2013年4月1日よりBC州の消費税が GST 5% / PST 7% の制度に変わります。

   
  

province
バンクーバーのあるBC(ブリティッシュ・コロンビア)州では、これまで物品やサービスに対する消費税として、12%のHST (Harmonized Sales Tax:ハーモナイズド・セールス・タックス) が課税されていましたが、2013年4月1日から、GST 5% (Goods and Services Tax: 物品サービス税)と PST 7% (Provincial Sales Tax:州税)へと税制度が変わります。2年前にHSTが導入されたのですが、またこのGSTとPSTとしての旧税制に戻る、という事ですね。

No BC HST
つまり今までは、
・PSTもGSTも両方払う場合
・GSTのみ払う場合
も(GST+PST=)HSTとして12%課税されていましたが、それがなくなるということです。
これによって買い物の際、GSPとPSTの両方課税されるものは今まで通りの12%の税率ですが、
一部の商品&サービスではGST(5%)のみとなります。

(例)
・レストランでの食事・家のリノベーション、引越しなど
・電気、ガスなどの光熱費・クリーニング
・本、雑誌
・バス&フェリーのチケット
・BC州からアメリカへの飛行機代
・ガソリン・不動産仲介費・自転車
・薬
・美容室やネイル、マッサージなど
・映画、スポーツ、コンサートなどの入場料
・ジム、ゴルフなどのメンバーシップ
・たばこ、など

詳しくはこちらをどうぞ!
【保存版】2013年4月からのBC州 消費税制度 GST/PST 何にかかるの?完全ガイド

Anti-HST signs at Coalition to Build a Better B.C. rally
BC州では、2010年7月より州の財政の赤字をカバーするため、GSTとPSTが組み合わさったHSTが導入され12%の消費税となりました。
しかし大多数の州民による反対もあり、これが廃止され旧制度に戻ることになったそうです。

しかし、これには賛否両論がありますね。また税制度が変わるため、それに対して莫大な費用がかかりますし、各ビジネスにも影響してきます。消費者にとって目先は税金が安くなる・・という点が見えますが、ビジネスにとっては決して良い点だけではないようです。

ビジネスへの影響があると、それが設備投資や雇用の創出、雇用されている人たちへの給与にも影響が出てくる可能性があります。

果たして今回の税制度変更はよかったのでしょうか?どうなるのでしょうか?私たちの生活やビジネスに大きく影響してきますね。

詳しくは こちら (Implications of Going Back to the PST/GST) もご覧ください。

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