美容部員もカナダ永住権につなげやすい?移民のプロに聞く美容業界の魅力

   
  

カナダ永住権を目指している方の中には、「どんな職種に就けば永住権を取得しやすくなるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ビザJPカナダによるカナダ永住権への道「美容業界編」動画の内容を紹介したいと思います。美容業界で働く人が永住権を取得しやすい理由は一体何なのか、ぜひ確認してみてください。

はじめに:2022年11月の大改訂で美容業界のスキルドワーカーの職種が増えた

ビザJPカナダのカナダ政府公認コンサルタント白石有紀さんによると、美容業界はすごく広くて多くの職種が含まれます。

美容業界の仕事と聞いてすぐ思い浮かぶのは美容師と理容師かもしれませんが、その他にもネイルサロン、エステサロン、アイラッシュや脱毛などのサロンでの仕事もあります。

また、人をリラックスさせるという意味でのナチュラルヒーリング系のサロンでの仕事も美容業界に含まれます。例えばリフレクソロジスト、アロマセラピスト、指圧セラピストなどが該当します。

あとは、日本で美容部員と呼ばれる化粧品を販売する仕事もカナダで美容業界の仕事に含まれています。

そして、元々この美容業界の仕事でスキルドワーカー扱いだったのは美容師と理容師だけでしたが、2022年11月に大きな改定(職種の見直し)があり、上記に挙げた職種全てがスキルドワーカーに含まれるようになったとのことです。

白石有紀さんも昔から「なんで美容師と理容師はスキルドワーカーで、ネイリストやエステティシャンがそうじゃないんだ」と言ってきたそうですが、この大きな改定でより多くの美容業界の人が永住権を目指せるようになったんですね。

カナダの美容業界で働くために必要なもの

先ほど挙がった美容の仕事というのは、日本での職歴・経験が非常に重要になってきます。

なぜかというと、日本の美容師の専門学校だったり日本の職場でのトレーニングを受けている人に対して、カナダでは「こんなにスキルレベルが高いのは日本人ならでは」と、日本での経験がすごく評価されているとのこと。

また、美容業界の仕事は英語力が比較的必要です。

白石有紀さんの友人のヘアサロンオーナーさんは、「新しいスタッフを雇うときに英語が最初はできなくてもいいけども、お客様とのコミュニケーションを英語でとろうという意志がある方じゃないと、なかなか雇うことができない」とよく言うそうです。

最初は英語ができなくてもいいけども、「いずれ英語ができるようになりたい」という意志がないと、なかなか採用してもらえないという業界であるようです。

美容師・理容師について

白石有紀さんによると、美容師と理容師は同じ職種カテゴリーの中にあり、カナダでは2つの違いが明確には無いとのことです。ある程度英語力が必要な仕事となります。

美容師や理容師の仕事は、免許が必要な州と不要な州があるので、注意が必要です。

(例)
■ BC州 ⇒ 免許不要

美容師の学校を卒業しなくても、美容師として仕事ができます。ただ、約2~3年 or それ以上の職歴がある場合、資格が無くても美容師・理容師として働けるということになっています。

■ オンタリオ州 ⇒ 免許必要

日本で美容師免許を持っている人がオンタリオ州で美容師として働くためには、カナダで美容師免許を取得しなければなりません。ただ、アシスタント・ヘアスタイリストなどのポジションであれば、オンタリオ州でも免許無しで働くことが可能です。

また、カナダ人オーナーの美容院では、従業員としての雇用以外の働き方、つまり「席貸し」がけっこう多いそうです。(例:美容院に3席あって、1席はオーナーが使い、残り2席を毎時 or 毎月〇〇〇ドルという感じで貸し出す)

この席貸しの働き方だと永住権にもつながらないし、就労ビザも取れないそうです。なので、オーナーからちゃんと給料をもらう、雇用されるということが必要となります。

白石有紀さんによると、日系・アジア系の方がオーナーのところは、比較的ちゃんとお給料制になっていたりするようですが、コミッション制というところもけっこうあるようです。

コミッションだけで時給は無い場合も、それはそれで働き方として注意しないといけないところなので、カナダ永住権を目指していて美容師・理容師としてカナダの仕事が決まったという方は、一度ビザJPに相談してみてください。

美容サロンの仕事について

美容サロンの仕事には色々ありますが、ネイリスト、アイラッシュテクニシャン、エステティシャン、脱毛サロンなど全部同じ1つの職種カテゴリーの中に入っています。

都市部にサロンは多いものの、都市部以外にもサロンはあるので、求人はカナダ全土で探すことができます。クライアントと会話もするので、ある程度の英語力は求められます。

美容サロンでの職種で永住権を申請する場合、学歴はカレッジ卒業 or カレッジを卒業していなくても職場でのトレーニング(on the job training )があれば、特にカレッジを卒業していなくても可能です。

また、職歴も不問。今まで美容サロンでの経験が無いという人でも、まずはそういった仕事を探して、そこでトレーニングを受ければ大丈夫な仕事となります。

ただ、カナダに初めて来て職歴・学歴も無くて「ネイリストやってみたいな~」みたいな感じだと採用してもらうのは非常に難しいため、例えばネイリストの仕事を探す場合、「日本では趣味でネイルをやっていた」「ネイリストの手伝いをしたことがある」等、少しでも経験のようなものがあると仕事が得やすいかと思うとのことでした。

ナチュラルヒーリングの仕事について

ナチュラルヒーリングはサロンの仕事に属する感じがあるかもですが、カナダではヘルスケアの仕事です。アロマセラピスト、リフレクソロジスト、指圧セラピスト、ホリスティック(肉体・精神・心・霊魂)やホメオパシー(自己治癒システム)なども含まれます。

ヘルスケア系の仕事はカナダ全体で非常に需要が高いというか「足りない」といわれている分野の一つで、医師や看護師と同じように医療系になるので、永住権を申請するときに優遇されています。

さらにスキルドワーカーなので、就労ビザも永住権も申請しやすい職種です。

ただし、求人が少ないので注意してください。ナチュラルヒーリングの仕事に就くことができれば、医療系でかつとても優遇されている職種なので、そのまま続けて永住権まで取れるという貴重な仕事とのことでした。

美容部員の仕事について

美容部員と日本で言われますが、化粧品を販売する仕事です。

洋服や靴などを販売する仕事はスキルドワーカーではないのですが、美容部員の場合はスキルドワーカーになるので、永住権も目指せます。

「カナダでは販売業に就いて将来的には永住権を目指したい」と考えている方がもしいたら、洋服よりも化粧品を販売した方が永住権につながるということでした。

 

ビザについて相談してください

いかがでしたか?今回紹介した内容はこちらから視聴できるので、さらなる詳細を確認してみてください!

ビザJPカナダのYouTubeチャンネルでは、「カナダ永住権への道」と題して、職種別の動画がアップされているので、こちらもチェック。

動画にも登場した白石有紀さんが代表を務めるビザJPカナダでは、カナダへの短期・長期滞在や移住に関わる総合サポートおよびビザ取得代行業務を手がけています。

就労ビザや永住権を含め、ビザについて相談したいことがあるときは、ビザJPカナダの移民コンサルタントまで気軽に連絡してみてくださいね。

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