに来て経験を積んでいるケースも多いと言われています。
2. 多国籍な環境で英語が学べるので、将来の幅が広がる
将来グローバルに活躍するには、英語は必須。そして、異なる国の人たちと働くことになる可能性も高いはずです。
しかし、英語は英語でも出身国によって独特な訛りがあったりするので、慣れるまで聞き取ることが困難なケースもあります。
移民の国カナダ・バンクーバーのダウンタウンを歩けば、フィリピン、メキシコ、イタリア、フランス、タイ、韓国、イギリス、インドなど様々な国の言語が毎日飛び交っています。
つまり、バンクーバーは各国出身の人の英語を聞き取る練習&異文化を知るには最適の場所といえます。
また、ITの知識に加えて英語と日本語が使える即戦力のバイリンガルは日本でも重宝される人材なので、帰国後も活躍できる幅が広がるはずです。
3. 英語で専門知識を学ぶことで、現地就職の可能性UP。職種によっては日本より平均時給が高かったり、残業をしない文化はやっぱり嬉しい
英語でITの専門知識を学べば、バンクーバーでそのまま就職 → 移民という道も十分考えられます。
また、IT系プログラムを提供している学校では現地企業での経験も積めるCo-opプログラムを提供しているところも多いので、頑張り次第でより現地企業への就職のチャンスが広がります。
そして、バンクーバーは給与の面でも魅力的である場合も。以下、2つの職業の日本とバンクーバーの平均年給を比べてみました。(※$1= 82円として計算。職種や会社により差があるので、あくまで参考程度にしてみてください。)
■ ソフトウェアエンジニアの推定平均年給 (参照:求人サイトindeed / 求人サイトglassdoor)
日本 | バンクーバー |
---|---|
年給 527万円 | 年給 $71,000 (日本円で約582万円) |
■ システムエンジニアの推定平均年給 (参照:求人サイトindeed / 求人サイトglassdoor)
日本 | バンクーバー |
---|---|
年給 480万円 | 年給 $82,000 (日本円で約672万円) |
また、バンクーバーには残業の概念がほとんどありません。
効率良く、勤務時間内に仕事をこなす人が、「仕事の出来る人」と評価されるので、無理のない仕事量、スケジュール管理で定時に帰宅できる環境が実現されています。
仕事後の空いた時間に、新しいプログラミング言語や英語を勉強をしたり、ミートアップに参加して新しいビジネスコネクションをつくったりすることも可能です。
本気のIT・クリエイティブ留学したい人にオススメの学校とプログラム7選
それではここで、バンクーバーのIT業界に精通しているFrogが本気の人にオススメするITが学べる学校とプログラムを紹介します。
学校選びに悩んでいる人、これからバンクーバーで留学を考えている人、ぜひ参考にしてみてください。
1.British Columbia Institute of Technology(BCIT)(ブリティッシュコロンビア工科大学)
カナダの名門工科大学がBCIT(ビー・シー・アイ・ティー)です。
下の写真はバーナービー市にあるメインキャンパスです。その他にもダウンタウンやノースバンクーバーなどにもキャンパスがあり、プログラミングやデザインなど専門的なスキルを身につけられる授業を多く開講。
即戦力になるスキルと知識を身につけられることから、就職にとても強いと言われています。
さらに公立大学なので卒業後に最大3年間のポスト・グラデュエーションビザ(カナダ国内のどんな企業でも期間内であれば働くことができるオープンワークビザ)を取得可能で、永住権取得につなげやすいという魅力があります。
課題が多いことで有名なので入学にはそれなりの覚悟が必要ですが、頑張り次第でしっかりとした実力が身に付くはずです。
プログラム1:Digital Design and Development(Diploma / 2年間)
デジタルデザインを中心に学びながら、Web開発も学ぶことができるバランスの取れたプログラムです。
デザインに関しては、Web だけでなくゲームやモバイルのUI/UX、そしてグラフィックや3D も取り扱っているため、応用力が身に付きます。
他にも動画編集やプロジェクトマネジメントなど授業は多岐に渡っていて、プログラムの最後には2ヶ月のインターンシップもあるので、卒業前に現地の企業で就労経験もできます。
プログラム2:New Media Design & Development(Diploma / 18ヶ月)
以前は1年間修学のCertificateプログラムでしたが、2019年よりボリュームを増やし18ヶ月のDiplomaプログラムになりました。
ウェブ制作やその周辺のデザイン、動画編集や著作権法なども総合的に学習します。
New Media Design & Developmentプログラムの卒業生の多くが、バンクーバーのクリエイティブ・エージェンシーで働いているので、その後の就職活動時にも有利になる可能性も十分にあります。
プログラム3:Computer System Technology(Diploma / 2年間)
BCITの中でも課題が多いことで有名なプログラムが、Computer System Technology。
課題が多い分、卒業後にはプログラミングに関する強いスキルセットを手に入れることができるはずなので、深い知識を持ったソフトウェア開発者を目指している人に最適なプログラムです。
また、条件によっては学期の途中で Co-op を使った就労経験を積むことが可能です。入学基準が高く設定されているので、入念な準備が必要!
2.Cornerstone International Community College of Canada (CICCC)(コーナーストーン)
ダウンタウンのウォーターフロント駅から歩いてすぐのところにある立地条件抜群のキャリアカレッジが Cornerstone International Community College of Canada (CICCC)。
カナダ政府の認可指定校として留学生の受け入れを積極的に行っていて、学生ビザにて職業訓練コースで就学しながらパートタイムでアルバイトすることも可能です。
他の学校に比べ授業料が比較的リーズナブルな点、生徒がスキルを伸ばすために必要なIT環境が揃っている点、Cornerstoneの有給インターン就職率は100%という点も魅力です。
プログラム4:Web & Mobile Application Development Co-op Diploma (Diploma / 2年間)
Web開発とアプリ開発に特化した技術を身に付けることができる1年修学+1年就労のプログラムです。
プログラム内容は、ワイヤレス/モバイル技術、モバイル端末向けWEB開発、リッチメディア開発(Photoshop & Illustrator習得)、Android / iOS アプリ開発&プロジェクト開発、C言語およびObjective-Cプログラミング言語など多岐に渡るので、ITの総合力が身に付きます。
また、Web & Mobile Application Development Co-op Diplomaプログラムを履修する方は、英語力に不安がある場合、2ヶ月の無料ESL英語クラス(月額1,200カナダドル相当)を事前に受けることができるので、専門分野を英語で学ぶ自信がない人にも受講しやすいメリットもあります。
さらに、Co-opにより1年間という長い期間現地の企業で職務経験を積むことができるので、卒業後の就職活動に活かせます。実力と機会さえあれば、Co-op先の企業で継続して働くことも夢ではありません。
3.Vancouver Institute of Media Arts(VanArts)(バンアーツ)
キャンパスはダウンタウンのグランビル駅からすぐというアクセスしやすい位置にあり、メディアアートの分野で定評がある専門学校が VanArtsです。
特にアニメーションで有名で、2018年度のアニメーション系の学校ランキングで世界の中で第5位に選ばれるほど人気が高い学校です。
そんな VanArts では、WebデザインとWeb開発をバランスよく学べるプログラムが用意されています。
プログラム5:Web Development & Interactive Design(Diploma / 1年間)
Web Development & Interactive Design @ VanArts from VanArts on Vimeo.
VanArtsのプログラムはカリキュラムと講師の質が高い(講師は大手制作会社やフリーランスなどの現役クリエイターが多い)と言われていて、特にデザインに関してはレベルの高いスキルを身に付けることができると評判です。
また、1クラス12人前後という徹底した少人数制で講師に質問もしやすい環境で、ウェブ制作をベースにデザインとディベロップメントが50/50の割合でカリキュラムが組まれているので、しっかりと実力を伸ばすことができます。
変化の多いWeb業界でのスタンダードに対応した授業が用意されているので、HTML+CSSやPHPなどの基礎から最先端の技術まで幅広く学ぶことができます。
4.RED Academy(レッドアカデミー)
サウスグランビルに校舎がある RED Academy は、デザイナー、ディベロッパー、デジタルマーケターを目指している方に人気の専門学校です。
短いもので3ヶ月、長いものでは2年に渡る様々なプログラムがあり、予算に合わせてプログラムを選ぶことが可能です。特にUXの分野に力を入れていて、バンクーバーエリアではUXデザインを実践的に学ぶことが出来る貴重な学校です。
授業では実際のクライアントがいる案件を通して、クラスにいながらでも働く経験を積んでスキルアップを狙うことができます。また、生徒たちはマーケティング、デザイン、Web開発のプログラムの垣根を超えたチームを作り、実際の仕事場で必要なチームワークも学べます。
さらに地元のコミュニティと連携が強い学校であり、業界内でのコネクションも作りやすいのも特徴。現地で就職する際のきっかけになるかもしれません。
プログラム6:Web Developer Professional Work and Study(1年間)
クリエイティブエージェンシーで実際に使われているWebのフロントエンドの技術を中心に、実践的なスキルを身に付けることができるプログラムです。
HTML5+CSS3、JavaScript、GULP、PHP、Wordpressなどの基礎をしっかり学ぶことができるので、将来フロントエンドのWebディベロッパーを目指している方に最適。
また、キャリアサポートも充実しているので、Co-op期間(6か月間)の就労先も探しやすい魅力があります。さらに深いスキルが得られる2年間のプログラムもあります。
プログラム7:UX Designer Professional Work and Study(1年間)
バンクーバーでUXデザインを学ぶなら、授業の質や実績から見て RED Academy が間違いなく最有力候補!
UXデザイナーに必須であるリサーチやプレゼンテーションなど、デザイン以外の分野も包括的に学ぶことができます。
デザイナー向けの2年間のプログラムもあり、UIデザインも含めたフルスタックデザイナーになるためのスキルを身につけることが可能です。
留学の夢は膨らむばかり!だけど、ITの勉強は覚悟と適性も必要
ということで、気になる学校はありましたか?
ここまで、バンクーバーでITを勉強する魅力やテック系のオススメプログラムを紹介してきました。IT業界ってやっぱり魅力的ですよね!
ただ、冒頭にもお伝えしましたが、バンクーバーでIT留学を考えている人にまず知ってもらいたいのは、「ITの勉強ってそんなに簡単なものじゃない」ということ。
例えば、プログラミング言語(C+、Java、PHPなど)の表面的な学習だけでは実際の仕事の現場において十分とは言えません。会社に雇われるための技術力を身に付けるには、それなりの努力と時間が必要です。
また、例えばWebエンジニアとして働きたい場合、HTML、CSS、JavaScript以外にもバックエンドのプログラミング言語やアルゴリズムやシステム設計方法などの幅広い知識と能力が必要になります。テックの世界は他の業界と違って変化がものすごく早いので、最新の知識を常に身に付ける努力も必要です。
特にプログラミング初心者の方は、英語とプログラミングの勉強の両立につまづいてしまう学生も少なからずいます。せっかくの留学、挫折して夢なかばに日本に帰ってしまうのは本当にもったいないですよね。
IT留学をする前に、「留学は楽しいことばかりじゃない」ということを肝に銘じておく必要があるかもしれません。
本気でIT・クリエイティブ留学を考えている人を全力で応援するFrogとCOSカナダ留学サポートデスクがバンクーバーにはあります
でも、「本気でITの勉強をして、将来はIT・クリエイティブ分野で絶対活躍したい!」という人には、強い味方がバンクーバーにいます。
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COSカナダ留学サポートデスクお問い合わせ
※お問い合わせの内容は、COSカナダ留学サポートデスクを通じて、Frogにも届きます。
COSカナダ留学サポートデスク
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