Covid-19のために仕事を休む際、BC州全労働者は最大3日間の有給病気休暇が使用可能になる予定

   
  

先日カナダBC州政府は、労働者がCovid-19ワクチン接種を受ける際、最大3時間の有給休暇がとれるように法を改正したのは、皆さんも覚えているかと思います。

そして、5月11日(火)にはパンデミック中に病気が発症した際などに使える、有給の病気休暇(B.C.’s paid sick leave)を州内の全労働者に最大3日間認める予定であることをBC州政府が発表しました。

パートタイム・フルタイム問いません。

 

【最大3日間の有給の病気休暇】1日あたり最大200ドルまでBC州政府がカバー。朝起きて気分が悪くなった場合でも、収入を失うことを心配することなく在宅可能

BC州政府は、パンデミック中病気が発症した際などに労働者の在宅を支援するため、最大3日間の有給病気休暇(B.C.’s paid sick leave)を認める予定です。

この病気休暇は、Covid-19の症状が発生した際はもちろん、自己隔離のときやCovid-19検査結果の待機時などの際に利用可能で、パートタイムの方も含めてBC州の全労働者が対象となります。

雇用主はCovid-19のために病気休暇をとる労働者に全額の賃金を支払う必要があります。

また、既存の病気休暇プログラムのない雇用主に対しては、州が費用を賄うために1日あたり最大200ドルを払い戻す予定です。

つまり、もし1日200ドル以上の賃金を得る労働者が有給の病気休暇を取る場合は、雇用側が200ドルを超える残りの賃金をカバーすることとなります。

ジョン・ホーガン州首相は「このパンデミックに労働者やその家族、同僚を保護する最善の方法は、有給の病気休暇プログラムを実施することです。」「私たちのBC州独自(made-in-B.C.)のこのプログラムは、(コロナ禍で)被害を受けた企業のコストをカバーするのに役立つため、私たち全員がこのパンデミックを乗り越え、強力な景気回復に移行することができます。」と語りました。

また、労働省のハリー・べインズ氏は、「この法律の結果、労働者が朝起きて気分が悪くなった場合でも彼らは自分の収入を失うことを心配することなく、家にいることができます。これは労働者にとっても、企業にとっても、経済にとっても良いことです。」と述べました。

そして、今回のCOVID-19に関連する有給の病気休暇プログラムは、議会で可決された日から2021年12月31日まで有効となります。

言い換えると、2021年5月11日時点では有効ではないので、お気を付けください。ちなみに、この病気休暇を支援するために、WorkSafeBCは来月から州に代わって雇用主の償還プログラムを管理するとのことです。

 

最後に:自身が感染率の高い地域に住んでいるかどうか、まだの人はぜひ確認してください

最後に、BC州の感染率の高い地域(high-transmission neighbourhoods)にお住まいの18歳以上の方は、ワクチン接種の優先予約ができます。

上記のリストに自身の居住地域が入っていないかどうか、ぜひ確認してみてください。

また、Vancouver Coastal Health 地域にお住まいの30代以上の方は、5月11日と12日以降からワクチンの予約ができるようになるとのことなので、予約の連絡を見逃さないようにしてくださいね。

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