カナダ第2位の航空会社 WestJet の客室乗務員約4,400人を代表する労働組合 CUPE Local 8125 は、同社に対し72時間のストライキ通知を出したことを発表しました。これを受けてWestJetも同日、72時間前のロックアウト通知を発表しました。
ただし、双方とも「現時点で直ちに運航へ影響が出るわけではない」としており、現在も新たな労働協約の締結に向けた交渉が続けられています。
ストライキは最短で8月2日から

photo from WestJet Component
ロングウィークエンドとなる8月2日(日)午前0時(山岳部標準時)までに新たな契約に関する合意に至らなければ、ストライキまたはロックアウトによる業務停止が始まる可能性があります。
組合CUPE Local 8125は、「依然として重要な課題について隔たりがある」と説明しています。CUPE 8125のアリア・フセイン会長は「私たちは何を変える必要があるのかを明確にし、公正な合意に達するために懸命に努力してきました」と語っています。組合側は、
- すべての勤務時間に対する適切な賃金支払い
- インフレに見合った賃金改善
- 労働条件の改善
などを求めており、「旅行者への影響を最小限に抑えながら、公正な合意を目指している」としています。組合によると、現在の報酬制度では搭乗準備など、多くの業務が十分に報酬へ反映されていないことが大きな争点となっています。

photo from cupe.ca
WestJet「お客様への影響を最小限にしたい」
一方、WestJetはロックアウト通知について、「組合の行動に対応するための措置であり、軽い判断ではありません。お客様に引き続きご不便とご不安をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。」と説明。
Alexis von Hoensbroech CEOは、客室乗務員の貢献を高く評価していて、利用者・乗務員・航空機が各地で足止めされるリスクを最小限にしたいと語っています。また、今後も24時間体制で交渉を続けていく意向です。

現時点では通常運航が続いていますが、交渉がまとまらない場合は8月2日以降、一部便で欠航や遅延が発生する可能性があります。近々WestJetを利用予定の方は最新情報を随時確認するようにしてください。

