【感動のカナダ横断旅行】実録!VIA鉄道でカナダ大陸を横断してきました!

   
  

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こちらの記事(↑)でご紹介した、
バンクーバーからトロントまでを結ぶVIA鉄道「カナディアン号」
4泊5日かけて4,466kmを走破する、カナダ大陸横断の寝台列車です。

今回は、バンクーバーにある日系旅行会社ナビツアーさんに手配をお願いし、実際にカナダ横断の旅に行って来ました!

道中の景色・料理・寝台車・車内での過ごし方などを含め、感動の旅をレポートします!

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旅の概要

4月上旬、私はバンクーバーからトロントへとカナダを横断すべく、カナディアン号に乗り込みました。今回は妹との2人旅。
前半二泊は【2人用個室】、後半二泊は【上下寝台】を利用しました。

バンクーバー発トロント行きスケジュール(※列車は遅れることがあります)

1日目 20:30 バンクーバー発
2日目 16:00 ジャスパー着 → 17:30発
23:00 エドモントン着 → 23:59発
3日目 9:00 サスカトゥーン着 → 9:25発
20:45 ウィニペグ着 → 22:30発
4日目 5:02 スー・ルックアウト着 → 5:42発
15:35 ホーンペイン着 → 16:10発
5日目 9:30 トロント着

 

1日目
20:30 バンクーバーのPacific Central Station発

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バンクーバーのVIA鉄道の出発到着地は、ここパシフィックセントラル駅(MAP)になります。
寝台車利用客は、出発まで駅構内の『専用ラウンジ』を利用することができます。このラウンジでも車内でも、紅茶やコーヒー、スナックなどが用意されていました。
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出発約一時間前の19時半に乗車が始まりました。
案内された2人用個室に荷物を置いて、さっそく展望台車両パーク・カーへ。
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20時半、バンクーバーのパシフィックセントラル駅を出発。春〜秋にかけてはちょうど夕日が美しい時間帯の出発です。

出発と同時に乗客全員にシャンパンとアペタイザーが配られ、みんなで乾杯!
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優雅な旅の始まりです。

21時頃、カナディアン・ロッキーからバンクーバーへと流れる、フレーザー川にかかる橋を渡ります。
日が暮れてしまった後も、中々窓の外から目が離せません。都会の光が遠ざかっていくにつれ、旅気分が高まっていくのを感じました。

部屋に戻ると、ベッドメイキングがされています。

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ベッドは、想像していたよりも寝心地が良くて一安心。
「明日の朝起きたときには、どんな場所を走っているのだろう?」とワクワクしながら目を閉じます。
ガッタンゴットンと繰り返す小さな揺れに心地良さすら覚え、あっという間に眠りにつきました。必要な人には、無料の耳栓も用意されています。

 

2日目
カムループス〜ジャスパー〜エドモントン通過

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この日は早朝にカムループスを通過。
個室の窓のブラインドを開けると、朝日が差し込み、そこは緑に囲まれた大自然の中!ベッドに横たわったまま、大きな窓から見える外の景色にしばし見入りました。

展望デッキに移動すると、前方に壮大な山々が見え始めました。
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朝食時間は6:30-9:00。各自好きな時間にダイニングルームに行き、先着順に席に座ります。この時に当日のランチとディナーの時間(何番目のグループか)が書かれた紙をもらうというシステムになっています。

さて、初めての朝食は、フレンチトーストをいただきました。
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美味しいコーヒーに、ふんわりフレンチトースト。朝日を浴びながら、ちょっと贅沢な朝食です。一人旅をしているイギリス人女性と相席になり、自己紹介から始まって旅の目的地の話など、初対面にも関わらず話に花が咲きました。

朝食後、車両内にある共同のシャワールームを利用しました。

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photo credit VIA Rail Canada

寝台車両利用の場合、タオル、シャンプー、石鹸、ボディローションが入ったアメニティ袋が無料で付きます。
シャワー室には着替えをできるスペースもあり、お湯も問題なく出ました。

朝食のボリュームが大きかったので、お昼は控えめに豆サラダを。
スープとパンも付いてきて、ちょうど良い満腹感です。

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車窓からは、鹿や山羊、バイソンなどを時々見かけました。運が良ければ、エルクや熊などを見かけることもあるそうです。各名所や野生動物が見られたときには、車内アナウンスがあったり乗務員が教えてくれたりします。

お昼過ぎ、ついに世界遺産・カナディアンロッキーに入りました!
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雄大な山々とエメラルドに輝く湖に囲まれて、車窓からの景色にみな釘付け。
この時には、乗客の多くが展望デッキに集まります。
天気が良い日には、ロッキー最高峰のマウント・ロブソン(標高3,954m)を望むことができます。この日は山頂こそ雲に隠れていて見えませんでしたが、その壮大さは十分に伝わってきました。
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ロッキー周辺では、ムース湖やフィッツウィリアム湖など、水面が半分以上凍った湖が多く、雲の隙間から太陽の日差しを浴びて、静かな輝きを見せてくれています。

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とってもフレンドリーな乗務員のマーティンさんとマリリンさん(写真下)も、この湖エリアがお気に入りだと話していましたよ。
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夕暮れ前に、カナディアンロッキーの玄関口の一つでもあるジャスパーに到着。
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ジャスパーでは停車時間が1時間以上あったので、実際に町歩きを楽しむことができました。駅の目の前には、お土産屋さんが立ち並びます。国外からの旅行者は、ここでカナダのお土産を買っていたようです。

夕食時は、ジャスパーから乗車した、トロントに住む女の子と相席になりました。
彼女は、バンクーバーからトロントの道中にジャスパーで一度下車。2日間ロッキー周辺の観光を楽しんで、再びカナディアン号に戻って来たそうです。
彼女のように、バンクーバー〜トロント間の旅の途中にジャスパー駅で一旦降り、数日間カナディアンロッキーの観光を楽しむ人も多くいます。

夕食は、妹はカナダ産サーモン、私はローストラムをオーダーしました。
ミディアムレアに焼き上がった柔らかいラム肉に香り豊かなソースがかかり、何とも上品な味わいに。
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ランチとディナーには、デザートも付きます。この日は濃厚なクリームチーズケーキを食べられて大満足!
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列車は、23時頃にアルバータ州の州都エドモントンに到着。その後は東へ東へとスピードを加速させました。

 

3日目
サスカトゥーン〜ウィニペグ通過

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この日はサスカチュワン州を走り抜けて、マニトバ州に入りました。

カナディアンロッキー周辺の景色とは打って変わり、果てしない地平線が見える大平原が窓の外に広がります。
ついに、「プレーリー」という平原エリアに突入しました!
カナダの広大さを実感せずにはいられません。

この日は、一日二食、ブランチとディナーの日です。
ブランチの時間は9:30〜13:30。それまでにお腹が空いた場合には、ラウンジ車両に置かれているフルーツや軽食を自由に頂くことができます。
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そして、楽しみにしていたブランチの時間!
カナダのブランチ定番『エッグベネディクト』をチョイス。ヘルシーなサラダ、そしてパスタなどもメニューにありました。
流れる景色を見ながらの食事は、やはり格別です。

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ブランチ中は、目の前に座ったカナダ人の老夫婦とおしゃべりを楽しみました。
おばあさんの方は脚が悪く長時間歩けないので、「座りながら美しい景色を楽しめる鉄道旅行が、私にはぴったり。だから、他の国でもよく寝台列車を利用しているのよ。そして何と言っても、VIA鉄道は料理が美味しいでしょ!だから何度でも乗りたくなるんだよね。」と。

そうなんです、本当にこの料理の為に戻りたくなるほど、毎食豪華な食事が出るのです。

さて食後は、オンタリオ出身のミュージシャン、パット・マロニーさん(Pat Maloney on Facebook)が素晴らしいカントリーミュージックを披露してくれました。
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乗客のリクエストにも応えてくれて大盛り上がり。乗客達も一緒に熱唱です!

その他、ラウンジ車両ではカナダのワインを飲み比べできるワインテイスティングなども行われ、常に楽しい時間が流れています。
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前日に比べて少し単調な景色が続いている間、乗客は本を読んだりカードゲームをしたり、他の乗客とおしゃべりをしたり、部屋でお昼寝をしたり、と思い思いの時間を過ごしていました。

夕食は、父・息子で旅行しているビクトリア出身の親子と相席でした。
実は、この日は息子さんの誕生日でもあり、ワインテイスティングで試したカナダ産赤ワインボトルを開けて、一緒にお祝い。
とろけるようなローストビーフに、舌鼓を打ちました。
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仕事の関係で世界各国を旅行している息子さんの方は、数年前にこのカナディアン号に一人で乗車。「前回カナディアン号に乗った時にとても良かったので、絶対に旅好きの父親を連れて来たいと思ってたんだ。数年越しに、やっと実現したよ!しかも自分の誕生日にね!」と嬉しそう。

食事中、車窓から少しだけでしたが小麦畑も見えました。
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「この辺りは、夏には広大な小麦畑が広がるんだよ。金色の絨毯みたいに見えるんだ!」と、前回は真夏にカナディアン号に乗った彼が教えてくれました。
夏の日差しを一杯受けて風になびく小麦畑もきっと素晴らしいことでしょう。

夜になり、マニトバ州の州都、ウィニペグへ到着。

このときに、私たちは【2名用個室】から【上下寝台】に移りました。
担当の乗務員が、新しい寝台車の案内をしてくれ、荷物も運んでくれました。
上下寝台には鍵がなく、分厚いカーテンでの仕切りだけですが、十分にプライベートが確保されているように感じました。お財布やカメラなどの貴重品は随時持ち歩いていたので、特に心配はありませんでした。

 

4日目
スー・ルックアウト〜ホーンペイン通過

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4月中旬にも関わらず、朝起きると、窓の外は一面真っ白な雪景色!
この日は、面積が日本の約3倍もあるオンタリオ州を一気に駆け抜ける一日です。
予定より少し遅れて到着したスー・ルックアウトでは、外の気温はマイナス8度。寒い寒いと言いながら、多くの乗客が一度外に出て、雪の上を歩き回ったり写真を撮ったりしていました。
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この辺りには手つかずの森林、大小様々な湖などが多く、日本ではなかなか見ることのできない風景に息をのみました。季節によって全く違う風景が見られると言います。
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この日のお昼は、サーモンを頂きました。そして、夜はローストチキンとライス、蒸し野菜を。
毎回肉料理か魚料理が必ずメニューに入っているので嬉しいですね。ご飯や野菜も食べられるのでホッとしました。
デザートも数種類から選べることが多く、毎食違ったものが用意されます。
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日が暮れた頃、オンタリオ州の小さな町、ホーンペインに30分弱停車。

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人口1200人ほどというこの町は、ひっそり静まり返っていました。
乗客の子どもたちに混ざって少しだけ雪遊びを楽しんで、凍えながら車内へ。
最後の夜ということもあって、夕食後はラウンジに多くの人が集まり、お酒を片手に会話を楽しんでいました。

カナダ北東部に位置するニューファンドランド出身のジェラードさんは、この4日間で何度もおしゃべりをした愉快なおじさん。
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数年前に最愛の妻に先立たれてから、妻の写真をポケットに入れ、カナダ国内の鉄道の旅を楽しむようになったそうです。
「僕の妻は病気がちだったから、あまり一緒に旅行できなかったんだ。だから、こうやって今一緒に旅行しているんだ。」と。
「みんな国外に目を向けがちだけれど、カナダの魅力をもっともっと知った方がいいよ。カナダがどれだけ広いか知ってるかい?僕はVIA鉄道の色んな路線に乗ってきたんだ。毎回素晴らしい人達と車内でおしゃべりするのも大好きでさ・・」と、今までの鉄道旅行の写真、ニューファンドランドの写真なども沢山見せてくれました。

 

この日は夜中の2時半過ぎまで、乗客10人ほどがラウンジに残って飲み明かしていました。
旅の話、仕事の話、それぞれの出身国の話・・・
年齢も国籍も違う居合わせた乗客たちがこんなに熱く語れるなんて、なんて素敵なんだろう!としみじみ感じずにはいられない夜となりました。

 

5日目
13:00トロントUnion Station到着

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車窓から高層ビルが見え始めて約30分後、予定より3時間半ほど遅れてトロントのユニオン駅(MAP)に到着。(※VIA鉄道は予定より大幅に遅れて到着することがあるので、その後のスケジュールには余裕を持つことをおススメします!)

4日間を車内で一緒に過ごし、この時にはすっかり仲良くなった人たちと連絡先を交換し、別れを告げました。トロント観光が楽しみなような、もう少し列車で旅を続けたいような、複雑な気持ちでした。

カナディアン号が到着するトロントのユニオン駅はダウンタウンに位置し、どこへ行くにも非常に便利な場所です。
ユニオン駅を一歩出ると、そこにはトロントを象徴するCNタワーが見えました。
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VIA鉄道カナディアン号、
バンクーバーからトロントまで4泊5日の旅。

私にとっては初めての寝台列車旅行でしたが、見飽きることのない景色や列車内の設備と豪華な食事、乗り合わせた人たちとの楽しい会話など、期待以上のものが得られたと思っています。

心地良い列車の揺れに身を任せて、
皆さんもカナダの広い大地を旅してみませんか?

VIA鉄道に興味があるという方は、私もお世話になったナビツアーさんにぜひ聞いてみてください。お得なツアーパッケージもありますよ。

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