【写真】バンクーバーの観光地ガスタウンが夏限定で歩行者天国になりました

   
  

バンクーバーの人気観光地の一つといえば、どこまでも続く石畳の道路とレンガ造りの建物が印象的なガスタウン(Gastown)。バンクーバー発祥の地として知られていて、歴史のある場所です。

そんなガスタウンが、2024年7月と8月限定でパイロットプロジェクトとして歩行者天国になったことを皆さんご存知でしょうか?この期間中、 Water Street と Maple Tree Squareの一部は車両通行止めとなります。

このパイロットプロジェクトは、ガスタウンを誰にとってもより活気があり、清潔で、安全で、人に優しい目的地にするための取り組みの一環となります。

歩行者天国(Car-Free)エリアもあれば一部の車両が通行する Car-Light のエリアもあるので、歩行中には注意が必要ですが、歩行者により優しいエリアになったことで、くつろげる椅子やテーブルが設置されたり、パティオの拡張、イベントなども開催されますよ。

Car-light zone(地元の人のみ車両で通行可能)
Water Street, from Maple Tree Square to Cambie Street

Car-free zone(緊急車両のみ通行可能)
Maple Tree Square
Water Street, from Cambie to Richards Street


photo from vancouver.ca

「私たちはガスタウンを再活性化し、この象徴的な地区を人に優しく、安全で、清潔な目的地にするための大胆な措置を講じることに尽力しています。」「この夏、ウォーターストリートを活発な歩行者専用ゾーンに変更することは、ガスタウンが提供する活気あるビジネスやアトラクションを紹介する素晴らしい機会となります。」と、ケン・シム市長は2024年2月に述べています。

また、バンクーバー市の公共空間および道路利用担当ディレクターのLisa Parker氏は、「夏季を通じて実施されるこのパイロットプロジェクトは、ウォーターストリートを歩行者専用として恒久的に維持する方法を研究するためのものです」と語っています。

ということで、実際にガスタウンの歩行者天国はどんな感じになっているのか、LifeVancouverスタッフが写真を撮りに行ってきました。

上の写真のように、ストリートには多くの座れる場所が用意されていて、実際休んでいる人もたくさんいました。

また、一部店舗ではパティオがストリートにまで拡張していて、夏の天気の良い日には青空の下で気持ちよくご飯が食べられそうです。

さらにエリア内には、ストーリーテリングやガスタウンのビジネス一覧が記されたボードがありました。

今年の夏のイベント情報カレンダーも設置されていて、エリア内で音楽イベントやマーケットも随時開催されることが分かりました。8月1日にはガスタウン・プライドがキックオフとなりますよ。

ちなみに、Car-Lightエリアには hop on hop off など観光バスが停まるスペースも設けられていましたよ。

このパイロットプロジェクトは現状2024年の夏の間だけとなっているので、歩行者天国になっているガスタウンを体験してみたい方は、ぜひ足を運んでみてください。

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