バンクーバー新名所?イングリッシュベイのバージ、Barge Chilling Parkの看板誕生

   
  

2021年11月中旬、バンクーバーと近郊の天候が大荒れとなったことで、各地で多くの被害が起きたことは皆さんご存知のはず。

そして、強風によりバンクーバーでおなじみのイングリッシュベイにもバージ(Barge:平底の荷船)が砂浜に座礁(ざしょう)してしまいました。バージが流される映像は以下をご覧ください。

天候が回復してからは、このバージを撤去しようと何度も試行錯誤が行われていますが、いまだに移動できていないのが現状です。

そして、バージが座礁してからバンクーバーではバージを使ったコラ画像や、バージを背景にした記念写真などが多く見られるようになってきて、一種のパブリックアート&名所化しつつあります。(正式にはパブリックアートではありませんが・・・)

Lifevancouverの知り合いも最近「バージを見に行きたい。バージといっしょに写真を撮りたい」とよく言っていたのですが、先日晴れた日にバージの写真を撮ってきてくれました↓

皆さん、バージの座礁を面白がっている節がありますが、日本だとこうはならないかも??なんとなく、カナダっぽさを感じる方も多いのではないでしょうか?

Twitter では、EnglishBayBarge(@EnglishBayBarge)のアカウントも誕生。

4,000を超えるフォロワーがいることからも、座礁したバージが地元民から愛されている(?)のが伝わってきます。

また、誰かが石とバージをロープで繋いでいる写真もバンクーバーでちょっとした話題になっています。この無力感↓

Glad the barge is tethered to a rock. Wouldn’t want it moving. 😂 from vancouver

Same energy from vancouver

極めつけは、バンクーバー公園管理局(Vancouver Park Board)がバージが見えるあたりに「Barge Chilling Beach」というユーモア溢れる看板を設置。

個人だけではなく公園管理局がバージをネタにしてしまうというカナダっぽさ(?)がウケて、Twitterでは現時点ですでに5000件を超えるいいねが付いています。この投稿を見て笑ってしまったという方も多いのではないでしょうか?

さらに、既にGoogle Mapsにもバージ・チリング・パークが存在しているので、皆さんも確認してみてください。(仕事が早い)

最後に、タイミングはまだ未定ですが、バージは今後撤去される予定です。バージ・チリング・パークの看板も、バージが座礁し続けている限りはあるそうですが、一時的なものとのことです。

バージの写真を撮りたい方は早めにイングリッシュベイに行ってみてください。(※バージのあたりで撤去のための作業している方は撮らないようにしましょう)

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