日本語で相談できるバンクーバーの弁護士を探している皆さん、楠原法律事務所の楠原ライアンさんをご存知でしょうか?
(関連記事:カナダ・バンクーバーの弁護士 楠原ライアンさんQ&A9つ)
楠原法律事務所はサレーにあるのですが、新たにリッチモンドオフィスが2024年9月にオープンしました。スカイトレインのRichmond – Brighouse駅のそばということもあり、バンクーバーからのアクセスがとても便利になりましたよ。
(楠原法律事務所の皆さん)
そこで今回は、実際にリッチモンドオフィスを訪れて、ライアンさんに新オフィスのことや楠原法律事務所の魅力とサービス、そして今後の展望などお話を伺ってきました。
目次
楠原法律事務所の新オフィスがカナダBC州メトロバンクーバーのリッチモンド市にオープン
(ライアンさんのオフィスがあるビル。CF Richmond Centreのすぐ近くです)
メトロバンクーバーのリッチモンド市に楠原法律事務所の新しいオフィスが2024年秋にオープンしました。(住所:6081 Number 3 Rd, Richmond, BC V6Y 2B1)
今までライアンさんに対面で相談するにはサレーオフィスまで足を運ぶ必要があり、車が無いと少し不便でしたが、新しい楠原法律事務所のリッチモンドオフィスは Richmond – Brighouse駅から徒歩3分という便利なロケーション。車を持っていなくても、格段に訪れやすくなりました。
オフィスは6081と書かれたビルの10階にあります。実際に訪れてみると、2024年9月時点では10階に楠原法律事務所以外のオフィスが入っていないこともあり、とても静かな雰囲気。プライバシーが保たれて、とても相談しやすい環境でした。
この日は両オフィスで働くスタッフの皆さんがリッチモンドオフィスに集合していたのですが、大阪生まれのライアンさんをはじめとして、皆さん気さくな方ばかりでした。
ライアンさんが日本語/英語を話せるのはもちろん、アシスタントの方も日本人なので、バンクーバーにいながら日本語で相談したい方は安心してお問い合わせできますよ。また、中国語(マンダリン)が喋れる弁護士の方もいたりと、多言語での相談が可能となっています。
バンクーバーの弁護士、楠原ライアンさんQ&A 7つ
それではここから、ライアンさんへ質問してみた内容をお届けします。
Q1.最初に、リッチモンドオフィスを開いた理由や経緯など教えてください。
サレーオフィスにいるときも、独立したカタチで同僚とパートナーシップ経営というカタチで法律事務所(Panorama Law Group)を運営していたのですが、2024年にオフィスシェアへと経営形態が変わったんです。
それがきっかけで自由に運営する機会がさらに広がり、クライアントの皆さんのニーズにより合わせてサービスを提供することが可能になりました。
ここ数年私が改善したいと思っていたのは、サレーオフィスは車を使う方にとっては良い立地なんですが、車を持っていない方にとっては不便なロケーションということでした。
そのため、今回経営形態が変わったことをきっかけに、車が無いバンクーバー在住の方も気軽にオフィスに来ていただけるように、公共交通機関で訪問しやすいリッチモンドのオフィスを開くことを決めました。
Q2.リッチモンドとサレーオフィス、どちらに日本人スタッフがいますか?
日本人スタッフがいるのは、主にリッチモンドオフィスになります。
コンセプトがサレーとリッチモンドオフィスでそれぞれあって、リッチモンドは「プライバシー」です。10階のハイフロアにあって、現時点では他のビジネスのオフィスも入っていないので、この環境であれば相談しにくいことでも安心して相談できるかと思います。
(リッチモンドオフィス)
逆にサレーオフィスは、長年カナダに住んでいて車を持っている方が気軽に通えるような広い駐車場がある点や、英語が上手なスタッフを配置しています。
Q3.数ある法律事務所の中から楠原法律事務所を選ぶメリットは何でしょうか?
やはり日本語を喋ることができる、理解できる弁護士はメトロバンクーバーで見てもかなり少ないのが現実としてあるかと思います。特に法律関係の英語は日常会話ではほとんど使われない単語やフレーズが頻繁に登場することもあり、日本語が第一言語の方にとって日本語で内容がきちんと理解できるメリットは大きいかと思います。
また、法律事務所によっては扱える分野がかなり限られているのですが、楠原法律事務所に関しては、特に日系コミュニティの皆さんにはなるべく幅広く色んな問題に対応するアプローチをとっています。
Q4. 幅広く色んな問題とは、具体的にどのようなことが挙げられるでしょうか?
先ほどの話に続いて私たちの強みと言える部分ですが、楠原法律事務所としてはもちろん、Panorama Law Group としてもお客様の希望に対応できます。
そのため、私個人では扱っていない家庭・移民関係の問題をグループ内のファミリーロイヤーなどに紹介したり、ビジネス関係でもビジネスロー専門の弁護士と私が共同で問題を解決したりすることも可能です。
家庭・移民関係の問題はどちらも専門的な分野になり、移民コンサルタントやファミリーローを扱うパラリーガルなどの専門家に相談するのが良いかとは思いますが、弁護士にしか解決できない問題もあるので、そんなときは一度ご相談ください。
Q5.楠原法律事務所で最も力を入れていることは何でしょうか?
民事裁判、損害賠償、事故関係、プロフェッショナル・ネグリジェンス(業務上の過失)などの分野には力を特に入れているので、それらが楠原法律事務所の強みということは間違いないです。
かなり複雑な憲法が関わる分野であったり、そのような難しい問題を扱えるのも、最近は我々の強みになっていると感じています。
Q6.遺言関係の案件も依頼できるのでしょうか?
はい、遺言・相続問題などについてもご相談ください。特に最近増えてきているのが、 Executor(エグゼキュター:遺言の内容を執行する代理人のこと)の依頼です。
カナダに暮らす人の中には、「遺産を寄付したい」「日本にいる遠い親戚に遺産を渡したい」と考えても、それを手伝ってくれる人が現地にいない場合があります。実際、「身近な知人がいない」「両親がいない」「子どもが日本に住んでいて、カナダで頼れる人がいない」という状況の方が少なくありません。
そんなときに遺言執行人の存在が求められるわけですが、トラストカンパニーなどは遺言執行人サービスの費用が高いところも多いので、「それであれば、うちの法律事務所で同様のサービスを良心的な費用で行ったらいいんじゃないか?」となり、依頼を受け付けています。
Q7.最後に、楠原法律事務所の今後の目標を教えてください。
最近では個人のお客様はもちろん、「日本から海外へ出店したいと考えている」といった企業さまからの相談も増えてきました。ただ、多くの案件を扱うにはスタッフの数が足りていないので、オフィスを大きくするのが当面の目標ですね。
弊社のキャパシティの問題でお客様からの依頼をお断りすることを無くし、将来的には大きなプロジェクトの力になれるようにできたらと思っています。
今悩みを抱えている方は、気軽に一度ご相談ください。少しでも、皆さんの力になれれば幸いです。
最後に:楠原法律事務所のWebサイトもチェック
ということで、ライアンさんに相談したいことがある人は、まずはこの記事内のお問い合わせフォームや電話などで一度相談してみてはいかがでしょうか?もちろん日本語でも英語でもOKです。
LifeVancouverには、過去にライアンさんへのインタビュー記事や動画もあるので、楠原法律事務所の新しいWebサイトとあわせて確認してみてください。
楠原ライアンさんへのお問い合わせフォーム
弁護士法人楠原法律事務所(Kusuhara Law Corporation)
【公式サイト】
リッチモンド(サテライトオフィス)
住所:6081 Number 3 Rd, Richmond, BC V6Y 2B1
(Richmond-Brighouse駅から徒歩約3分)
TEL: (778) 697-5695
営業時間 平日9:00 〜 16:00
サレー(メインオフィス)
住所:5577-153A Street Surrey, BC V3S 5K7
TEL:(604) 372-4550
営業時間 平日9:00 〜 16:00
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