前例のない大量発給!カナダ移民局、エクスプレスエントリーで27,332人にITA発給

   
  

文/ビザJPカナダ代表 白石有紀
ビザJPカナダ在籍のカナダ政府公認移民コンサルタント。カナダ移民コンサルタント協会(ICCRC) 、およびカナダ移民コンサルタント連盟(CAPIC)の正規メンバー。短期ビザ、永住権の申請取得コンサルティングを専門とする。

バンクーバーが今シーズン初の雪景色となった2月13日。
カナダの永住権を目指している方には、歴史的な土曜日となりました。

 

エクスプレスエントリーで27,332人にITA発給!

カナダ移民局は、今日のエクスプレスエントリードローで、27,332人にITAを発給しました。この前例のないITA大量発給で、CRS(Comprehensive Ranking System)のスコアがたったの75点の人でもITAが来ました。これはエクスプレスエントリーシステムが開始して以来の最低スコアです。

今週の水曜には、各州ノミネーションプログラムの654人にITAが発給になっていますので、合計で27,986人もの人に今週はITAが発給になったことになります。

移民局は「タイブレークルール」を使っています。同点の人はみんなITAが来るというルールです。ですので、2月12日の15:31 UTCより前に登録して75点だった方には全員にITAが来ているはずです。74点またはそれ以下の方には残念ながら来ません。

最近のドローイングでは、何点までの人にITAが来ていたのでしょうか?

2020年11月18日 472点
2020年11月25日 469点
2020年12月9日 469点
2020年12月23日 468点
2021年1月6日 813点
2021年1月7日 461点
2021年1月20日 741点
2021年1月21日 454点
2021年2月10日 720点
2021年2月13日 75点!!!

カナダは、2021年は401,000人の移民受け入れを目標値としています。2022年は411,000人、2023年は421,000人です。

2021年の401,000人のうち、エクスプレスエントリーでのITA発給は、107,350件をターゲットとしています。今年は2月13日現在で合計37,986件のITAをすでに発行したことになりますので、残りは69,364件です。

カナダ政府は、コロナ禍の現在、カナダ国内にいるスキルドワーカーには大変有利な特別施策を多数打ち出しています。就労ビザの延長申請をしやすくしたり、ビザの有効期限が切れてしまった人にも滞在資格復元ができるようにしたり、観光ビザの人も就労ビザの国内申請ができるようにしたり、ポストグラデュエートビザは18か月延長できるようにしたり。今回も、対象になっているのは「カナダ国内でのスキルドワーク職歴が1年以上ある人」のカナディアンエクスペリエンスクラスです。

今回のようなITAの大量発給が続けて行われるとは考えにくいですが、今後も引き続き、カナダ国内にいるスキルドワーカーには有利な施策が行われると、私は予想します。次回のITA大量発給は、年末に近いころに、移民受け入れ目標人数に合わせて行われる可能性が高いのではないかと考えています。(もちろんもっと早く行われるかもしれません!)

査定の結果、ご自身のCRSスコアが400点前後またはそれ以下で、自分は無理だと思って登録していなかった方は多いと思います。無理そうだからと言って、PNPやファミリークラス、就労ビザの延長などに計画を変えた方も少なくありません。そういう方は、今後はぜひ、ダメ元で良いので、エクスプレスエントリーにも同時に登録をしておくと良いですね。

他のカテゴリーのビザや永住権を申請していても、同時にエクスプレスエントリーにも登録することが可能です。

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弊社では、エクスプレスエントリーの代理登録、そしてITAが来た方のその先のステップの代理申請を行っています。今回ITAが来た方も、これを機会に登録をしておこうと思い立った方も、ぜひ弊社の「無料相談 問い合わせフォーム」からご連絡ください。

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