バンクーバー国際映画祭(VIFF)9月開催。出品される日本映画5本。怪物、バカ塗りの娘

   
  

2023年もいよいよバンクーバー国際映画祭(通称 VIFF: Vancouver International Film Festival)の開幕が近づいてきました。

今年も世界各国から出品された数々の映画作品が、9月28日(木)~10月8日(日)までバンクーバー市内の映画館各所にて上映されます。

そこで、今回のVIFFに出品されている日本映画5本とそれぞれの上映スケジュールをまとめてみました。

1. アンダーカレント(Undercurrent)

バンクーバー国際映画祭・パノラマ部門正式出品作品のアンダーカレント。監督は「愛がなんだ」「あの頃。」「ちひろさん」などを手がけている今泉力哉氏です。

豊田徹也氏による漫画「アンダーカレント」の実写版となります。映画を観る前に豊田徹也氏のコメント(↓)をぜひチェックしてみてください。

上映:
9月28日(木)9pm~ International Village 10
9月30日(土)12:30pm~ International Village 9

監督:今泉力哉
出演:真木よう子、井浦新、江口のりこ、中村久美

【VIFFの紹介ページ】【映画公式サイト】

 

2. 悪は存在しない(Evil Does Not Exist)

米アカデミー賞の国際長編映画賞に輝いた「ドライブ・マイ・カー」でも記憶に新しい濱口竜介監督の最新作「悪は存在しない」がバンクーバーで上映されます。

イタリアの第80回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門で世界初上映され、「銀獅子賞(審査員大賞)」を受賞。トロント国際映画祭(tiff)にも出品されている注目作、バンクーバーでお見逃しなく。

上映:
9月29日(金)9pm~ Park Theatre
10月3日(火)9:15pm~ Park Theatre

監督:濱口竜介
出演:⼤美賀均、⻄川玲、⼩坂⻯⼠、渋⾕采郁

【VIFFの紹介ページ】

 

3. 怪物(Monster)

是枝裕和監督と希代のストーリーテラー 坂元裕二氏の夢のコラボレーション作品が映画「怪物」です。日本では2023年6月2日に公開されています。

いったい「怪物」とは何なのか、映画を見て確かめてみてください。

上映:
10月1日(日)9pm~ Vancouver Playhouse
10月4日(水)6pm~ Vancouver Playhouse
10月7日(土)3pm~ Vancouver Playhouse

監督:是枝裕和
出演:安藤サクラ、永山瑛太、田中裕子

【VIFFの紹介ページ】【映画公式サイト】

 

4. バカ塗りの娘 (Tsugaru Lacquer Girl)

日本が誇る伝統工芸 津軽塗(通称「バカ塗り」)が繋ぐ父娘の物語「バカ塗りの娘」がバンクーバー国際映画祭 パノラマ部門に出品されています。日本では9月1日に全国公開されています。

NHK連続テレビ小説「わろてんか」で注目を集めた堀田真由さんや、ベテラン俳優の小林薫さんが出演しています。

上映:
10月4日(水)8:45pm~ International Village 8
10月6日(金)3:30pm~ International Village 10

監督:鶴岡慧子
出演:堀田真由、小林薫、坂東龍汰、宮田俊哉

【VIFFの紹介ページ】【映画公式サイト】

 

5. 君たちはどう生きるか(The Boy and the Heron)

日本で先日7月14日に公開された宮﨑駿監督によるスタジオジブリ制作のアニメーション映画作品『君たちはどう生きるか』。トロント国際映画祭で一足先に上映となりましたが、ついにバンクーバーで上映されます。

既にチケットは売切れになっていて、注目度の高さがうかがえます。

上映:
10月6日(金)6:30pm~ Vancouver Playhouse
10月7日(土)12:00pm~ Vancouver Playhouse

監督:宮崎駿

【VIFFの紹介ページ】【映画公式サイト】

 


ということで、今回は日本映画だけを紹介しましたが、他の国の映画もたくさんあるので、ぜひVIFFのオフィシャルサイトでチェックしてみてください。

この絶好の機会にたくさんの映画を楽しみましょう!

Vancouver International Film Festival 2023
開催期間:9月28日(木)~10月8日(日)
開催場所:バンクーバー市内の映画館各所
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