【続報・食中毒の注意】アメリカ産玉ねぎ(赤、黄、白、スイートオニオン)にサルモネラ菌汚染の可能性

   
  

先月7月末に、カナダで販売されていたアメリカ産の「赤玉ねぎ」にサルモネラ菌汚染の可能性があることをLifeVancouverのSNSでお伝えしましたが、8月になり新しい情報が入ってきました。

販売元が分からないアメリカ産の玉ねぎ(赤、黄、白、スイートオニオンを含む)が台所にある方は、万が一のため全て捨ててください。

 

【続報・食中毒の注意】アメリカ産の玉ねぎにサルモネラ菌汚染の可能性。販売元が分からない場合は捨ててください

先月末にニュースとなったアメリカ産玉ねぎがサルモネラ菌に汚染されている可能性がある件ですが、8月2日にカナダの公衆衛生局が情報を更新しました。

カナダの公衆衛生局によると、汚染された可能性のある赤玉ねぎは、アメリカ合衆国カリフォルニア州ベーカーズフィールドのトムソンインターナショナル社(Thomson International Inc.)からのものであると判断されました。

また、今回は赤玉ねぎがサルモネラ菌汚染の可能性が高いと判断されましたが、Thomson International Inc.は二次汚染の可能性のあるとして、赤玉ねぎと接触する可能性のあるすべての種類の玉ねぎをカナダ全土でリコールしました。

このリコールされたThomson International Inc.の玉ねぎの種類には、赤(レッドオニオン)、白(ホワイトオニオン)、黄色(イエローオニオン)、甘味の強い黄色(スイートオニオン)が含まれます。

さらに、Thomson International Inc.の玉ねぎが使われたプリメイドのサラダやサンドイッチ、サルサなども対象となります。

「もしお店で買いたい商品に玉ねぎが含まれていたとして、その玉ねぎがThomson International Incのものかどうか確かめられない場合は、買わないようにしてください。」とカナダ公衆衛生局のウェブサイトに記載されています。

ちなみにリコールは、個人だけでなく、ホテル、レストラン、カフェ、病院、特別養護老人ホーム、流通業者、製造業者、およびフードサービス施設に適用されているとのことです。

今回の件で既にカナダ全土で120人の方が病気になっていると報告されていて、そのうち17人は入院しています。

安全のために、疑いのある玉ねぎは食べないようにしてください。

 

最後に:万が一のためにも、周りに情報をシェアしてください

カナダ公衆衛生局によるとサルモネラ感染症は誰でもかかる病気ですが、特に5歳以下の子ども、高齢者、妊娠中の女性、または免疫力が低下している人々は、深刻な病気にかかるリスクが高くなるとのことなので、注意してください。

実際、「この前買った玉ねぎは Thomson International Inc. のものだ!」と分かる方はなかなかいないかもしれません。

「あれ?うちにあるのは、アメリカ産の玉ねぎだったっけ?」と、少しでも疑いのある玉ねぎがある場合は食べずに処分してください。

また、これ以上病気になる人を増やさないためにも、情報を周りの方へシェアしてください。

ちなみに、カナダ産の玉ねぎは問題ないとされています。

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