バンクーバーに暮らす人たちにとってよく出る不満の一つが
「トロントでは Uber が利用可能なのに、なんでバンクーバーでは Uber が禁止されてるの?」
ということではないでしょうか?
photo from Uber(Facebook)
実はバンクーバーだけではなく、BC州全体で Uber(ウーバー) や Lyft(リフト) などのライドシェアサービスが認められていないんですよね。
そんな中、2018年に言われていた通り、BC州でライドシェアサービス(自動車配車サービス)の登録受付が2019年9月に開始されることが先日正式に発表されました。
BC州でのライドシェアサービス登録申請受付が2019年9月3日に開始されることが発表
photo from Uber(Facebook)
BC州政府が2019年9月3日からUber や Lyft 等のライドシェアサービス企業が運用許可を取るための申請を行えるようになることを正式に発表しました。
運用申請に許可が下りるのは約2週間から1か月かかることが予測されていて、最終的な規則は9月16日に施行される予定です。
また、利用者の安全を守るための以下2点も発表されました。
■ ICBCがライドシェアサービス用の新しい保険を9月にローンチする
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さらに、ライドシェアサービスの企業は、運営費として年間5,000ドルを納める必要があることも言及されていたり、自動車法に基づいて以下のように全ての運転手が定期的に自身の車の検査をすることが求められています。
■ 年間40,000km 未満の距離を走行する車両 ⇒ 1年ごとに検査が必要
ということで、早ければ2019年秋頃からバンクーバーの街中でUberなどのライドシェアサービスの姿を見かける機会が徐々に増えてくるかもしれませんね。
「自分も空いた時間にUberのドライバーをしようかな?」と考えている方、BC州ではコマーシャルライセンスとなるクラス4の免許が必要なので、注意が必要です。
BC州のUber問題については、以下の記事でも過去に取り上げたので、ぜひチェックしてみてください。