もし自分の視力が明日には失くなるとしたら、皆さんは何を見たいですか?
Blindness sucks. Job loss, lack of independence…and reminders of your limitations. Not something you getting over but grow through. #iwin
— Dan Lundy (@danlundy24) 2015, 6月 30
カナダのSaskatoonで妻と3人の子どもと暮らす34歳のDan Lundyさんは先天性の視覚障害があり、最近になって近々視力を完全に失うことが宣告されました。
そのために洋服店の仕事を辞めざるを得なかった彼は、盲目になる前にひとつの願いを叶えようと決心します。それはまだ見たことがない「海を見ること」でした。
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ダンさんはこう語っています。
「みんな、どのくらい大きいか、どのくらいパワフルなものかを表現するために海で例えるでしょ?それが本当にそんなものなのかを見てみたかったんだ。」(意訳)
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その言葉を聞いて彼の妻 Jennさんは「Go Fund Me campaign」で助けを求め、約5,600ドルを集めます。そのお金を使い、彼女の叔父叔母が住むバンクーバー島(ヴィクトリア)の海を見る計画を立てたのでした。
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そして、実際に海を見ることができた感想をダンさんはこう語っています。
#dreamcometrue! pic.twitter.com/QasSwG63e7
— Dan Lundy (@danlundy24) 2015, 8月 4
「波が岩肌にぶつかっているのが見える。これってすごいことだよ。」(足を水に浸けて)「これは湖や他の何かじゃない。違いを感じることができる。素晴らしい気分だよ。」(意訳)
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そしてこうも語っています。
「この旅行は本当に大切なことだったんだ。だってぼくは旅行を通して見ることができた子どもたちの成長や経験をこれからは見ることができなくなるかもしれないから。」(意訳)
サスカトゥーンに戻った後、ダンさんは「人と一緒に働くのが大好きだから、今度はカウンセリングやコーチングの仕事をしてみたい。」と語っています。
最後に
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皆さんはこの話をどう思いましたか?
ライフバンクーバースタッフは失明するという事実を背負いながらもポジティブに生き続けるダンさんに感動して涙してしました。
岡山市出身の私にとって海は身近なものであり、気が向いたらいつでも見に行くことができたのですが、こうして普段海を見る事ができない人が実際に海の偉大さに触れるとすごい感動が在るのでしょうね。それを羨ましくも思いました。
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もし自分の視力が明日には失くなるとしたら、皆さんは何を見たいですか?
少し考えてみてくださいね。
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