London Drugsが新型コロナウイルスの影響で閉店した地元中小企業の商品を販売する特別な陳列棚を用意。申請受付中

   
  

新型コロナウイルスの影響から、カナダでは多くのお店が一時閉店を余儀なくされています。現在も営業を続けているのは、エッセンシャルサービスである食料品店やスーパー、ドラッグストアなどですよね。

そんな中、カナダの人気ドラッグストアチェーンであるロンドンドラッグス(London Drugs)が地元の中小企業を助ける取り組みを始めることを発表しました。

 

ロンドンドラッグス(London Drugs)が新型コロナウイルスの影響で閉店を余儀なくされた地元中小企業の商品を販売する特別な陳列棚を用意

バンクーバーではおなじみのドラッグストアチェーンといえば、ロンドンドラッグス(通称ロンドラ)。
BC州を中心にアルバータ州やサスカチュワン州、マニトバ州にも展開しています。


 

そんなロンドンドラッグスが先日4月28日、新型コロナウイルスの影響を受けて閉店を余儀なくされた地元の中小企業を対象に、店舗の陳列棚スペースを提供することを発表しました。(※対象店舗のみ)

この特別な陳列棚は対象店舗の中心の通路のものが利用されることとなり、ロンドンドラッグスはこの通路を「Local Central」と名付けています。

また、申請は既に始まっていて、審査に通ればロンドンドラッグスの対象店舗の棚に商品が並ぶことになります。
 


photo from londondrugs.com

 

もし「うちの商品も置いて欲しい」という中小企業オーナーの方がいたら、こちらの Local Central Application フォームを利用してください。

今回申請の対象となるのは、ブリティッシュコロンビア州、アルバータ州、サスカチュワン州、マニトバ州の中小企業のみで、アルコールやたばこ、マリファナは対象外。サービス系の商品も棚に並べられないので、対象外です。

その他、冷蔵・冷凍向きの商品も陳列不可なので、注意してください。


photo from LondonDrugs

ロンドンドラッグスの最高執行責任者であり社長の Clint Mahlman氏は、「多くの中小企業にとって非常に困難な時期ですが、私たちはそんな皆さんを手助けできる立場にいます」と語り、地元の中小企業をサポートするため今回の決断に至ったとのこと。

また、「コーヒーや地元の蜂蜜、またはレストランのグラフィックTシャツを販売している場合でも、London Drugsが販売をお手伝いします。」と語っています。

 

Local Central対象店舗は今後発表予定

ちなみに、この記事を書いている4月29日現時点ではどの店舗が対象になっているのかは、分かりませんでした。Twitterを見ると、今度対象店舗のリストを公開する予定であると語られているので、待ちましょう。

ということで、ロンドンドラッグスに行けば、地元のお気に入りの商品を一度にまとめて購入することができるようになるかもしれませんね。

LifeVancouverスタッフもどんな売り場になるのか、とても楽しみにしています。

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