バンクーバー国際空港は、先日9月4日から国内線ABCゲートのチェックポイントを、最先端の CATSA Plus コンピューター断層撮影 (CT) X 線装置を備えて再開しました。(現在5台のCT装置があります)
カナダで初めて、機内持込手荷物検査にCATSA Plus コンピューター断層撮影 (CT) X 線装置 を導入した空港となります。CT技術は、高度な3次元回転画像を利用して、検査官が爆発物やその他の危険物を検出する能力を高めるとのことです。
この最新の装置が導入されたことにより、利用者は液体、エアゾール、ジェル(それぞれ100mL未満)、医療機器、ノートパソコンなどの大型電子機器を機内持ち込み手荷物から取り出すことなく、セキュリティスクリーニングを通過できるようになりました。
ピーク時の混雑を軽減し、乗客が空港内を移動する際、より柔軟に対応できるようになったということで、地味に嬉しい方も多いのではないでしょうか?
カナダ航空運輸保安局(CATSA)によると、今後数年かけてカナダ全土の複数の空港の保安検査場にコンピューター断層撮影(CT)技術を導入する計画をしているとのことなので、今後バンクーバー国際空港の国内線だけでなく、国際線でも利用できる可能性もあるかもしれません。