現在、10月13日まで開催中のバンクーバー国際映画祭(通称VIFF)。今回も先日ご紹介した日本映画8作品に加えて、数多くのアジア映画作品が出品されています。
その中でも、今回特に注目されている映画3作品をご紹介します!
1.The Hidden Sword(刀背藏身)
ー中国
監督:Xu Haofeng(徐浩峰/シュー・ハオフォン)
キャスト:Xu Qing(許晴/シュイ・チン)、 Chun Xia(春夏/チャン・シャ)、Zhang Aoyue(張傲月/ヂャン・アオユェ)他
先日開催されたモントリオール国際映画祭(8月24日-9月4日)で芸術貢献賞(Best Artistic Contribution)を受賞した今年公開の中国作品。1933年に数で圧倒する日本軍を剣のみで破った中国軍のヒーローが忽然と姿を消し、彼の師匠の幻の剣をめぐって広げられるスペクタクル映画です。
中国武術や義理人情を描く武侠映画がお好きな人には特に必見。VIFF公開初日の明日10月4日には出演俳優の張傲月(ヂャン・アオユェ)さんがレッドカーペットに登場します。
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2.The Great Buddha+
ー台湾
監督:Huang Hsin-yao
キャスト:Cres Chuang、Leon Dai他
今月開催される東京国際映画祭にも出品されている台湾映画。モノクロの映像の中で展開されるストーリーに、時折混ざるカラー映像が印象的な作品です。
仏像工房に勤める男が友人とともにボスの犯した秘事を目撃してしまう。警察への通報を止めた彼らだが。台北映画祭グランプリ受賞作。チョン・モンホン(『ゴッドスピード』監督)が製作と撮影を担当している。
解説引用:東京国際映画祭
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3.King of Peking
ー中国・オーストラリア・アメリカ合作
監督:Sam Voutas
キャスト:Zhao Jun, Wang Naixun, Han Qing 他
80〜90年代の北京で育ったオーストラリア人の監督による制作。
舞台は1997年代の北京、ハリウッド映画を密輸して上映していた映像技師の男と仲良しの息子との物語を描いたハートフルコメディー。アジア版ニューシネマパラダイスといった雰囲気で、ロサンゼルス・アジアパシフィック国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した作品です。
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これ以外にもヨーロッパ・南米・中東など世界各国の隠れた名作がたくさん上映されています。
バンクーバー中で現在配布されているプログラムガイドのパンフレット(配布先はこちらから。オンライン版もあります)やWebサイトから、ぜひ気になる作品をチェックして観にいってみてくださいね!