【2022年から】カナダBC州の全労働者が5日間の有給病気休暇を利用可能になります

   
  

本日11月24日(水)、カナダBC州政府から新しい発表があり、すべての労働者は来年1月から年間5回の有給病気休暇を利用する資格がもたらされます。

Harry Bains 労働大臣は発表のなかで、この新しい恒久的な政策は2022年1月1日に発効し、パートタイム労働者を含む雇用基準法の対象となる州のすべての労働者に適用されると述べました。
(州のこちらのページによると、この資格を得るために従業員は少なくとも90日間雇用主の元で働いている必要があります)

今回の決断は、BC州全土の6万人にわたる雇用主と従業員の声をもとに決定。対象者は「有給病気休暇は3日 or 5日 or 10日間どれが適切か?」と聞かれたそうで、病気で仕事できない労働者の87%が5日以下の有給病気休暇をとったことから、5日となったようです。

Harry Bains 労働大臣は「BC州では、(有給病気休暇について)5日間が正しいアプローチであると信じている」と語りました。BC州政府によると、州の労働者の約50%が有給病気休暇を現在利用できない状況にあるとのことです。

ジョンホーガン州首相もこの件に関して自身のTwitterで以下のように語っています。

すべての労働者は、必要なときに病気の休暇をとることができるはずです。

1月1日から、BC州は毎年最低5日間の有給病気休暇が利用できるカナダで最初の州となります。

ちなみにボニー・ヘンリー博士は今回の決定に関して「5日間という決定は職場での病気の蔓延を抑制し、BC州民をパンデミックから遠ざけることに一歩近づけるのに役立つ」と述べました。

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