バンクーバーやトロントなどカナダで暮らしている皆さん、肌荒れなど美容に関する悩みを自分だけで解決しようとしていませんか?実は、肌や髪などデイリーケアに関するよくある悩みを医師に相談してみることも可能です。
- カナダの乾燥によるものなのか市販の保湿剤やシャンプーでは髪がパサついてまとまらない
- 水仕事など手荒れがひどくて仕事に支障が出ている
- ニキビ・吹き出物が治らない/繰り返す
- 頭皮トラブル(かゆみ・フケ・炎症)に悩まされている
一般的なスキンケアや市販品では改善が難しい、医学的なケアや診断が求められる悩みはクリニックでの相談が推奨されます。
医師に相談することで、市販品では対応しきれない慢性的な肌荒れの原因を医学的にチェックしてもらえたり、肌質・症状に合った医療用保湿剤や外用薬の提案もしてくれることもあります。
そこで今回は、バンクーバーとトロントで日本語の医療通訳アシストサービスを行っているTransMed 提携クリニック City Square Medical の女医さん、そしてPharmasaveの薬剤師さんに、美容に対するよくある悩みの対策&薬局で買えるおすすめのケアアイテムについてお話を聞きました。
悩みが深刻な場合は、TransMed 提携の City Square Clinicの医師に自身の症状を診てもらい、症状に合ったアドバイスをもらうことを推奨します。
シティスクエアメディカル
日本語予約:604-339-6777
住所:307-550 West Broadway, Vancouver, BC V5Z 0E9
目次
医師・薬剤師に聞いたカナダの薬局で買えるおすすめ商品・美容の悩みへの対策
(Trans Med提携の City SquareにあるPharmasave)
TransMed提携クリニックである City Square Medical の女医さんと、バンクーバーにあるCity SquareのPharmasaveの薬剤師さんに聞いたよくある美容の悩みの対策と薬局で買えるオススメ商品を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
■ 肌荒れ(乾燥肌)
カナダは日本より湿度が年間を通して低いため、日本からワーホリや留学でカナダに来た人で乾燥肌に悩む場合も多いかもしれません。
また、水仕事が多いと肌のバリアである皮脂膜が流されるため、手の甲や指先が乾燥しガサガサになりやすいです。そこで、乾燥肌の対策やオススメの市販薬を教えてもらいました。
Q1. 肌荒れ(乾燥肌)の基本的な対策を教えてください。
乾燥肌のケアには、まず「なぜ乾燥しているのか」を知ることが大切です。たとえば、単に肌質の問題ということもありますし、石けんや薬の影響で乾燥してしまっている場合もあります。もし原因がはっきりしているなら、まずはその原因を取り除くところから始めるといいでしょう。
原因がよく分からないときは、誰でもできるシンプルな方法として、入浴やシャワーのあとに必ずローションや保湿クリームを塗ることをおすすめします。お風呂上がりの肌はまだ温かく、水分をたっぷり含んでいる状態なので、このタイミングで保湿剤を塗ると、水分をしっかり閉じ込めやすくなるからです。
逆に、乾いた肌にあとからローションをつけても、うるおった肌のときほどよくなじまず、効果が落ちてしまうことがあります。ですので、お風呂やシャワーのあと、まだ肌がしっとりしているうちに保湿するのがポイントです。
Q2. 薬局で買えるオススメの保湿剤を教えてください。
人それぞれ肌質やアレルギーの有無が異なるため一概には言えませんが、一般的に刺激の少ない成分で作られているものを選ぶと安心が大きいです。カナダの薬局で一般的に販売されている以下のブランドは、どれも低刺激でおすすめです。

- クリーム:しっとりしたテクスチャーで、特に乾燥がひどい肌向き。ただし少しベタつきを感じる場合があります。
- ローション:伸びがよく軽い付け心地。ただしアルコール成分がやや多めなので、ひび割れや炎症がある箇所には刺激になることも。通常使いならローション、極度の乾燥ならクリームが◎。
2. Cetaphil(セタフィル)
CeraVe同様、成分がシンプルかつ低アレルギー性。余計な添加物が少ないので、敏感肌の人にも向いています。
3. Aveeno(アビーノ)
乾燥による赤みや湿疹(エクゼマ)を起こしやすい人におすすめ。Aveenoは自然由来のオーツ麦配合で、かさつき部分のかゆみを抑え、肌をなめらかに整える効果が期待できます。
4. Eucerin(ユーセリン)
乾燥肌の方は、スキンケアに特化したブランドのユーセリンのローションをおすすめします。ローションは、Ceraveよりもとろみがありますが、クリームほどベタつかず、重くもありません。
また、Ceraveと同じように、成分もそれほど多くありません。ユーセリンには、尿素とセラミド(成分名)も含まれていて、肌のバリア機能の再構築に役立ちます。
ご存知かもしれませんが、肌のバリア機能が正常でないと、弾力性が低下します。そのため、その状態を修復し、肌を健康に保つために、尿素やセラミドなどの成分が配合されている商品が多いです。
5. La Roche‑Posay Cicaplast Baume B5(ラ ロッシュ ポゼ シカプラスト バーム B5)
皮膚科医監修商品としてもよく取り上げられているスキンケアバームで、Amazonでもおおむね高評価です。すべての肌タイプ(敏感肌を含む)におすすめできますが、傷のある肌や目の周りは塗布を避けてください。
Q3. 乾燥肌の方にオススメのサプリメントがあれば教えてください
コラーゲンがありますね。コラーゲンはもともと体内、特に肌に含まれている成分で、肌の弾力を保つ働きがあります。肌がかたく乾燥しすぎるのを防ぎ、ふっくらとしたハリのある状態に整えてくれるといわれています。
コラーゲンはサプリや錠剤で摂取することもできますが、食事からも補えます。手羽先や豚足などの肉類やゼリーなどに多く含まれるので、サプリだけでなく、食事で取り入れてみるのもおすすめです。
■ ニキビ
カナダの気候や生活環境に合わせたニキビ対策は、日本と比べて少しアプローチが異なるかもしれません。乾燥・食生活の変化・ストレス・ホルモンバランスなどが複合的に関わってきます。
そこで、一般的なニキビ対策や薬局で購入できるニキビケアの商品などを紹介してもらいました。
Q1. ニキビへの基本的な対策は何でしょうか?(ニキビができる前 / ニキビができた後)
ニキビ予防・対策の基本的な方法は、まず「なぜニキビができるのか」を知ることです。皮膚に常在する P. acnes(プロピオニバクテリウム・アクネス)という菌が過剰に増えると、炎症を起こしてニキビ(白ニキビ・黒ニキビなど)につながります。
そこでおすすめなのが、シンプルな洗顔+保湿のルーティンです。

(写真左:Foaming と書かれた泡タイプの洗顔料)
洗浄力の強すぎる製品は皮脂を取りすぎてしまい、肌が「もっと皮脂を出さなきゃ!」と過剰分泌を起こすことがあります。皮脂が増えると、再びP. acnesが繁殖しやすくなり、ニキビ悪化の要因に。
ですから「洗浄力はほどほどに、でもきちんと汚れは落とす」タイプの洗顔料を選びましょう。たとえばCeraVeのフォーム(泡)タイプ洗顔は、余分な皮脂を程よくオフしつつ、必要な潤いは残してくれます。
2. 洗顔後は必ず保湿する
余計な皮脂や汚れを落としたあとは、何もつけずに放置すると肌のバリア機能が低下し、乾燥を招きます。乾燥するとこれもまた「もっと油分を!」と皮脂を過剰に出す原因に。洗顔後は、肌質に合わせた軽めのローションなど保湿を必ずプラスしましょう。
- 乾燥肌~普通肌の方:しっとりタイプの保湿剤
- 脂性肌の方:さっぱりタイプでもOK。ただしつけ忘れずに
3. その他のポイント
- 食事や生活習慣:糖質過多や睡眠不足はホルモンバランスを崩し、皮脂分泌を増やすことがあります。バランスの良い食事と規則正しい生活も併せて心がけてください。
- 薬用ケア:どうしても改善しない場合は、早めに医師に相談してください。
Q2. 薬局で買えるおすすめのニキビケア商品を教えてください

(写真:左から3番目の商品は Exfoliant と書かれている)
皮脂が多い方は、角質や余分な汚れをしっかり取り除く「エクスフォリエント(exfoliat:角質ケア)」洗顔料が効果的です。市販のもので構いませんが、肌をゴシゴシこすりすぎないようマイルドなものを選びましょう。
2. 過酸化ベンゾイル(Benzoyl peroxide)配合の商品
(写真:左から2番目が洗顔料タイプ、3番目がジェルタイプの商品)
過酸化ベンゾイル(Benzoyl peroxide)は、主にニキビ治療に用いられる外用薬成分です。赤みを抑え、新たなニキビの発生を防いでくれます。ただし漂白作用があるため、洋服やシーツに着くと色が抜けることがあるので注意してください。
- 洗顔料タイプ:あまり肌に長く残らないので、洗い流すと効果が薄れがちです。
- ジェル(スポット用)タイプ:患部だけでなく、その周辺の広い範囲に薄く塗ると効果的です。洗い流さず肌にとどまるため、予防にも◎。
3. ニキビパッチ
いわゆる「ニキビ用ハイドロコロイドパッチ」は、小さな絆創膏のような素材で膿や皮脂を吸い取ってくれます。つい手で潰してしまうと跡になりやすいですが、パッチなら肌へのダメージが少なく、跡を残しにくいのがメリットです。
Q3. ニキビケアにはアクネクレンザー(acne cleanser)と書いてあるものが良いですか?
「アクネクレンザー」と書いてある専用洗顔料は、すでにできているニキビのケアには有効ですが、予防目的で使うなら普通のマイルドな洗顔料で十分です。
- アクネクレンズ:炎症を起こしているアクティブなニキビをしっかり洗い流したいときに◎
- シンプルな洗顔料:ニキビを予防したいだけなら、泡立ちの良い低刺激のものを1日1〜2回(シャワーのときと就寝前など)使用
日常的にはシンプルケアを心がけ、炎症がひどいときはアクネ用洗顔料を併用するとバランスが取りやすいでしょう。
ちなみにニキビを自分でつぶすのはおすすめできません。というのも、強くつぶすと跡(瘢痕)が残りやすく、さらに、正しく治癒しないと数か月にわたって色素沈着(黒ずみ)が残り、そのままニキビ跡になってしまうこともあります。肌のためには、つぶさずに適切なケアをするほうが安心です。
Q4. ニキビケアにおすすめのサプリメントなどがあれば教えてください
ニキビ対策として、サプリメントで「これ!」とおすすめできるものは特に思い当たりません。
ただし、ニキビ跡の色素沈着(シミ)ケアとしては、ビタミンC配合の美白美容液を気になる部分に塗るのが良いかと思います。大きなニキビが治ったあと、数か月残る濃いシミでも、ビタミンC美容液をスポット使いすることで色を明るくし、目立ちにくくしてくれます。
また、肌を適度に保湿しておくこと自体も、ニキビ跡の凹凸や色素沈着を和らげるうえで大切です。
■ ヘアケア
カナダ各地域で日本と気候や水質(硬水の地域も多い)が異なるため、乾燥によるパサつき・ゴワつき・広がりなどに悩んでいる人もいるのではないでしょうか?また、頭皮の乾燥や寒暖差によってバリア機能が弱まり、炎症や乾燥性フケが出たり、頭皮に合わないシャンプーを使うと、抜け毛が増える原因にもなります。
ここでは、基本的なヘアケア、そして市販品でオススメのシャンプーやトリートメント、ビタミン剤などを紹介してもらいました。
Q1. ヘアケアの基本的な対策とオススメ商品があれば教えてください。
薬局で販売されている多くの製品には「頭皮の乾燥を予防・改善するためのケア(Dry Scalp Care)」や「かゆみを抑えるスカルプケア(Itchy Scalp Care)」などと書かれています。また、Aveenoはオートミルクブレンド(Oat Milk Blend)のものがあり、髪により多くの潤いを与えることを謳っています。
ただし、製品の合う合わないがあります。また、皮脂をしっかり落とし、洗い上がりをふわっとボリューム感ある仕上がりにする効果がある硫酸塩(sulfate)系界面活性剤を含むものも多く販売されています。
硫酸塩系界面活性剤は、人によっては皮脂を落としすぎてしまうこともあるため、製品の説明をよく見て「髪に潤いを与えます」といった保湿重視のものを選ぶのが重要です。
さらにシャンプー後、髪が少し湿っている状態でヘアケア用セラムやオイルを少量だけ頭皮や根元につけて油分を補給すると、乾燥した髪のケアに効果的です。
Q2. フケ対策とオススメの商品があれば教えてください。
ブランドの「ヘッド&ショルダーズ(Head & Shoulders)」はフケ抑制に定評がありますが、フケが乾燥によるものか、真菌(カビ)などの感染によるものかによっても選ぶ製品が変わります。
判別の一つの方法として、頭皮をかき、かいたフケを嗅いでみると良いでしょう。異臭がすれば感染の可能性があり、においがなければ乾燥性のフケであることが多いです。
乾燥性のフケであれば、先ほどのドライスカルプケア製品か、オイルによる保湿がおすすめです。感染によるフケの場合は、ニゾラール(Nizoral)のような抗真菌成分を含む製品を使うと良いでしょう。私もよくニゾラールをオススメしています。
(写真:抗真菌成分を含む Nizoral は感染によるフケ対策におすすめ)
抗真菌成分の代表格としてケトコナゾール(Ketoconazole)があり、 Nizoral にも含まれています。これは頭皮の常在真菌による感染を抑える効果が期待できますが、使用後に刺激を感じる場合もあります。
Nizoral は他の製品より使いやすい点も魅力です。初めの4週間は週2回使用し、その後は週1回を目安に継続すると、再発予防に効果的です。シャンプー後、髪に塗布して5分間置き、その後洗い流します。刺激を和らげるため、使用後にトリートメントやヘアオイルを併用すると安心です。
また、Vichy(ヴィシー) の Dercos(デルコス)は、頭皮に起因するあらゆる髪の悩みに対応するヘアケアラインで、Amazonでも購入できる Anti-dandruff Shampoo(フケ防止シャンプー)は皮膚科学に基づいたトリートメントシャンプー。フケや頭皮のかゆみに効果があることが臨床的に証明されています。
Q3. ヘアケアにおすすめのサプリメントなどあれば教えてください
ヘアケアでみなさんがよく口にするサプリメントといえば、ビオチン(Biotin)です。
- 形状と用量
グミタイプがあったり、錠剤タイプもあります。用量はまず少量から始めて、様子を見つつ増やしていくのが一般的です。過剰摂取の心配は少ないですが、効果を感じるまでには数か月続ける必要があります。
※効果が見られず摂取を止める人もいます。 - 期待される効果
ビオチンは髪や爪に含まれるタンパク質(ケラチン)の生成をサポートし、細く切れやすい毛を強くしなやかにしたり、割れやすい爪を丈夫にするといわれています。 - 服用のポイント
頻度:1日1~2粒を毎日
期間:最低でも3~6か月継続すると変化を実感しやすい
■ 日焼け対策
カナダは緯度が高く、夏は日が長いです。また、バンクーバーやトロントなど都市部でも空気が乾燥しているうえに紫外線が強く、肌老化やシミ・乾燥トラブルの原因になります。夏だけでなく1年中の紫外線対策をするのが好ましいといえそうです。
日焼け対策とオススメの市販品を教えてもらいました。
Q1. 基本的な日焼け対策を教えてください。SPFの数字はどれを選べばよいのでしょうか?
基本の日焼け対策は以下の通りです。
- 物理的ガード
日傘やUVカット加工の衣類、紫外線防止マスクやフェイスカバーを着用する - 日焼け止めクリーム・ローション
地表や建物から反射してくる紫外線、森林を通り抜ける紫外線など間接的なUVも防いでくれる - 外出前はいつ塗ればいい?
最低でも外出の20分前に塗布してください。肌にしっかりなじませる時間を確保するためです。多くの日焼け止めは2時間ごとの塗り直しが推奨されています。海やプールで泳いだ後も必ず塗り直しましょう。
また、日焼け止めを選ぶときは SPF30 以上なら日常生活で多くの場合、十分なんです。
SPF30 は有害な UVB を約90%カットし、SPF50 に上げても UVBカット率は数%しか上がりません。それなのに同じ容量・同じ価格の場合、SPF50 を選ぶほうがSPF30より割高に感じることもあります。
ですから、日常使いなら SPF30 でコストパフォーマンスも良く、しっかり紫外線対策ができます。もちろん、長時間のアウトドアなどでより強い日焼け止めが欲しければ SPF50を選ぶと良いかもしれません。
Q2. オススメの日焼け止め商品を教えてください。
(写真一番左はスティックタイプの日焼け止め)
皆さんそれぞれテクスチャーの好みや予算があるので何とも言えないのですが、個人的にはNeutrogena(ニュートロジーナ) SPF60(上の写真・中央)が気に入っています。伸ばすと白浮きしない「シアー」な仕上がりです。
最近は、スティック状日焼け止めも販売されています。自宅ではクリーム/スプレータイプで広範囲にしっかり塗布して、外出中の塗り直しにはスティックタイプを活用すると便利かもしれません。
(日本のものとは成分が異なるが、日本の日焼け止めに似た使用感)
また、日本で人気のビオレのアクアリッチもカナダの薬局で販売されていますが、アメリカ・カナダ向けにつくられている日焼け止めは、アジア版とは成分が少し異なる点にご注意ください。北米で承認されている成分の制約があるため、日本版よりも少し重めのテクスチャーになっています。
日本版のほうがなめらかで使い心地が良く、肌に合う方が多い印象ですが、肌質によっては現地版でも問題なく使えると思います。敏感肌の方はパッチテストをおすすめします。顔も体も使える低刺激設計が基本で敏感肌の方にも。
もう一つ紹介したいのが、La Roche‑Posayの「Anthelios(アンテリオス)」シリーズです。皮膚科医による処方・テストを経た高性能日焼け止めラインで、幅広い肌タイプや使用シーンに対応した製品が揃っています。Amazonでも商品ラインナップが見られるので、確認してみてください。
Q3.日焼けしてしまった後のケアについて教えてください。
アロエベラジェルのような冷却ジェルを塗ると保湿効果があり、同時に炎症を和らげてくれるので、オススメです。また、保湿もしっかり行ってください。皮が剥け始めた場合に備えて、保湿剤を塗ると痛みが和らぎます。
痛みがひどい場合は、タイレノールを服用すると痛みを和らげることができるので、使用を検討してみてください。
■ 年代別にオススメのサプリメント
サプリメントの摂取には、栄養の偏りを補い、健康や美容の維持・向上をサポートするという大きなメリットがあります。
特に現代の食生活やライフスタイルでは、食事だけで必要な栄養素を十分に摂るのが難しい場合もあり、サプリメントはそのギャップを埋める役割を果たします。
ここでは、20代~40代、そして50代以上と年齢で区切ってオススメのサプリメントを聞いてみました。
20~40代にオススメのサプリメントはありますか?
私の考えでは、20〜40代の場合は「絶対摂取したほうがいい」というサプリメントはありません。
栄養の偏りを補いたいなどの場合、基本的なビタミン・ミネラルを手軽に補給できるマルチビタミンのサプリメントを摂取すると良いかもしれません。1日に必要なビタミンと全く同じ量ではありませんが、ある程度は摂取できます。
ただ、健康的な食生活を送れている人なら、50歳くらいまではマルチビタミンは必ずしも必要ではありません。サプリメントはあくまで補助として、健康的な食事をすることが基本です。
もうひとつ、カナダに住んでいるならビタミンDの補給もおすすめです。特にバンクーバーは秋冬に雨の日も多く日照時間が短くなりがちなので、太陽のもとで皮膚で合成されるビタミンDも不足する可能性があります。
ビタミンDが不足すると、疲れやすくなったり、気分が落ち込みやすくなったりするので、安全な標準量である1,000IU程度を毎日摂っておくと安心です。ちなみに、日焼け止めや屋内生活でビタミンDが不足する可能性もあるので、夏でもビタミンDのサプリメントを摂取するのもオススメです。
50代にオススメのサプリメントはありますか?
多くの女性は50歳前後で閉経を迎えます。閉経後、卵巣から分泌されるエストロゲンがなくなるため、骨が弱くなり、カルシウムの吸収が低下します。そのため、閉経後、食生活が十分でないと感じている方は、骨を強く保つためにもカルシウムを含むサプリメントを摂取するのがオススメです。
男性も年齢を重ねると誰もがそうであるように骨が弱くなる可能性があるので、カルシウムの摂取を意識すると良いかもしれません。
我慢しないで、プロに相談してみませんか?受診の流れと医療通訳アシストサービスを提供するTransMedについて
肌や髪など美容に関する悩みは「体からのサイン」と言えます。毎日を快適に過ごすために、一度医師に相談してみるのもいいかもしれません。
ただ、自分一人で病院に行くのは英語力の面で不安な人も多いかもしれません。医療の分野では普段聞いたことがない専門用語も出てくる可能性が高く、医師の言葉が十分に理解できないままで診療が終わると、余計に不安が募ることになります。
TransMedさんはバンクーバーとトロントの現地のクリニックと提携し、医療通訳アシストスタッフがクリニックに駐在してサービスを提供しているので、言語の壁が無く安心!カナダで病気や怪我をしたときなどに頼れる強い味方です。
提携するクリニック以外でも、スタッフが来訪しサービス提供することもありますよ。
- 診察、検査、施術時の日本語通訳
- 各種医療機関への予約手続き、同行・送迎
- 24時間対応 各種医療機関への同行・送迎
- 日本の海外旅行保険払い戻し手続き代行サービス
- キャッシュレスサービス(医療費支払いの立替え)※日本の海外旅行保険と一部現地保険で対応可
- 薬局での処方薬のキャッシュレス受け取り手配
(TransMedが常駐するCity Square Medicalは Broadway City Centre駅のそばにあります)
TransMedさん提携クリニック(バンクーバーではCity Square Medical)の医師は、日本からの旅行者のファミリードクターとしても診療を行っています。また、有効な日本の海外旅行保険があれば、診療費だけでなくTransMedさんの医療通訳代もキャッシュレスで利用可能!(TransMedさんのサービスについて・保険による比較ページはこちら⇒)
予約はもちろん、ウォークイン(予約無し)でクリニックを訪れても大丈夫なので、ぜひ利用してみてください。
最後に、TransMedさんからメッセージをいただいたので、そのままお届けします。
TransMedは、日本人の医療通訳がクリニックに常勤し、予約から日本語で安心して相談できるサービスを提供しています。受診やお薬、検査などのキャッシュレスサービス、夜間の緊急病院受診アシストなども行っています。ぜひお気軽にご相談ください!
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