We’re launching the new Canada Groceries and Essentials Benefit. That’s going to put hundreds of dollars more into the bank accounts of over twelve million Canadians, starting this year.
We’re building a stronger economy, and some of the biggest payoffs will take time to be…
— Mark Carney (@MarkJCarney) January 26, 2026
マーク・カーニー首相は、世界的な経済変動や供給網の混乱によって家計への圧力が続くなか、国民の生活を支える取り組みを強化するとしています。
そして2026年1月26日、食料品やその他の生活必需品の価格負担を軽くするための新たな経済対策「Canada Groceries and Essentials Benefit」を発表しました。

2026~27年度から2030~31年度にかけて、低所得および中所得層 1,260万人のカナダ国民の銀行口座に年間数百ドルが新たに振り込まれることになります。
カナダ食料品・生活必需品給付金(Canada Groceries and Essentials Benefit)を創設。その内容は?
LIVE: Making your life more affordable • EN DIRECT : Rendre votre vie plus abordable https://t.co/Kgp5UG7gHq
— Mark Carney (@MarkJCarney) January 26, 2026
カナダ連邦政府は、多くのカナダ国民が日々の生活費の負担を感じていて、今すぐに支援を必要としていることを認識しているため、「Canada Groceries and Essentials Benefit」を発表しました。これまでの消費税(GST)クレジットを基盤とした新制度です。
この給付金はインフレ率に連動し、既存の物品サービス税(GST)控除を基盤として、6年間で117億ドルの追加支援を提供します。GSTクレジットの受給額が25%増額され、2026年7月から5年間適用予定となっています。
さらに今年(2026年)には一度限りの増額給付金として、通常の約50%分が追加で支給されます。この一度限りの増額給付金は「今春できるだけ早く、遅くとも2026年6月までに支払われる」と政府のサイトに記載されています。
To support those most affected by the rising price of food, the government is proposing the new Canada Groceries and Essentials Benefit to help more than 12 million Canadians.
Details: https://t.co/T4oVtPFgCc pic.twitter.com/HzEqHp4kmp
— Finance Canada (@FinanceCanada) January 26, 2026
4人家族
最大約1,890カナダドル(2026年のみ)給付
その後、2030~31年度まで年間約1,400ドル給付
1人暮らし
最大約950ドル(2026年のみ)給付
その後、2030~31年度まで年間約700ドル給付
| 世帯タイプ | 2026-27 基本額(上限) (A) |
50% 上乗せ(Top-Up) (B) |
2026-27 金額の25%増額 (C) |
増額合計(Top-Up+25%増) (B)+(C)=(D) |
受け取る合計額(基本額+増額) (A)+(D) |
|---|---|---|---|---|---|
| 単身(Single) | $543 | +$267 | +$136 | $402 | $950 |
| カップル+子ども2人(Couple, 2 kids) | $1,086 | +$533 | +$272 | $805 | $1,890 |
※前提:2026年3月31日までにRoyal Assent(法案成立)が得られる場合。端数処理により、合計が一致しない場合があります。単身の例は「子どもなし」を想定。
受給者は追加給付金の申請は不要ですが、上乗せ給付金を受け取るには、まだ2024年度の確定申告を済ませていない場合は提出する必要があります。また、2026年7月以降に増額されるカナダ食料品・生活必需品給付金を受け取るには、2025年度の確定申告を提出する必要があります。

photo from canada.ca
食料供給の安定化と生産側支援も
政府は国民への支援金だけでなく、食料供給の安定化と生産側支援も打ち出しています。
サプライチェーンの混乱によるコストを企業の負担にしないために、戦略的対応基金から5億ドルを確保。また、中小企業支援のため、地域関税対応イニシアティブのもと、1億5,000万ドルのの食料安全保障基金を設置します。
さらに、食料生産コストの削減のため、温室施設の即時償却制度を導入し、食料生産設備への投資を促進し、中期的に国内供給の増加と食料生産への投資を支援する予定です。フードバンクへの当面の負担も軽減するため、政府は地域食料インフラ基金に2,000万ドルを配分するということです。
We’re giving millions of Canadians the relief they need now, as we build a stronger, more resilient economy for the long-term. pic.twitter.com/jFlGJ69v2D
— Mark Carney (@MarkJCarney) January 26, 2026
カーニー首相は声明で、「カナダの最も素晴らしい点の一つは、成功するために裕福に生まれる必要がないことです。この根本的な価値を守るため、私たちは誰もが恩恵を受けられる、より力強い経済を構築し、より良い賃金で何千もの新たなキャリアの機会を創出しています。また、コストを削減し、カナダ国民が今必要な支援を確実に受けられるようにするための新たな措置も導入しています。私たちはカナダを強く築いています。なぜなら、互いに支え合い、誰もが前進する機会を得られるとき、私たちは最も強くなるからです。」と述べ、生活費の高騰に対応する取り組みを強調しました。
カナダ食料品・生活必需品給付金への一時的な上乗せと5年間の増額に関する法案は、今後数週間以内に提出される予定です。この支給は、法案の議会承認および国王裁可を待って行われます。
新しいカナダ食料品・生活必需品給付金は、引き続き7月、10月、1月、4月の四半期ごとに支給されます。
