主要航空会社がカリブ海とメキシコへの航空サービスを一時中止。今後カナダに帰国する人は空港でのPCR検査も必須になる予定

   
  

2021年2月12日追記:

以前連邦政府から発表があったカナダに帰国する人が空港でのPCR検査とホテル隔離が必須になる件ですが、CBCによると2月22日(月)から開始されるとのことです。

現在カナダ連邦政府は、国民の不要不急の海外旅行を奨励していないのは皆さんご存知かと思います。

そんな中、カナダの主要航空会社はカリブ海とメキシコへの航空サービスをキャンセルする政府の要請に同意しました。

また、カナダへの帰国者に対しての空港でのPCR検査も必須になる予定です。

 

2021年1月31日から4月30日まで。主要航空会社がカリブ海とメキシコへの航空サービスを一時中止

1月29日(金)のジャスティントルドー首相の会見で、Air Canada、WestJet、SunwingとAir Transatがカリブ海とメキシコへの航空サービスの停止依頼に同意したことを発表されました。

これにより、上記の航空会社では今週日曜から少なくても4月30日までカリブ海のすべての目的地とメキシコへの航空サービスがキャンセルされ、影響を受ける地域に顧客がいる場合は帰国便が手配される予定です。

ジャスティントルドー首相は、「国内外でCOVID-19が現在直面している課題を考えると、私たちみんな今が飛行機に乗るときではないことに同意しています」と語っています。

この記事を書いている現時点で、既に Air Transat と WestJet からアナウンスが出ていたので、以下シェアします。

 

今後カナダに帰国する人は空港でのPCR検査も必須になる予定

同日、カナダ連邦政府は既に導入されている搭乗前のPCR検査に加えて、カナダに戻ってくる人を対象とした空港での必須となるPCR検査もできるだけ早く導入する予定であることを発表しました。

また、空港でのPCR検査を受けた帰国者は、テストの結果を待つために承認された指定のホテルで少なくても3日間は隔離が必要となります。

これは自己負担で、費用は2000ドル以上になることが予想され、検査結果が陰性だった人は、監視の強化の元で通常14日間の検疫の残り期間を自宅で過ごすことが可能となります。

さらに、今後カナダに到着する国際便は、承認されたホテルで隔離が可能となるバンクーバー、トロント、モントリオール、カルガリーの4か所にのみ着陸できるようになる予定なので、こちらもお気を付けください。


ということで、Air Canada、WestJet、SunwingとAir Transatはカリブ海とメキシコへの航空サービスを1月31日から一時停止します。

ジャスティントルドー首相は会見の中で、「これらの厳しい措置を今実施することによって、私たちは将来のバケーションを計画することができるような、より良い時期を楽しみにすることができます。」と語っていて、理想は今年後半に旅行と観光を安全に再開することと述べています。

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