カナダ初!村上隆さんの回顧展「タコが己の足を食う」バンクーバー美術館で開催!

   
  

あなたは日本を代表する芸術家の村上隆(むらかみ・たかし)さんを知っていますか?

その村上隆さんの回顧展「The Octopus Eats Its Own Leg(邦題:タコが己の足を食う」が2018年2月からバンクーバー美術館で開催されることが決定しましたよ~!


 

カナダ初!村上隆さんの回顧展「タコが己の足を食う」がバンクーバー美術館で開催!(Takashi Murakami: The Octopus Eats Its Own Leg)

先日、バンクーバー美術館から村上隆さんの回顧展「タコが己の足を食う」を開催することがアナウンスされました!
※回顧展とは・・・過去の出来事を顧みることを趣旨として開催される展覧会の通称です。

※シカゴ現代美術館で回顧展が開催された際のトレイラー
 

開催期間は2018年2月3日(土)~5月6日(日)までで、2月2日(金)にはガラも予定されています。

村上隆さんがガラに登場するのかはまだ発表されていませんが、チケット情報が後日発表される予定なので、何かしらのアナウンスがあるかもしれませんね。期待しておきましょう!

また、今回の回顧展はカナダ初(!)となり、村上隆さんの初期の作品から新しい絵画、様々な年代に制作された彫刻など50以上の作品が展示される予定です。

村上隆さんの過去30年以上に渡るアーティストキャリアを辿る絶好の機会となっていますよ!

 

世界的に人気の芸術家「村上隆」さんについて

ここでは、「村上隆さんについてあまりよく知らない・・・」という方に、簡単に村上さんのプロフィールを解説したいと思います。

村上隆さんは1962年に生まれ、1993年に東京芸術大学博士後期課程修了。今では日本の現代美術家、ポップアーティスト、映画監督としての活動の他にも、若手アーティストのプロデュースなども行っています。

また、有限会社カイカイキキ代表取締役、元カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員教授でもあります。

村上隆さんについて書かれた Wikipedia のページに、

日本アニメポップ的な作風の裏には、日本画の浮世絵や琳派の構成に影響されている部分も強く、日本画のフラット感、オタクの文脈とのリンクなど現代文化のキーワードが含まれている。

中でもアニメ、フィギュアなどいわゆるサブカルチャーであるオタク系の題材を用いた作品が有名。アニメ風の美少女キャラクターをモチーフとした作品は中原浩大の「ナディア」に影響を受けたと本人も認めている。

と書かれている通り、アニメや浮世絵など日本のアートカルチャーに影響された非常にポップな作画で世界的に人気の芸術家として知られています。

直近の活動はというと、2017年11月1日から東京で開催中のドラえもんと現代アートの競演が楽しめる「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」のメインビジュアル『あんなこといいな 出来たらいいな』は村上隆さんによる作品です。

また、日本の人気アーティスト「ゆず」のCDジャケットでも村上隆さんの作品が描かれているので、あまりアートに詳しくないという方でも、知らない間に村上さんの作品を目にしたことがあるのかもしれませんね!


YUZU 20th Anniversary ALL TIME BEST ALBUM 「ゆずイロハ 1997-2017」(通常仕様)


ユズモア

 

最後に:回顧展「タコが己の足を食う」ではどんな作品を観ることができるの?

ということで、まだバンクーバー美術館での回顧展でどんな作品を観ることができるのかは分かりません。

ただ、以前同じ回顧展がアメリカ・イリノイ州のシカゴ現代美術館で開催されていた(2017年6月~9月)ので、その際の写真を最後にいくつかお届けします!

ちなみにシカゴ現代美術館で開催された村上隆さんの回顧展は入場者数が193,000人を突破し、同美術館の史上最多入場者数の記録を樹立したことがニュースにもなったんですよ。

今からバンクーバーでの回顧展が楽しみですね!

Ready for CHICAGO new big paiting. @mcachicago @mdubdarling

Takashi Murakamiさん(@takashipom)がシェアした投稿 –

村上隆回顧展「タコが己の足を食う」(Takashi Murakami: The Octopus Eats Its Own Leg)
開催期間:2018年2月3日(土)~5月6日(日) ※2月2日(金)にはガラが予定されています
開催場所:バンクーバー美術館
【公式サイト】【Facebook】

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