明日はこの映画で!日本生まれの映画監督が送る、動物と人間の物語

   
  

バンクーバー国際映画祭(VIFF)、ついに始まりましたね!

私達ライフバンクーバーのスタッフは、
一足お先にメディア試写会でいくつかの作品を見て来たのですが、

その中でも、皆さんに特にオススメしたい映画が、

Linda Hoaglund監督 の “The Wound and the Gift”

明日10月2日(木)の2時30分から、上映が決定しています!
(詳しくは、記事の最後で)

The Wound and the Gift

映画“The Wound and the Gift”は、”レスキュー“(救済)運動を通して、私たち人間と動物たちの関係の移り変わるさまを探っていきます。
営利目的で繁殖を強制されたり、虐待を受けたり、闇マーケットで売買される多くの動物たち。いま、世界各地で”レスキュー“運動により、その命が救われています。
何百万もの人たちが、ブリーダーやペットショップからペットを買うのではなく、シェルターから引き取ったイヌやネコの里親となっています。レスキューされた動物たちの保護区やシェルターの設営のために、その人生を捧げる人たちも多くいます。
そして、助けを必要としている傷ついた動物たちを手厚く世話をするうちに、どれほど大きなGiftを動物たちから与えられているかに気づくのです。(The Wound and the Gift 公式HPより)

 
実は監督のリンダ・ホーグランドさんは、日本生まれ

 
 
実際、この映画は日本の「つるの恩返し」のアニメーションが軸となっていて、動物レスキューに関わるストーリーがドキュメンタリー風に続いていきます。

映画の最後の舞台は、雪の積もる美しい北海道
その大地で、鶴に40年以上エサを与えている93歳のお祖母さんが主役です。

 
カナダでこの映画を見ると、故郷・日本が愛おしくなるのではないでしょうか。

この映画、様々な角度から捉えられた動物の映像は非常にリアルで、
繊細に描かれたアニメーションも美しいものでした。

そしてエンドロールの音楽が素敵だなぁと思っていたら、
坂本龍一氏が手がけた音楽だとのこと。
 
 
ぜひ皆さん、エンドロールの最後の最後まで、映画の世界を堪能してください!

■The Wound and the Gift 公式ホームページ(日/英)
http://www.thewoundandthegift.com

■VIFF チケット購入はこちらから
※次回上映は10月2日(木)午後2:30〜
http://www.viff.org/festival/films/search/all?keys=the%20wound%20and%20the%20gift

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