カナダBC州、今秋から全ての12歳以上へブースター接種を提供できるようにする予定

   
  

最近皆さんの周りで「Covid-19に感染した」という声を聞くこともちらほらあるのではないでしょうか?または、実際に感染してしまったという方もいるかもしれません。

カナダBC州では、2022年7月6日時点のデータで、12歳以上の人口の59.5%が3回目の接種を行ったとされています。

カナダでオミクロン変異体の活動が非常に高かった2022年4月上旬から5月上旬までのワクチン有効性データによると、ブースター接種を受けた人の入院するリスクはワクチン未接種の人に比べて約5分の1とのことでした。

そんな中、先日BC州政府はCOVID-19免疫計画の次のステップとして、今年の9月~12月に12歳以上の全ての人を対象とした新たなブースター接種を提供する予定であることを発表しました。

元々BC州は2021年10月に最初にブースタープログラムを開始。それ以来多くのBC州民がブースター接種を受けましたが、州政府によるとまだ約130万人もの人がブースター接種を受ける必要があるとのことです。

パブリックヘルスも、保護を強化および拡大するために、誰もができるだけ早く最初のブースター接種を行うべきであるとアドバイスしています。

また、National Advisory Committee on Immunization (NACI)によると、秋から提供される予定の全てのブースター接種は、最後に受けたワクチン接種から6カ月以上間隔を空けることが推奨されています。

高レベルのワクチン接種により最近症例数自体は減少していますが、COVID-19はまだまだBC州のコミュニティで流行していて、風邪などが流行しやすい秋と冬にも持続的な保護を提供するため、今回のブースター接種が計画されています。
(BC州政府はCOVID-19に感染したことがある人でも、確実に保護するためにブースターが必要としています)

ただ、6カ月以上前にブースター接種を受けている70歳未満の人で、特別な状況であると感じている人は、コールセンターを通じて2回目のブースター接種を予約することができるとのことなので、該当する方は検討してみてください。

ということで、秋に多くの人が3回目 or 4回目のワクチン接種を受ける機会が設けられます。また詳細が発表され次第、LifeVancouverでもお伝えしたいと思います。

Topへ