カナダBC州のレストランやバー、観光事業者は恒久的に卸売り値でアルコール購入が可能に

   
  

カナダBC州では、新型コロナウイルスの影響で多くの飲食店が影響を受けています。政府も支援をしていますが、状況の厳しさからお店を畳むところも少なくありません。

そんな中、本日2月23日にBC州政府から新しい発表がありました。

 

朗報!レストランやバーなどを対象に、卸売り値でのアルコール購入を恒久的に許可

カナダBC州政府はレストラン、バーや観光事業者を対象に、卸売値でのアルコール購入を恒久的(=無期限的)に許可することを発表しました。今回の動きは、コロナ禍で苦戦している業界の手助けになることを目的としています。

そもそも以前はリカーライセンスを持つレストラン、パブ、および観光事業は、ほとんどのアルコール購入に対して、完全な小売価格(卸売価格に加えて、政府によって設定されたマークアップ)を支払っていました。

しかしBC州政府はコロナ禍において昨年6月に一時的な変更を行い、ホスピタリティ業界が酒屋と同じ価格でアルコールを購入できるようにしましたが、今回の発表で「一時的(2021年3月31日に期限が切れる予定だった)」の変更が「恒久的」となったので、州内の約8,500にもなるパブ、レストラン、そしてその他の観光事業者にとって朗報となります。

ジョンホーガン州首相は自身のTwitterで以下のように語っています。(意訳)

このパンデミックは、レストラン、バー、パブで働く19万人のブリティッシュコロンビア州民に被害をもたらしました。 私たちは彼らが回復するのを助けるために別の一歩を踏み出しました。

また、以下のツイートを見ると、Restaurants Canada も今回の発表に感謝しているようでした。

ということで、今後も地元のレストランやバーなど、コロナ禍で苦しんでいるお店をサポートする意味でも利用していきたいですね。

ちなみに3月7日までDine Out Vancouver Festival も開催中となっているので、ぜひ参加店舗もチェックしてみてください。

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