皆さん、歌舞伎は観たことがありますか?
歌舞伎の魅力を体験できるシネマ歌舞伎が、2月19日(日)にバンクーバーで上映されますよー!
歌舞伎の舞台公演をHDカメラで撮影し、映画館の大スクリーンでのデジタル上映で楽しむシネマ歌舞伎。まるで劇場の特等席で鑑賞しているかのような迫力で豪華な歌舞伎鑑賞を可能としたこの上映が、いよいよバンクーバーで行われます。
そして、主催する在バンクーバー日本総領事館より、今回なんと!
LifeVancouverの読者の皆さんへこの映画へご招待をいただきましたーーー!
このご招待を10組20名様にお送りしますので、応募は一番下の応募フォームからご応募くださいね!
上映作品・上映時間
上映されるのは、ベテラン歌舞伎俳優中村吉右衛門が主演する古典作品の「熊谷陣屋」、そして歌舞伎の名作に新たな演出が加えられ中村勘九郎ら若手歌舞伎俳優達が演じる「三人吉三」の2作品です。
「熊谷陣屋」
戦の世の無常と、人生の儚さ。生きる意味を問う古典歌舞伎の名作。
「平家物語」を題材にした『一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)』は、1751年に人形浄瑠璃として初演され、翌年、歌舞伎になりました。
全5段の物語の中で『熊谷陣屋(くまがいじんや)』は3段目にあたります。 源平合戦のさなか、源氏の武将・熊谷直実(くまがいなおざね)は平家の若武者・平敦盛(たいらのあつもり)を討ちました。実は敦盛は後白河法皇(ごしらかわほうおう)の子であり、その母・藤の方は、かつて熊谷を救った恩人でありました。生田の森の熊谷の陣屋に、主君源義経(みなもとのよしつね)が来訪。敦盛の首実検が行われることとなります…。大義の前には、わが子の命さえも犠牲にするのが武士の社会でした。しかし、豪毅な武士といえども子を討った悲しみは重く、直実が小次郎の首に驚く相模と藤の方を制する「制札の見得(せいさつのみえ)」には、その苦悩が表れています。戦の世の無常、人生の儚さが胸をうつ、重厚な義太夫狂言の名作です。初代吉右衛門の当たり役の一つであった熊谷直実を吉右衛門、相模に藤十郎、義経に梅玉、藤の方に魁春、堤軍次(つつみのぐんじ)に又五郎、弥陀六(みだろく)に2011年1月に逝去した富十郎と、歌舞伎座さよなら公演最後の月ならではの豪華出演者です。
引用:シネマ歌舞伎公式Webサイト
作品概要 | 配役 |
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上演月:2010年(平成22年)4月 上演劇場:歌舞伎座 シネマ歌舞伎公開日:2011年10月8日 上映時間:103分 ※英語字幕あり |
熊谷直実:中村 吉右衛門 白毫弥陀六:中村 富十郎 藤の方:中村 魁春 亀井六郎:大谷 友右衛門 片岡八郎:中村 錦之助 伊勢三郎:中村 松江 駿河次郎:大谷 桂三 梶原平次景高:澤村 由次郎 堤軍次:中村 又五郎 源義経:中村 梅玉 相模:坂田 藤十郎 |
「三人吉三」
中村勘九郎、中村七之助、尾上松也といった歌舞伎の次世代を担う三人に、ジャンルを超えた個性豊かな俳優たちが集結した熱い舞台が映画館に蘇る―。
河竹黙阿弥が生み出した歌舞伎の名作に現代のアーティスト・串田和美が手を加え、新たな光を当てた作品が、「NEWシネマ歌舞伎」として誕生。今回は、本公演で演出・美術を担当した串田和美が監督を務め、編集に編集を重ねてブラッシュアップ。3時間半以上の舞台を2時間15分まで煮詰め、ライブで舞台を観た方にも全く違う演劇作品として感じて貰えるよう、また勿論、舞台を観ていない方にも新しい映像作品として楽しんで頂けるようにと、新たな演出を加えた撮影や、普段は入れない舞台袖等にカメラが潜入し、映像や音にこだわり抜いた、かつて無い「シアトリカルムービー」が誕生いたしました。
引用:シネマ歌舞伎公式Webサイト
作品概要 | 配役 |
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上演月:2014年(平成26年)6月 上演劇場:シアターコクーン シネマ歌舞伎公開日:2015年6月27日 上映時間:135分(予定) ※英語字幕あり |
和尚吉三:中村勘九郎 お嬢吉三:中村七之助 お坊吉三:尾上松也 研師与九兵衛:片岡亀蔵 十三郎:坂東新悟 おとせ:中村鶴松 海老名軍蔵/八百屋久兵衛:真那胡敬二 太郎右衛門/長沼六郎:大森博史 安森家来弥次兵衛/堂守源次坊:笈田ヨシ 土左衛門伝吉:笹野高史 |
上映場所・時間
上映日時
「熊谷陣屋」2月19日 11:55 AM上映
「三人吉三」2月19日 2:30 PM上映
上映場所
Cineplex Odeon International Village Cinemas
88 West Pender, 3rd Floor, Vancouver, British Columbia V6B 6B8
スタジアム・チャイナタウン駅からすぐ。インターナショナルビレッジのモール内
ご招待チケット応募方法
10組20名の方に、LVスタッフが「この方にぜひ観に行って欲しい」という方へ招待のご連絡を差し上げます。上映作品は2作品ありますので、チケット1枚で1作品が鑑賞いただけます。ペアチケットですので、お1人で2作品観るのも、お2人で1作品を観るのも可能ですよ!
英語字幕ありますので、ぜひ日本文化を伝えたい友人や家族などを誘ってみてくださいね。
英語での上映詳細はこちらから。
また、在バンクーバー日本国総領事館のFacebookなどでは今後もさまざまな日本のエンターテイメントの上映イベントが紹介されますので、
ぜひチェックしておいてくださいね!
応募の締め切り
15日(水)バンクーバー時間午前10時
当選の発表
15日(水)午後6時までにご本人へのご連絡をもって発表にかえさせていただきます