「清水なおみのとっておきレシピ」
こんにちは。清水なおみです。
料理はハートで作るもの!皆さんも、どうぞクッキングを楽しんでくださいね。

今回は、サーモンで作るホームメイドの「さつま揚げ」に挑戦してみましょう。
私がカナダに移民してきた60年ほど前には、バンクーバーで日本の食べ物を手に入れるのが難しく、何でも自分で作らないとなりませんでした。今では、考えられないでしょう?
ある時、サーモンを1匹さばいていて、切り身をとったあとの骨の周りにたくさんの身が残っているのを見て、このまま捨てるのはもったいないな。。。と思いました。そこで骨の周りの身をスプーンでこそげてミキサーにかけて、ちょっと味をつけて揚げてみたらば、これがなかなかおいしいじゃありませんか。

これはさつま揚げになるわ!と思い、何度も試行錯誤を繰り返して、調味料や加える野菜類の量を最高の配分にしたものが今回ご紹介するレシピです。私の自信作のひとつで、何度も繰り返し作ってはたくさんの方々に喜んでいただいてきました。
日本の「さつま揚げ」は、カナダでは「テンプラ(Tempura)」と呼びます。ふんわり優しい甘みのホームメイド・テンプラは、病みつきになる美味しさ。日本人はもちろんですが、カナダ人にもとても喜ばれます。

photo: The Province
BC州特産のサーモンを使ったこのユニークなレシピは、バンクーバーの有名な新聞(Province紙)でも取りあげてもらいました。私にとっては、思い出の深いレシピのひとつです。
フードプロセッサーを使って、意外と簡単に仕上げられます。サーモンの種類は何でも大丈夫です。安いサーモンを使って作っても、びっくりするほどおいしくなりますよ。
揚げたてをそのまま食べても美味しいし、ほんの少しお醤油をたらし食べても良いですね。冷凍保存もできます。ホームメイドでしか出せない美味しさを、ぜひ味わっていただきたいです。やけどをしないように、油の扱いには十分にご注意くださいね。
目次
第32回レシピ(難易度 ★★☆):サーモンてんぷら(サーモンのさつま揚げ)
<材料>
- サーモン 約300グラム(どの種類のサーモンでも大丈夫です。)
- 卵 2個
- ニンジン(中) 2本
- サツマイモ/Sweet Potato(中) 1個
- グリーンピース(冷凍) 1/2カップ
- 砂糖 大さじ3~4
- 塩 小さじ 1+1/2
- しょうゆ 大さじ1
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- コーンスターチ 大さじ4(← 最後に加えます。)
- 揚げ油(サラダ油) 適宜
<作り方>

(グレーター)
① ニンジンとサツマイモを、それぞれおろしておく。
*チーズグレーターのいちばん目の粗いおろし金を使うと良いです。
② サーモンを細かくなるまでフードプロセッサーにかけ、ここに卵を加えてさらに撹拌する。
③ ニンジン、サツマイモ、調味料(コーンスターチ以外)の順に加えて、フードプロセッサーでよく混ぜる。
④ 最後にコーンスターチを入れて、さらに撹拌する。
⑤ フードプロセッサーからボウルに取り出し、グリーンピースを加えてヘラなどでよく混ぜる。
⑥ ⑤を大さじ大盛り1杯くらい取り、水で濡らした手で平たい丸形を作り、中温の油(約170℃)でゆっくりと時間をかけて、おいしそうな色がつくまで揚げる。
<ポイント>
- どんな種類のサーモンを使っても良いです。スプリングサーモン、ピンクサーモンなどの安価なサーモンでも美味しくできます。
- サツマイモの代わりにジャガイモを使うと、また違った美味しさになります。
- 水で濡らした手でタネを形作り、油の中にすべり込ませるようにして揚げていきます。打ち粉などは使わないで成形します。
- 揚げる時は、中温(約170℃)でゆっくりと。一度に油の中にたくさん入れすぎないこと。テンプラどうしがくっつかないように、余裕をもって揚げてください。
主婦の友社から「ナオミのカフェ(Naomi’s Cafe)」好評発売中!Kindleでも購入可能です
1971年から25年間、カナダ人に愛されたニューウェストミンスターのカフェ「Naomi’s Café」。
そんなNaomi’s Café に集まる人たちとの笑いと涙と“愛”にあふれた数々のストーリーと、なおみさんの人生を書き綴った本が、2022年1月31日に主婦の友社から出版されましたよ。

ちょっと元気の出ない方、人生に行き詰まっている方、人と関わることがしんどくなっている方。。。
そんな方は、ぜひこの本を手に取って、清水なおみさんに元気を分けてもらってください。Kindleでも購入できるので、カナダ在住の方もぜひ!
それでは、次回のレシピもお楽しみに。


