日本特有の民衆演劇かつ伝統芸能である歌舞伎。
日本で長く暮らしていても、「歌舞伎ってそういえば実際に見たことはないかも・・・」という方も多いのではないでしょうか?
そんな、歌舞伎の魅力を映画館で存分に体験できる「シネマ歌舞伎」が、バンクーバーで2月24日(日)に上映されますよー!
バンクーバーで2月24日(日)にシネマ歌舞伎が上映
歌舞伎の舞台公演をHDカメラで撮影し、映画館の大スクリーンでのデジタル上映で楽しむシネマ歌舞伎。
バンクーバーでは好評につき、在バンクーバー日本国総領事館と国際交流基金共催で第4回目の上映となります。
シネマ歌舞伎では、まるで劇場の特等席で鑑賞しているかのような迫力で豪華な歌舞伎を鑑賞可能なので、たっぷり歌舞伎の世界を体験できます。
2019年は日加修好90周年記念として『京鹿子娘二人道成寺』『籠釣瓶花街酔醒』の2作品が上映予定
2019年は、日加修好90周年記念として以下の2作品がチャイナタウン駅近くの Cineplex Odeon International Village Cinemas で上映されます。
どちらも英語字幕付きなので、カナダ人の友達といっしょに日本の伝統文化を体験するのもいいかもしれません!
上映:2月24日(日)午後12時30分
作品名:『京鹿子娘二人道成寺』(きょうかのこ、むすめ、 ににん 、どうじょうじ)
2006年東京歌舞伎座でライヴ収録(71分)
長唄舞踊の最高峰であり、女形芸の究極とも言われるのが『京鹿子娘道成寺』。
その二人版改作である『二人娘道成寺』を、玉三郎が一人の女性の執念が二人の肉体で表現される作品として新解釈、歌舞伎界の若きホープ菊之助を得て、めくるめく美の世界が花開く。
二人は時に寸分違わぬ密度で息を合わせ、時には鏡に映る姿のように対称を守り、またある時は身振りと目線で対話し心を通わせ合う。
江戸の女性美は、華やかに、悩ましく官能的に、そしてあどけなく、観る者の心を掴んで離さない。桜花爛漫の舞台に、春を迎える色鮮やかな演目。
上映日時:2月24日(日)午後12時30分
場所:Cineplex Odeon International Village Cinemas
入場料: $ 20+税・手数料 (購入はこちら)
上映:2月24日(日)午後2時45分
作品名:『籠釣瓶花街酔醒』【かごつるべ さと の えいざめ】
2010年2月東京歌舞伎座でライヴ収録(113分)
吉原仲ノ町、豪華絢爛な花魁道中が行き交う中、抜きん出て美しいのは、全盛を誇る傾城八つ橋。
その艶やかな微笑に魅せられたその一瞬、田舎商人の次郎左衛門の人生が狂いだす。
満座の中での突然の縁切りに、身も心も引き裂かれた痛恨の恨みは、呪われた妖刀が晴らす。
勘三郎+玉三郎に、仁左衛門が加わって描き出す、江戸の廓の殺人物語。
上映日時:2月24日(日)午後2時45分
場所:Cineplex Odeon International Village Cinemas
入場料: $ 20+税・手数料 (購入はこちら)
最後に:バンクーバーで日本の伝統文化を体験しよう
ということで、歌舞伎が好きという方はもちろん、友だちや家族、恋人といっしょに日本の伝統文化を味わってみてはいかがでしょうか?
繰り返しますが、英語字幕があるので、ぜひ日本文化を知って欲しい友だちを誘ってみてください。
英語での上映詳細はFacebookのイベントページから。
また、在バンクーバー日本国総領事館のFacebookなどでは今後もさまざまな日本のエンターテイメントの上映イベントが紹介されますので、ぜひチェックしておいてくださいね!