アメリカの山火事の煙が原因のため、本日9月12日の午後12時55分時点でIQ Air の「Air quality and pollution city ranking」を見ると、バンクーバーが世界第2位に入っていました。
ダウンタウンの各所で写真を撮ってきましたが、昨日に引き続き煙たい状況です。https://t.co/OWggc6aZxr pic.twitter.com/L7Aw3oy5Vn
— バンクーバー現地情報🇨🇦 (@LifeVancouver) September 12, 2020
先日、米・ワシントン州やオレゴン州の火災による山火事の煙がメトロバンクーバーやフレーザーバレー地域を通過し、バンクーバーがとても煙たくなったことは現地にお住まいの方ならご存知かと思います。
IQAir の「Air quality and pollution city ranking」でも度々バンクーバーが世界1位になるなど、大きなニュースになりました。
今週は米の山火事の影響でバンクーバーは煙たく大気の状態が悪い日が続いていましたが、9月19日(土)午後1時現在で BC州の「Air Quality Data Map – Air Quality Health Index」を見ると、多くの地域で AQHI が「LOW」になっていますよ。https://t.co/rY5diKXpkU pic.twitter.com/Jspf6rQeRq
— バンクーバー現地情報🇨🇦 (@LifeVancouver) September 19, 2020
結局煙の影響は1週間以上続き、煙が晴れた際にはたくさんの人が喜びの声をSNSであげていましたが、メトロバンクーバー地域に再度煙がやってくる可能性があることが予測されています。
注意:米・山火事の煙がまたメトロバンクーバー地域にやってきそうです。でも今回はそこまでひどくならないという予測が出ています
A sunny stretch for much of BC but check the Air Quality Health Index (AQHI) forecasts: https://t.co/xJI8p4TFLG as smoke from California wildfires is moving north. Haze and moderate AQHI levels are expected. This event won't be as long or extreme as earlier this month. #bcstorm pic.twitter.com/LXuemXtolQ
— ECCC Weather British Columbia (@ECCCWeatherBC) September 29, 2020
ECCC Weather British Columbia によると、山火事が続く米・カリフォルニア州からの煙が北上しており、メトロバンクーバー地域に近づいています。
そして、早ければ30日(水)にはメトロバンクーバー地域で煙の影響を確認できるようになる可能性があるとのことです。
ただ、ECCC Weather British Columbia によると、今回の煙は前回のものよりはひどくならない&長くならないであろうという予測が立てられています。
また、CBCの気象学者 Johanna Wagstaffe氏は「煙の影響がどのくらい続くのかは分からないが、今週の後半は煙に備えてください」と述べています。
photo from British Columbia – Air Quality Health Index – Provincial Summary
実際に、上の「British Columbia – Air Quality Health Index – Provincial Summary」を見ると、本日29日(火)の夜は「3 Low Risk」ですが、30日(水)には「4 Moderate Risk」にレベルが上がる予測が立てられていました。(9月29日6AM時点の予測です)
また、CBCによると2020年のこの時期は気温が例年より高くなることが予想されていますが、煙の影響で今後気温が下がる可能性もあります。
前回は大気汚染がひどく High Risk の状態が長く続いていたので、今回の煙の影響がひどくならないことを願うばかりですね。
今週は念のため煙の濃度を定期的に確認してから外出するのがいいかもしれません。皆さん、十分にお気をつけください。