ついにOPEN!バンクーバー初のJollibeeに一番乗りできなかったけど救われた話

   
  

以前から編集部のカラアゲラバークラブもかなり注目していたフィリピンで絶大な人気を誇るお店 Jollibee(ジョリビー)。フライドチキンが主力のファーストフードチェーンです。

なんと!!昨年のGranville Streetの工事から、ついに本日2月25日(金)グランドオープン!

待ちに待ったLifeVancouverスタッフが、一番乗りになれるよう朝イチから並びに行ってきたのですが。。。。
 

グランビルにオープンしたジョリビー(Jollibee)。到着次第、速攻詰むの巻

開店が朝9時とのことで、一時間前の朝8時に着いていれば大丈夫であろうと思っていたのですが、到着した瞬間に詰みました。

昨晩から野宿したチームもいたり、そしてもっと早い朝からきていたJollibee愛好者はなんと目視ですでに100人以上の行列が。。。。

一番乗りの夢が儚く散りました。
いままで本当にありがとうございました。

そして本当に一番乗りで来た方が、のりのりのDJの音楽にのせられ登壇。

そんなスペシャルで Jollibee愛がこもった彼には、まさかのJollibeeカナダから豪華賞品が!!!!

開店前の24日夜8時半から並んだ彼には、

・一年分のChickenjoy(最大1バケツ/月)
・Jollibee特製ニット帽x1
・JollibeeマスコットのFunko Pop人形x1

が贈呈されたのです。

くそぉおおおおお!!!!Pop人形もChickenjoyも普通に買えるだろうけど、あの「特製ニット帽」は本当にうらやますいいいいいいいい!!!!


 

敗れる夢と、叶う夢

「一番乗りでJollibee(じょりび)れなかったことに悔いはない。それ以上の愛情をもった人間がいたことに、むしろ尊敬の眼差しを贈呈してきた自分は限りなく大人だったと思う。」

そんなことを考えながら、朝イチのJollibeeの行列を離れLifeVancouverのオフィスへ向かおうとしていると、ちょうど開店したお店を発見。出されたばかりの看板を前に、私はなぜか足を止めてしまいました。

「Jollibeeの一番乗りができないのであれば、このFable Diner &Barのブレックファーストの一番乗りになればよいではないか。」

そんな神様の囁きが、私には聞こえました。

そして、店内に入った傷心しきった私を、店員さんは優しく席に案内。座った途端、自宅に戻ったような心地よさが凍りついたお尻を温めて、日差しもなんやかんやでお尻を差してくれました。

また、今朝から一連の流れを伝えると、店員さんは優しい声で私に「今日のシェフのおすすめ」を勧めてくれました。

「今日のシェフのスペシャルは、チョリソーエッグベネディクトよ。ちょっぴりスパイシーだけど、今の心が凍りついてしまった君には、このくらいのスパイスがぴったしね。」と言ってくれたら惚れるに間違いないほど丁寧で、どこかとても親しみやすい店員さんからコーヒーを受け取り、ふと我に返ることができました。(言われてない)

ソースはふんわり柑橘系のさわやかな酸味がとっても印象的で、チョリソーのスパイシーさが元気よく味覚を起こしてくれたかと思うと、口の中いっぱいに広がるポーチドエッグが、優しくすべて包んで喉の奥に流し込んでくれました。

気がつけば完食してしまい、すこし放心状態のワタシに店員さんが声をかけてくれました。

「Jollibeeの特製ニット帽は残念だったけど、うちのお店にあるニット帽も負けてないわよ。」

塞翁が馬、ニット帽はゲット

Jollibeeで一番乗りはできなかったけど、Fable Diner & Barで奇遇にもブレックファーストの一番乗りができました。

温かい人々に愛され、気がついたら15ドルのお店の名前が入っている黒ニット帽と、ちょっとよく分からないオレンジ色の「FOCAL EAT」というオンラインオーダーのCRMのニット帽を買っていました。

明日からも頑張っていこうと思いました。

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