バンクーバーで茨城県のブランドさつまいも「紅和み」発見!甘くてとろける焼き芋に

   
  

以前、メトロバンクーバーにあるスーパー Sungiven Foods Canada で種子島産の安納芋を発見したという記事をお届けしたのを覚えている方も多いのではないでしょうか?

実はその後も週1くらいで「珍しい野菜や果物ないかな~?」とSungiven Foodsに通っている野菜ソムリエHiro。

そんな中、先日なんとまた日本産のさつまいもを見つけてしまったんです!

さらに、焼き芋にしたらもうおじさんの胸がキューーーーーン☆彡(謎)


 

バンクーバーで茨城県産さつまいも(紅和み)を発見して絶叫した話

2020年7月19日、いつものようにノースバーナビーにある中国発のスーパーマーケット Sungiven Foodsに行ってきました。こちらのスーパーはけっこう日本の食品が多かったり、珍しい野菜果物をたまに見かけるので、個人的に超お気に入りの場所。

そして、いつものように青果コーナーをウキウキしながら物色していた野菜ソムリエHiro。するとある文字が目に飛び込んできたんです。

え・・・「茨城県産さつまいも」という大量の文字・・・?
日本語で書いてある( ^ω^)・・・

そして近づいてみると、やっぱり茨城県産のさつまいもでした。

はるばる茨城県からカナダへようこそーーーーーー!

さらによく見ると、こちらのさつまいもは茨城県からカナダまで直送されていて、お値段も3㎏で $24.99 (日本円で約2,000円)とそこまで高くない印象を個人的に受けました。(以前同じ店で購入した安納芋は3kgで $39.99でした。なかなか高い~)

また、さつまいもの名前も箱に書いていたのですが、その名も「べになごみ(Beninagomi)」でした。(茨城 No 1 って書いてる・・・)

さつまいもの品種はそこそこ知っていると自負していた野菜ソムリエHiroでしたが、「ん?べになごみ?聞いたことないんだけど・・・(汗)新品種かな?美味しいんだろうか・・・?」と購入を一瞬躊躇してしまいました。

しかし箱の中を見ると、見るからに品質の良さそうなさつまいもがどっさりと入っていたので、即購入しました♪

 

さつまいも「紅和み(べになごみ)」について調べてみたら、実は品種名ではなくブランド名なことが発覚した件

ここからは、今回購入した「べになごみ」について調べてみた内容をお届けします。(茨城県にお住まいの方や、焼き芋好きの方は知っているかも?)

結論から言うと、とても紛らわしいのですが、べになごみ(漢字だと⇒紅和み)はさつまいもの品種ではなく、ブランド名でした。

この「紅和み(べになごみ)」というブランド名は、茨城県かすみがうら市深谷にあるお芋屋さんのお店「サンパタータ(Sun Patata)」が扱っている熟成焼き芋に対して使われています。

そして元を辿ると、サンパタータは株式会社ひので屋が運営するさつま芋の菓子・焼き芋等を販売しているお店であることが分かりました。

株式会社ひので屋は紅はるか、紅あずま、紅まさり、シルクスイートなどのさつまいもを生産・管理していて、話をまとめると、「紅和み(べになごみ)」はサンパタータもとい株式会社ひので屋が独自の製法で熟成させた期間が少なくとも3か月以上のさつまいもを指します。

色々調べてみると、紅和み(べになごみ)の品種は特に一つに決まっていないようで、サンパタータの公式サイトを見てみると、茨城県(鹿行地区)を中心に温暖な地域で丁寧に栽培されたさつまいもだけを使用していると書かれていました。

ちなみに、株式会社ひので屋の公式サイトを見ると、株式会社ひので屋は海外へさつまいもを販売していることも確認できたので、今回カナダ・バンクーバーに「紅和み(べになごみ)」がやってきたのもそこまで不思議なことではありませんでした( ◠‿◠ )

Twitterでもサーチしてみると紅和み(べになごみ)についてのツイートはそこまで多くなかったのですが、見つけた関連ツイートでは紅和み(べになごみ)を称賛しているものが非常に多いことから、紅和み(べになごみ)のクオリティの高さが窺えました。

その例をいくつかピックアップしてみました。

 

茨城県からカナダに直送されたさつまいも「紅和み(べになごみ)」を実際に焼き芋にして食べてみた感想

ということで、今回手に入れたさつまいもの品種が何なのかは分からないのですが、匠の技によって少なくても3ヶ月以上熟成された「紅和み(べになごみ)」をカナダで焼き芋にしてみました~!

焼き芋レシピは以前安納芋の記事にも書きましたが、以下の感じです。

調理方法は以下の通り。超簡単です。

用意するもの
・紅和み(べになごみ)・・・今回は小さいサイズを6つ使用
・ペーパータオル(新聞紙でもOK)
・アルミホイル

 

1. 紅和み(べになごみ)を洗って土を落とす

まずは紅和み(べになごみ)の表面についている土をしっかり洗い流してください。

 

2. キッチンペーパーを水でしめらせて、紅和み(べになごみ)を包む

次はキッチンペーパー OR 新聞紙を水で濡らした後、洗った紅和み(べになごみ)を包みます。雑な性格が写真から伝わります・・・。

 

3. さらにその上をアルミホイルで包む

その後、アルミホイルを使って、キッチンペーパーの上をさらに覆います。

 

4. 摂氏160度(華氏だと320度)で約1時間焼く

その後、摂氏160度(華氏だと320度)で約1時間焼きます。特に予熱してません。

 

5.箸を刺して火が通っているか確認した後にいただいてください

焼き終わったら箸(OR 竹串)をそのまま突き刺してみてください。すっと箸が通れば完成です。

今回、焼き芋をアルミホイルの上から触ってみると、既にぷにぷに感が伝わってきてびっくり♡

早速、ホカホカの紅和み(べになごみ)の焼き芋をいただいてみました。ホカホカホカ♪
バンクーバーにいながら、紅和み(べになごみ)の焼き芋が食べられるなんて贅沢すぎます・・・(泣)

半分に割ってみると・・・

あああああぁぁぁぁ(´;ω;`)ウッ…
幸せな光景すぎる・・・(昇天)

一通り眺めて楽しんだ後に、早速紅和み(べになごみ)の焼き芋をいただいてみたのですが、いや~!日本クオリティの素晴らしい甘さになっていました。

さすがさつまいもの産地・茨城というか、3ヶ月以上熟成されているからこその甘味というか、いやはや朝っぱら(朝6時から調理開始♪)から感動してしまいました。

もちろんさつまいもや焼き方によって味の差はあるので味の保証はできませんが、野菜ソムリエHiroが購入したものは大満足の品質でした~!好きすぎる~!
 

最後に:茨城県産のさつまいも「紅和み(べになごみ)」を食べたい方はSungiven Foodsに早めに行ってみてください

ということで、カナダで日本の高品質なさつまいもブランド「紅和み(べになごみ)」を食べることができて本当に幸せ!

バンクーバーには、アメリカ産のJapanese Sweet Potato なんかもありますが、やっぱり日本のさつまいもっていいですね~(´▽`)

ちなみに、野菜ソムリエHiroがよく行くノースバーナビーのSungiven Foodsでは、紅和み(べになごみ)の小分け袋も販売されていました。「味を試してみたい」という方は、こちらを購入するのもいいかもしれません!

味の良さに感動した野菜ソムリエHiroは、もう一箱購入を考えていますw

店頭に並んでいる分がいつ売り切れるのかは分からないので、食べてみたい方はお早目に~!電話して在庫を確認するのもいいかもしれません( ・◡・ )

Sungiven Foods
【公式サイト】
今回訪れた店舗:4106 E Hastings St, Burnaby, BC V5C 2J4
今回訪れた店舗のTEL:(778) 917-9616

サンパタータ
【公式サイト】

株式会社ひので屋
【公式サイト】

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