バンクーバー水族館を守りたい!水族館とホワイトキャップスがマスクを販売⇒4万枚以上が売れる

   
  

新型コロナウイルスの影響が続いているバンクーバー。

先月3月中旬には、Ocean WiseのCEO Lasse Gustavsson氏がバンクーバー水族館は迅速な財政支援を受けない限り2か月以内に閉館せざるを得ないことを認め、大きなニュースとなりました。

そんな中、60年以上バンクーバーの人たちや観光客に愛されてきたバンクーバー水族館をどうにかして守ろうと、バンクーバーホワイトキャップスと水族館がタッグを組んで、マスクをつくって販売していることが話題になっています。

 

閉館の危機。バンクーバー水族館とホワイトキャップスがマスクを販売⇒4万枚以上が売れる

3月17日から新型コロナウイルスの影響により一時閉館となっているバンクーバー水族館。非営利団体であり、主に入館料によって支えられているため、今回の一時閉館により営業収益はゼロとなっています。

人々からの支援無しには今後水族館の運営は困難であることも発表され、 “Save the Vancouver Aquarium” キャンペーンが始まり、現在ドネーションを募っています。

そんな中、バンクーバーに本拠地を置くサッカーチーム「ホワイトキャップス」がバンクーバー水族館を助けるためにタッグを表明。カスタムデザインのマスクを作成して、現在バンクーバー水族館のウェブサイトでオンライン販売を行っています。

種類は以下4種類です。子ども向けのものも用意されていますよ。


photo from vanaquashop.org


photo from vanaquashop.org


photo from vanaquashop.org


photo from vanaquashop.org

このポリエステル100%非医療用・再生利用可能マスクは、バンクーバーホワイトキャップスによってカスタムデザイン・生産されているもの。売上はバンクーバー水族館に寄付されます。

サイズも大中小と選ぶことができるので、子どもから大人まで利用することができます。

価格は大中が1枚 19.99ドル、小(子ども用)が17.99ドル(送料は別です)となっています。

そして、4月25日時点ですでに2万5千枚以上が売れていましたが、なんと4月26日時点で4万2千枚が売れています。多くの人がバンクーバー水族館を助けたいと思っていることが分かりますよね。

ちなみに注文したマスクは5月の第一週から随時配達されることになっています。すぐに配送されるわけではないので、注意してください。
 

 

最後に:バンクーバー水族館に暮らす生き物の世話に少なくとも月100万ドルが必要

バンクーバー水族館によると、水族館にいる70,000匹の生き物の世話をするためには、少なくとも月に100万ドル(2020年4月26日の相場で約7,600万円)が必要とのことです。

また、もし本当に閉館することになる場合、生き物たちの新しい家を探す必要も出てきます。

金銭的に余裕が無いという方も多い時期ですが、バンクーバー水族館が閉館しなくてもいいようにマスクを購入してみてはいかがでしょうか。

「マスクはたくさん持っているから必要ない」「送料がかかるから悩んでいる」という方は、バンクーバー水族館の公式サイトから通常のドネーションもすることもできますよ。


photo from vanaqua.org

バンクーバー水族館
【公式サイト】

バンクーバーホワイトキャップス
【公式サイト】

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