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みなさんはバンクーバーに来てから魚、食べてますか?
カナダでは、日本では見かけない珍しい魚もたくさんありますよね。でも、
魚を買おうにも、どれが何の魚かわからない・・・。
魚屋さんでどうやって買えば良いかわからないから、いつもパックの切り身ばかり・・・。
と悩んでいる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか??
そこで今回はそんな悩める方のために、魚の日本語名や、魚屋さんのカウンターでの買い方をご紹介します!!
この魚、何の魚?
まずはT&TやSafewayなどのスーパーでよく見かける魚から。
Salmon サケ
言わずと知れたカナダの代名詞!カナダと言えばサケ!!これはもうみなさんお分かりですね。日本語でもサーモンとよく呼ばれています。スーパーでも一番多くディスプレイに並んでいます。
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Trout マス
サケによく似た魚です。スーパーでは主にRainbow Trout(ニジマス)が売られています。Rainbowというだけあって、きれいな色ですね〜!
サケと同じように塩焼きやムニエルなどで食べると美味しいです。
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Cod マダラ
最も一般的なタラと言えばこれ。日本で言うマダラはPacific Codと呼ばれますが、他にもAtlantic Cod(タイセイヨウダラ)などの種類もあります。焼いたり蒸したり、鍋料理の具材としても使ったりと非常に人気の高い魚ですね。
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Pollock スケトウダラ
Alaska Pollock(アラスカ・ポロック)などの種類があります。こちらはCodに比べて値段が若干安くなってます。すり身などの加工品でよく使われますが、普通に料理をしても美味しく頂けます。卵巣を加工したものが、たらこです。
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Cod Roe (または Pollock Roe)タラコ / Salmon Roe イクラ
Roeとは魚の卵の意味です。タラの卵なのでCod Roe、サケの卵なのでSalmon Roeです。わかりやすいですね!
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Haddock ハドック(モンツキダラ)
こちらも鱈の仲間ですが、日本では見かけない種類です。フィッシュ・アンド・チップスの材料として一番良く使われる魚です。
Halibut オヒョウ
あまり聞き慣れない名前ですが、大型のカレイの仲間です。ムニエルやフライにして食べるのが一般的です。フィッシュ・アンド・チップスの材料としても人気の魚です。
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Sole ヒラメ
日本でもよく食べられる魚で、高級魚とされています。写真はフライにしていますが、お刺身や煮付けにしてもおいしいですよね。
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Turbot イシビラメ
日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパでは高級魚として重宝されており、焼いたり茹でたりして食べられるようです。
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Whiting ホワイティング(メルルーサ)
あまり聞き慣れない名前ですが、給食で出てきた!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。日本では学校給食や外食産業でよく使われます。主にフライにして食べられます。
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Basa バサ
ベトナムなど東南アジア原産のナマズの仲間です。タラに似た味で、焼いたりフライにしたりして食べられます。
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Red Snapper タイ
こちらは日本でお馴染みのマダイではなく、フエダイという種類の魚です。高級魚として扱われ、焼いても煮ても非常に美味しい魚です。
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Tilapia ティラピア
アフリカ原産の川魚です。繁殖力が非常に強く、気性が荒い魚としても知られています。見た目や味がタイに似ていることから、日本ではイズミダイとも呼ばれています。
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Milkfish サバヒー
日本ではあまり馴染みのない魚ですが、東南アジアでは人気の白身魚です。淡白な味で小骨が多く、台湾ではよくお粥にして食べられます。中華料理屋さんでお粥をオーダーするときに見かけるかもしれません。
その他魚介類の日本語名
英語 | 日本語 |
---|---|
Tuna | マグロ |
Sardine | イワシ |
Mackerel | サバ |
Spanish Mackerel | サワラ |
Horse Mackerel | アジ |
Sea Bass | スズキ |
Yellowtail | ハマチ・ブリ |
Bonito | カツオ |
Butterfish | マナガツオ |
Saury | サンマ |
Grouper | ハタ |
Blowfish | フグ |
Monk Fish | アンコウ |
Eel | ウナギ |
Conger Eel | アナゴ |
Shellfish | 貝・甲殻類 |
Squid | イカ |
Cuttlefish | コウイカ |
Octopus | タコ |
Prawn | クルマエビ |
Shrimp | 小エビ |
Oyster | カキ |
Mussels | ムール貝 |
Scallops | ホタテ |
Clam | アサリ |
Sea Cucumber | ナマコ |
Abalone | アワビ |
Sea Urchin | ウニ |
などがあります。
カナダで扱われている魚介類のリストは、カナダ食品検査庁(CFIA)のFish Listのページに載っています。
他にもわからない魚があれば参照してみてはいかがでしょう。
魚屋さんでの買い方
スーパーで見かける魚はほとんどが冷凍ものですが、魚介類専門店(フィッシュ・マーケット)などのいわゆる魚屋さんに行けば、新鮮な魚を買うこともできます。
カウンターでは量り売りが基本!
カナダの魚屋さんのカウンターでは、大量の氷の上に乗った切り身や魚まるごと1匹が、100g単位や1ポンド単位(1ポンド=約450g)で量り売りされています。自分の欲しい量を店員さんに伝えると、その場で切り分けてくれます。
天然もの・養殖ものの表示もチェック!
カナダで売られている魚にも、もちろん天然ものと養殖ものがあります。養殖ものは天然ものに比べて格段に運動量が少ないので、脂が乗っています。
下の写真のように、養殖ものには「FARMED」、天然ものには「WILD」と表示されていますので、気になる方はチェックしてみてください。
質問や下処理のお願いをしてみよう!
日本の魚屋さんは、
魚がさばけない・・・
さばいた後の後片付けが大変・・・
とお困りの方のために魚の下処理をしてくれるお店がありますよね。
でも、ここカナダではどうなの??
大丈夫!
そこは魚のプロ。こちらカナダでも、頼めばいろいろやってくれます!例えば
- この魚はどこでとれたもの?
- 今が旬の魚はどれ?
- 3枚におろして!
などの質問に答えてくれたり、さばいてくれたりするんです。
しかも無料!!!
でもでも!英語でどうやって頼めば良いかわからない!!
ということで、ここで魚屋さんに下処理をお願いするときに使える英語をいくつかご紹介します!
魚屋さんで下処理のお願いをするときに使える英語
Scale a fish.
スケール・ア・フィッシュ
Scaleとはうろこのことです。Scale a fish と言うことで、「うろこを取る」という意味になります。
Skin a fish.
スキン・ア・フィッシュ
Skinとはご存知、皮のことですね。Skin a fishと言うことで、「皮を取る」という意味になります。
Gut a fish.
ガット・ア・フィッシュ
もしくは
Clean a fish.
クリーン・ア・フィッシュ
Gut(ガット)とは、はらわたのことです。Clean a fishは、直訳で「魚をきれいにして!」という意味ですが、同時に「はらわたを取って!」と言う意味になるんです。簡単ですね〜!
Fillet a fish.
フィレー・ア・フィッシュ
「牛フィレ肉」などで使う「フィレ」という言葉。「切り身」という意味なんです!ちなみに
Fillet a fish in 2 pieces.
2枚におろして
Fillet a fish in 3 pieces.
3枚におろして
という風にも使えます。
Bone a fish
ボーン・ア・フィッシュ
Boneは骨のことなので、bone a fishで「魚の骨を取る」という意味になります。
ちなみに切り身の中の骨を取ってもらいたいときは、
Remove pin bones from a fish
リムーヴ・ピン・ボーンズ・フロム・ア・フィッシュ
と言うと良いでしょう。これでお子さまでも安心して食べられますね!
注意
全てのスーパー、フィッシュ・マーケットでさばいてくれるか確認を取ったわけではないので、念のため電話で聞いてみると良いでしょう。
また、サービスによっては料金がかかる場合もあります。
お刺身用の魚について
お刺身用の魚には、必ず「Sashimi Grade」や「Sushi Grade」と言った表記がされています。食中毒などの危険性を避けるためにも、Fujiyaなどの日系の魚屋さんで買うことをおすすめします。
というわけで、いかがでしたか?
スーパーやフィッシュ・マーケットで魚を買うときに参考にして頂けたらと思います!