BC州、医療従事者のCovid-19ワクチン接種義務化を発表。一部対象者には3回目の接種も開始

   
  

本日9月13日(月)のBC州の会見で、州全体の医療の現場で働くすべての人に対して、COVID-19ワクチン接種を今後義務付ける予定であることを発表しました。

ボニー・ヘンリー博士によると義務化となる日は10月26日(火)で、医師や学生、ボランティアを含め医療の場で働く全ての人に適用されるとのことです。

最近は、BCワクチンカードへの抗議も州内各地で見られますが、ボニー・ヘンリー博士は

「医療従事者の皆さんは、ワクチン接種の状況に関係無く、人々の世話を続けています。私たちは、過去1年半にわたって私たちの世話をしてくれた医療従事者を尊重するために団結しなければなりません。」

と語りました。

また、特定の人たちはさらなる保護が必要であることを研究が示しているとして、免疫力が低下し感染リスクが最も高いBC州民に、まもなく3回目のCOVID-19ワクチンが投与されることが明らかになりました。

今週中にも州内の約15,000人が3回目の接種の招待を受け取ることになるとのことで、血液癌や免疫障害のある人たちなどが対象となるようです。

招待状を受け取らない場合は、現時点での3回目のワクチン接種は必要ないとのことなので、対象となるかもしれない人は招待状が来るかどうかの確認を忘れないようにしてください。

もう一方で、会見では2021年9月13日月曜日の時点でBC州の12歳以上の対象者の85.8%がCOVID-19ワクチンの初回投与を受け、78.4%が2回目の接種を受けていることも発表されました。

Adrian Dix保健相によると、BC州でのCovid-19関連のICU患者の93%はワクチンがまだ完全接種されていなかったとのことです。

最後に、本日9月13日(月)からBCワクチンカードが導入されました。

9月13日の朝の時点で、211万人以上がBCワクチンカードの登録をしているとのことです。(※州のこちらによると、BC州の人口は2020年7月1日時点で514万人と推定されていました)

レストランなど訪れる際は、皆さんカードの準備をお忘れなく。

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