グローバル社会で頑張る日本人UBC学生、川本亜門さんのコラム

   
  

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バンクーバーでは、多くの日本人学生たちが国際社会で活躍する為、グローバルなキャリアを築く為に様々な勉強や活動に励んでいます。
学生たちは日ごろ何を考え、どんな事をやっているか・・また、何を目指しているのか。

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今回、LifeVancouverのファンでもあり、UBC(ブリティッシュ・コロンビア大学)で学ぶ 川本 亜門(かわもと あもん)さんにコラムを書いて頂くことになりました。複数回に渡って掲載予定です。
世界を股にかけて頑張る若い学生さんを応援してください!

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第1回「川本 亜門のグローバルキャリアを目指す」

はじめまして 川本 亜門(あもん)です。

ubc1私は日本からカナダへ移住し2010年にブリティッシュ•コロンビア大学に在籍しています。大学では金融学を専攻していますが、 インベストメントソリューショならびにリスクマネジメントソリューションにも興味を持っています。日本で投資銀行のソシエテジェネラル証券と保険会社のエース保険でインターンシップを行い、会社ではトレーディング、セールス、マーケティング、エンジニアリング、リサーチに関わり、グローバルマーケッツ部門に配属しておりました。来年には、上海交通大学への留学が決まり、中国でもお仕事をさせて頂きたいと思っています。

プライベートではUBC内の様々な学生団体で活動しており、バンクーバーの日系人の支援するボランティア活動も行っています。空いている時間には趣味としてギターを弾いたり、空手をやったり、ストリートダンスを踊っています。

SONY DSCそもそも私がバンクーバーに移住したのは両親の様々な考えがあったからです 。私が多様化するグローバル社会の中で生き抜く術を身につけてこられたのは両親がカナダ行きを後押ししてくれたからです。私にとってバンクーバーは内面的な成長を促してくれる場所であり、さらには豊かな自然と魅力的な町並みで癒してくれる場所でもあります。ここで色んな仲間と知り合い成長できる幸せを噛み締めながら日々を過ごしています。

vancouverもちろんカナダに来る前は日本の大学への入学も視野にいれていました。しかし、各国から優秀な学生が集まるカナダの大学で勉強するというビジョンに惹かれブリティッシュコロンビア大学に進学することを決めました。カナダの大学では向上心を持っている生徒たちが多く、周りの人を見ていて常にモチベーションが高まります。皆さんが勉強、クラブ活動、学外の活動と色々な事にチャレンジしている姿を見て自分も負けられないというやる気が湧いてきます。自分の勉強、将来に責任を持つというクラスメイト達の姿勢に魅力を感じました。

日本の大学と比べてカナダの大学では大半の科目でグループワークならびにリーダーシップが求められ、国際人への成長を促す教育が強調されています。授業中のアウトプットの機会が多く、プレゼンも毎月のようにこなさなければなりません。文化の違う生徒たちとチームとして勉強するとき考え方が異なる場合がありますが、理解できない意見が多い事が面白く感じられるようになりました。

studyingUBCは大変ですけど楽しいですね。毎週30時間以上勉強していて、試験期間は寝る間も惜しんで勉強に励んでいますが自分の努力を結果に結びつかせるというプロセスが楽しいので苦痛には感じません。確かに努力が報われない時も多いですし、思い通りに行かない時もありますが、挑戦を続ければ成功が待っているという事も学びました。

今までのインターンは就活サイトを通し見つけていました。インターンでお仕事させて頂いたときも毎日大変でしたが自ら新しい事にチャレンジし、辛い経験から学べることがたくさんあるという事を学びました。最近では自ら厳しいチャレンジを積極的に探しています。いろんな壁を乗り越えてからこそ自分の軸を見つけ出すことができ、自分のやりたい事がはっきりすると思います。

global自分のことも大事ですが、大学に入ってから人のためになる事をしたいと思いました。お金がない僕らだからこそ、出来る事があると思います。 そこで、グローバル化時代を率いる国際人を育成するため、個人のポテンシャルを最大化し、夢を実現させていく手助けがしたいと思うようになりました。その夢の実現の為に私は現在大学で日系人のキャリアを支援する唯一のUBCクラブ、ジャパン・キャリア・ネットワークのVPとして参加しています 。

SONY DSC自分に厳しく、人に優しくできる人。そして、昨日までの自分を超えられるような人物になることを常に志しています。自分の軸にあったお仕事を探すために、世界からもっと学んで、もっと吸収し、本当にやりたい事を貫きたいと思っております。

次回からはもっと具体的にどんな勉強や活動をやっているのか、書きたいと思います。どうぞ、お楽しみに!

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