日本発の裏原宿系ファッションブランドとして知られる A BATHING APE（ア・ベイシング・エイプ / 略称：BAPE）が、バンクーバーのダウンタウンにカナダ初となる店舗をオープンする準備を進めていることを皆さんご存知でしょうか？

ブランド名は「ぬるま湯に浸かった猿」という意味で、ブランドのトレードマークは猿です。さまざまな企業やアーティストとのコラボも行っており、常に新鮮なクリエイティビティを提供しています。

創業者のNIGO氏が香港を拠点とするI.T. Groupにブランドを2011年に売却し、2013年に正式に退任した後も、A BATHING APEは独自の美学を守り続けています。

今も日本国内に加えて、香港、台北、北京などアジア中心に店舗を展開中。北米でもニューヨークやロサンゼルス、マイアミやシカゴなどに店舗があり、世界的にその影響力を拡大しています。

そんな A BATHING APE のバンクーバー店は、Rolex、Cartier、Tiffany & Co.といったブランドが軒を連ねているバンクーバーの高級ショッピングストリートといわれるアルバーニ・ストリートにオープン予定です。(住所：1020 Alberni St, Vancouver)

2025年5月に新しくオープンしたラルフ・ローレンの店舗に隣接していて、どちらの店舗も、かつてブルックス・ブラザーズが店を構えていた場所になります。A Bathing Ape の店舗スペースは、3,707平方フィート（約340平方メートル）といわれています。

バンクーバー店は、A BATHING APE にとってカナダ市場への正式な進出となります。バンクーバー店の開店日は不明で、今後カナダ各地への店舗展開が予定されているのかどうかも現時点では分かりませんが、バンクーバー店が成功すればトロントなど他のカナダ主要都市への展開もあるかもしれませんね。

オープン日が分かり次第、またLifeVancouverでもお伝えしたいと思います。