【レシピ】レモンの香りが引き立つリッチクリームチーズケーキ+相性抜群のソース

   
  

「清水なおみのとっておきレシピ」

こんにちは。清水なおみです。
料理はハートで作るもの! 皆さんも、どうぞクッキングを楽しんでくださいね。

今回は、私のとっておきのチーズケーキのレシピをご紹介します。チーズケーキのレシピは数えきれないほど持っていますが、その中でもいちばんのおススメがこの「リッチクリームチーズケーキ」です。

私は毎年クリスマスには、このケーキをたくさん作っていろいろな人にプレゼントすることにしています。皆さんにとっても喜んでいただいています。

実はね、私はチーズケーキが大好物なんです。(残念ながら、今は食事制限で食べられなくなってしまいましたが。。。)以前は、大好きなチーズケーキを食べに、わざわざWhite Spot(バンクーバー界隈で有名な老舗のファミリーレストラン)まで行っていたんですよ。

とってもおいしいのでレシピを聞いたのですが、企業秘密?で教えてもらえず、それならばと一念奮起して実験を繰り返して作り上げたのが、このレシピです。

控え目に言ってもレストランに出せるレベル、もしかするとレストランの上をいくのではないかというほどの私のお薦めレシピです。

火を通さないタイプの濃厚なレアチーズケーキですので、レモンの爽やかな香りが引き立ちます。チーズケーキ好きの方には、ぜひ食べていただきたいと思います。

そしてまた、このチーズケーキに相性抜群なのが、オレンジジュースと生のイチゴで作るソースです。

見た目も本当に美しくなりますし、スッキリとした爽やかなソースがチーズケーキのおいしさを引き立たせてくれます。そして簡単!これはもう、ぜひ一緒に作っていただきたいです。

チーズケーキにた~っぷりかけてお召し上がりくださいね。余ったソースは、そのまま食べてもおいしいですが、ヨーグルトやアイスクリームに添えてもまた違ったデザートになります。

*注意点
ひとつだけ、注意点があります。このケーキ、一年中いつでも作って楽しむことができるのですが、火を通していませんので真夏の暑~い時期は避けてください。涼しめの時期に作ることをお勧めします。

食品の安全も大切ですので、必ず冷蔵庫に入れてなるべくお早目にお召し上がりくださいね。

材料は、特別なものは何も使っていません。スーパーで手に入るものばかり。手順もとっても簡単です。こんなすてきな手作りのチーズケーキで、ワンランクアップのティータイムをどうぞお楽しみください。

第18回レシピ(難易度 ★★☆):Rich Cream Cheese Cake with Strawberry & Orange Sauce(リッチクリームチーズケーキ&オレンジジュースと生のイチゴで作るソース)

<材料> 約10インチ(約25センチ)の底が抜けるタイプのケーキ型 1個分

*北米の1カップは約250mlです。

クラスト(ショートブレッド)

  • All-Purpose Flour(中力粉)  1+1/3カップ(約330ml)
  • バター (室温)   大さじ8(約95g)
  • 砂糖       1/4カップ(約63ml)強 
  • 卵黄           1個分(M サイズの卵)
  • 塩     ひとつまみ
  • レモンの皮(おろす)  1/2個分

フィリング

(A)

  • 牛乳    1カップ(約250ml)
  • 砂糖    1カップ(約250ml)
  • 塩     ひとつまみ
  • レモンの皮(おろす)1個分
  • 卵黄    4個分(M サイズの卵)

(B)

  • 水    大さじ4
  • ゼラチン(Knox Gelatine) 2袋(約15g)

(C)

  • 生クリーム     2カップ(約500ml)
  • クリームチーズ(250gの箱・室温)  2箱(500g)

オレンジジュースと生のイチゴで作るソース

  • 砂糖 大さじ3
  • コーンスターチ 小さじ2
  • 塩  ひとつまみ
  • オレンジジュース(果汁100%) ½カップ(125ml)
  • バター  大さじ2(25g)
  • イチゴ(1/4にスライス) 1カップ(250ml)

<作り方>

クラスト

* オーブンを375F(約190℃)に温めておく。

① 粉の中にバターを入れ、細かいそぼろ状になるまで手でもみ合わせる。
(パイ生地を作る要領で。)

② 残りの材料を加えてひとつにまとめ、冷蔵庫で30分休ませる。

③ 生地を取り出し、型の底に手でまんべんなく延ばす。
(この時、クラストの縁の部分を少しだけ高くしておくと、後で切り分けやすい。)

④ フォークで全体に穴をあけ、オーブンで10~15分焼き、冷ましておく。

フィリング

① (C)の生クリームを電動ミキサーで、角がピンと立つまで泡立てる。冷蔵庫で冷やしておく。

② 材料(B)のゼラチンを水でしとらせて、湯煎で温めておく。

③ 材料(A)をすべて鍋に入れ、泡立て器でかき混ぜながら弱火で加熱する。(ボコボコと少し泡立つくらいまで)

④ ②を③の中に入れ、冷ます。

⑤ 別のボールで、(C)のクリームチーズを電動ミキサーで撹拌して柔らかくする。

⑥ ④が冷めたら、クリームチーズを混ぜいれ、さらに生クリーム を混ぜる。(電動ミキサー使用。)

⑦ クラストの入った型に流して、冷蔵庫で冷やし固める。(6~8時間)
 

オレンジジュースと生のイチゴで作るソース

① 小さめの鍋に、砂糖、コーンスターチ、塩を入れる。

② オレンジジュースを加えてかき混ぜながら中火にかけ、ソースが濃くなり泡が立ちはじめたら火からおろす。

③ バターを入れて溶かす。

④ イチゴを加え、蓋をして室温に4時間ほど置き、その後は冷蔵庫で保存する。

*切り分けたチーズケーキにソースをかける。

<ポイント>

・クラストのショートブレッドは、パイ生地の要領で作ります。

・ゼラチンは、匂いや味のついていないプレーンなゼラチンを使います。カナダでは、スーパーの製菓材料のコーナーにあります。

・クリームチーズは意外と固いので、そのままでは電動ミキサーが壊れてしまいます。キッチンバサミで細かく切ってから、ミキサーで撹拌しましょう。

・こんなツール(↓)で表面に模様をつけると、さらに素敵な仕上がりになります。

 

主婦の友社から「ナオミのカフェ(Naomi’s Cafe)」好評発売中!Kindleでも購入可能です

※以下、LifeVancouver編集部による文章です。

1971年から25年間、カナダ人に愛されたニューウェストミンスターのカフェ「Naomi’s Café」。

そんなNaomi’s Café に集まる人たちとの笑いと涙と“愛”にあふれた数々のストーリーと、なおみさんの人生を書き綴った本が、2022年1月31日に主婦の友社から出版されましたよ。

■ 主婦の友社からの購入リンク(電子書籍でも発売されています。)
「ナオミのカフェ」清水なおみ 著  (主婦の友社)

 
ちょっと元気の出ない方、人生に行き詰まっている方、人と関わることがしんどくなっている方。。。

そんな方は、ぜひこの本を手に取って、清水なおみさんに元気を分けてもらってください。Kindleでも購入できるので、カナダ在住の方もぜひ!

また、大好評となっているナオミ先生のクッキングクラスも不定期で開催されています。すぐに定員になってしまうので、興味がある方は Naomi’s Cafe Vancouver のFacebookページのお知らせを定期的にチェックしておきましょう。

それでは、次回のレシピもお楽しみに。

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