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格安航空 ZIPAIR Tokyo利用前に知っておきたいメリット10。子ども連れにも便利

   
  


(関連記事)片道最安28,950円~!ZIPAIR が東京(成田)⇔バンクーバー線を3月13日就航決定

日本航空(JAL)グループの格安航空会社(LCC)で、特に中長距離国際線に焦点を当てているZIPAIR Tokyo。

2023年12月26日には、来年3月13日に成田⇔バンクーバー線を就航することを発表。チケットの販売も始まり、バンクーバー在住者でZIPAIR を使ってみたいという声も多く見られます。

そこで今回は、「ZIPAIRってどうなん?」「安いだけ?」という皆さんに、ZIPAIRの特徴・メリットについて10に分けてまとめてみました。

まだZIPAIRを利用したことが無い方は、ぜひ確認してみてください。

1. 燃油サーチャージ不要のコストパフォーマンス。Standard Seatで片道最安 28,950円~

まずはなんといってもコストパフォーマンスです。LCCならではの低価格を実現しつつ、長距離フライトに適した快適なサービスを提供しています。

成田⇔バンクーバー線の価格帯だと、片道の運賃がStandard 座席で最安 28,950円からと発表されています。燃油サーチャージ料金がますます高くなってきているこの頃ですが、ZIPAIRであればいつでも燃油サーチャージ不要です。

2023年12月27日現時点で購入できるのは、2024年3月~2024年10月までのチケットです。LifeVancouverスタッフがバンクーバー(往)と成田(復)で見た感じだと、最安は片道運賃 39,829円(往)と 32,960円(復)でした。合わせて 72,789円なり。

28,950円のディールも見つけてみたい・・・!

(行き:バンクーバー発)

photo from zipair.net

(帰り:成田発)

photo from zipair.net

2. まるでビジネスクラス。ワンランク上のZIP Full-Flat 座席も101,325円~

ZIPAIRはボーイング787-8が使用機材で、ワンランク上のZIP Full-Flat座席と、普通席のStandard座席の2種類のシートがあります。

2023年12月27日時点で、成田⇔バンクーバー線のZIP Full-Flat座席の価格も確認してみたのですが、片道 105,335円~153,585円という感じでした。

ZIP Full-Flat座席は18席あり、全て通路に面しています。革張りの各座席にはUSBポートとPC電源があり、広いテーブルもあるので、仕事をしたい方にも最適。座席は180度フルフラットで、ゆったりと空の旅が楽しめますよ。

また、空席がある際Standard 座席からZIP Full-Flat 座席にアップグレードすることも可能です。(スタンダード⇒フルフラットへのアップグレードは 70,000円)

3. シートピッチ約79cm!Standard座席でも、多くのフルサービスキャリアと同様のシートスペースを確保

「LCCだから座席が狭そう」と考えている方も多いかもしれません。

ZipAir Tokyoでは、Standard座席でも多くのフルサービスキャリアと同様のスペースを確保しているので、ZIPAIRによると「大人が座っても足元に余裕がある」とのことです。

2種類の座席サイズは以下の通りです。

★Standard

シートピッチ 約79cm(約31inch)
座席幅(肘掛け間) 約43cm(約17inch)※標準

★ZIP Full-Flat

シートピッチ 約107cm(約42inch)
座席幅(肘掛け間) 約51cm(約20inch)

ちなみに、事前に座席を指定したい場合は料金を支払う必要があり、事前に指定しなかった場合は、搭乗手続き時に自動的に割り当てられます。

4. 機内持ち込み手荷物は2個まで無料(合計7kgまで)


photo from zipair.net

ZipAir Tokyoでは受託手荷物は有料オプションとなりますが、機内持込手荷物は合計2個まで無料で持ち込むことができます。

以下のスペースに納まるもので、合計重量が7kg以下になります。(※荷物1つずつではなく合計の重量なので注意)7kgを超えた場合の上限は合計 15kg までで、一人当たり 5,000円の追加料金がかかります。

機内持ち込み手荷物1つ目
40 × 25 × 55センチメートル

機内持ち込み手荷物2つ目
35 × 25 × 45センチメートル


photo from zipair.net

ちなみに有料オプションである受託手荷物は1個につき 7,000円がかかります。(1名につき最大5個まで預けることが可能)受託手荷物の最大重量は、1個あたり30kgで、規定サイズ(3辺の和が203㎝以下)を満たす必要があります。

長さ、高さ、幅の三辺の和が203センチメートル(80インチ)を超えるものや重さが30キログラム(66ポンド)を超えるものは預けることができないので、こちらも注意です。

手荷物について

※スポーツ用品(ゴルフ用品、スキー・スノーボード用品、自転車、サーフボード等)の受託は特殊手荷物料金が必要です。

5. 自分に合ったものが選べるお得な2種類のサービスパッケージ

ZIPAIRでは受託手荷物や事前座席指定などの各種サービスをセットでお得に購入できるサービスパッケージを2種類(Value と Premium)用意しているので、自分に合ったパッケージを選ぶことができます。(パッケージを選ばずに個別での購入も可能)

機内持ち込み手荷物は 7kg まで無料なので、機内持ち込み手荷物が 7kg を超えそうという方は Premium パッケージを選ぶといいかもしれません。

★VALUE

  • 事前座席指定
  • 受託手荷物(お預けの手荷物)1個  ~30KG
  • 機内食(Standard)

★PREMIUM

  • 事前座席指定
  • 機内持ち込み手荷物1個 +8KG(合計15KG)
  • 受託手荷物(お預けの手荷物)1個  ~30KG
  • 機内食(Standard)
  • アメニティセット(トートバッグなし)
※ZIPAIRによると、バンクーバー線では7~14歳の子どもと一緒に旅行する場合、大人(一人)と隣りの座席を無料で指定できるため、個別で購入するほうがお得になるようです。そのため、7~14歳の子どもと一緒に旅行する場合はサービスパッケージの販売は無しとなっています。こちらで確認できます。

6. 子ども連れに嬉しい「U6」サービス。成田⇔バンクーバー線の場合、6歳以下は運賃定額 10,000円

ZIPAIRでは6歳以下の子どもを対象にU6運賃を用意しています。成田⇔バンクーバー線の場合は、6歳以下であれば片道 10,000円の定額料金が適用されます。

また、2歳未満の幼児にも席を必ず確保し、Baby Safety Seat(チャイルドシート)を用意しています。(2歳未満の子どもも、「U6 Standard」運賃の購入が必要)

さらに、0~6歳の子どもは、必ず大人と隣同士の座席を確保することができます。通常事前座席指定は有料ですが、0~6歳までの子どもおよびその隣に座席指定する大人(一人)は、事前座席指定料が無料となります。

7. 画面は無いけど機内Wi-Fiが無料なので、エンタメに困らない

ZIPAIRでは機内Wi-Fiが無料という嬉しい面があります。)離陸してから5分〜10分後にWi-Fiを使うことができるので、機内で仕事をしたい方やネットサーフィンしたい方にもぴったり。長時間のフライトでも、メールやSNS等が利用できるのは嬉しいですよね。

座席には画面がありませんが、自身の携帯電話などを使ってZIPAIRの機内エンタメを楽しむことは可能です。映画をはじめ、ZIPAIRによるスペシャルコンテンツなど、様々な動画コンテンツが用意されています。

また、iPadなどのタブレットを持参して映画などを観たり、ゲーム機を持参するのも良さそうです。座席にはタブレットホルダーもありますよ↓

8. 機内食が提供される時間も選べる

ZIPAIRでは、機内食(1,300円~2,800円)を事前に購入することができます。公式サイトの機内食ページで「東京発・バンクーバー着」「バンクーバー発・東京着」の機内食を確認することができるので、ぜひチェックしてみてください。(事前購入の機内食には、水が含まれます)

2023年12月27日現時点での成田⇔バンクーバーの機内食には、以下のようなものが含まれますよ。

  • 牛丼
  • バターチキンカレー
  • ベジタブルペンネ
  • スパイシーチキンライス
  • 冷やしたぬきそば
  • スパイス香るZIPカレー
  • ボリューム満点 三元豚のカツサンド
  • やわらか霜降り和牛のZIPカレー
  • 豚の生姜焼き丼
  • アジア風サーロインビーフソテー
  • 白身魚の帆立餡かけソース
  • マッシュルームラビオリのドライトマトとほうれん草入りソース
  • チキンのシーフードチリソース和え

そして、機内食は提供時間指定のオプション購入も可能となっています。通常は離陸後約1~2時間に提供されていますが、到着約2時間前に提供されるオプション(有料)もあります。

離陸後にお腹が空いたら事前に自分で用意しておいたお弁当を食べて、到着約2時間前には予約しておいた機内食をいただく、といったことも可能です。

日本のLCCなので、日本食のオプションがたくさんあるのが嬉しいですね。

9. 3,000円プラスで優先チェックイン&受託手荷物の優先返却

2023年10月29日から新しく始まったのが、「ZIPAIR Express Service」。

これは利便性向上のため、優先チェックインと受託手荷物の優先返却が受けられるオプションで、成田⇔バンクーバー線に限らず全路線で一律 3,000円となっています。

1便につき30名までが利用でき、販売は出発の24時間前まで行われています。購入者はZIPAIR Express Service専用カウンターに行ってください。

10. ZIPAIRでの購入特典付き。追加1,600円で成田発の際にラウンジも利用可能

2021年7月からZIPAIR Tokyoは、成田空港出発時のラウンジサービスを有料オプション販売しています。ZIPAIRで購入すると、「アルコールまたはデザートいずれか1品をサービス」の特典付きです

利用の際は、成田空港のチェックインカウンターでスタッフの人にラウンジの件を伝えるだけ。ラウンジクーポンがもらます。出国手続き後、搭乗までの時間をNarita TraveLounge(ナリタ トラベラウンジ)でゆっくり過ごしたい方はぜひ。

価格は 1,600円(税込)で、ラウンジの営業時間は7:00~21:00(ラストオーダー20:30)です。ちなみに5歳以下は無料で、6歳~11歳の子どもは直接ラウンジで小児料金を支払う必要があります。(その場合、基本サービスのみでZIPAIR特典は付きません)

以下、2021年6月に発表された時の内容になりますが、成田⇔バンクーバー線利用時にも、成田発の際はオプション購入可能でしたよ。

■ラウンジ:Narita TraveLounge(ナリタ トラベラウンジ)(運営:成田国際空港(株))
 https://www.narita-airport.jp/jp/service/svc_62
■場所:成田空港第1ターミナル(出国手続き後エリア)26番ゲート付近
■価格:1,600円(税込)
■サービス内容:コーヒー・各種ソフトドリンク、スナック、雑誌、無料Wi-Fi、各席電源、フライト情報
※お食事、アルコール類のご注文には別途料金が必要です。
■ZIPAIR購入特典:アルコール類またはデザート1品サービス

引用:ZIPAIR Tokyo

 

せっかく利用するならZIPAIRのポイントも貯めてください

いかがでしたか?

ちなみに、ZIPAIRにはZIPAIR Point Clubという無料の会員プログラムがあり、ポイントを貯めることができます。Webから簡単に会員登録可能です。

貯まったZIPAIRポイントは1ポイント1円相当の価値になり、航空券購入の際などに使えます。さらに、JALマイルからZIPAIRポイントに、ZIPAIRポイントからJALマイルにそれぞれ交換可能なのも嬉しいですね。

成田⇔バンクーバー間で色々オプションを付けると10万円を超える場合も十分ある感じ(LifeVancouverスタッフは往復で 1,065カナダドルくらいになりました)なので、その他の航空会社のセール時の価格とそこまで変わらないかもしれませんが、成田への直行便がいつでも低価格で購入できる状況ができたことにありがたみを感じる方も多いのではないでしょうか?

ちなみにZIPAIRではチケット購入後の予約変更はできないので、変更の可能性がある方は十分気をつけてくださいね。


(関連記事)オプション込で何円になったか紹介。ZIPAIRバンクーバー⇔成田線の航空券購入の流れ

※上記の情報は2023年12月27日現時点のものになります。最新の情報はZIPAIRのWebサイトでの確認をお願いします。

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