バンクーバー市が食料品店でのワイン販売を許可。その条件は?

   
  

日本ではスーパーやコンビニで気軽に買えるお酒。バンクーバーでは、ワインをはじめとしたお酒はリカーストアに行かないと基本的に買えないことを不便に思う方も多いのではないでしょうか?

そんな中、10月19日に行われた公聴会で、バンクーバー市議会はバンクーバーの食料品店でのワイン販売を許可する条例改正を承認しました。

これにより、州のワイン販売店ライセンスと地方自治体の営業ライセンスの両方を取得している10,000平方フィート以上の食料品店は、州の要件をすべて満たしていれば、ワインを販売することができるようになります。

この動きはカムループス、プリンス・ジョージ、コキットラム、サレーなどの自治体で既に行われていて、バンクーバーのケン・シム市長は、「バンクーバーがついに他の自治体に加わり、よりよい買い物体験を提供できることに興奮しています。 この決定により、買い物の利便性が高くなるだけでなく、州のワイン産業も支援します。」と語りました。

州の新しい要件としては、以下が記されています。(ワインストアについてのPDFファイルはこちら

  • 保管スペースを含めて少なくとも 10,000 平方フィートのスペースが必要
  • 食料品店の棚にワインを置くことを許可する有効な州のワイン販売店ライセンスを保持していること
  • ワインを販売を担当するスタッフが 19歳以上であり、有効な Serving it Right 証明書を所有していること
  • 「承認されたセキュリティ計画」も必要

ということで、今後バンクーバーでワインを販売するスーパーも増えるかもしれません。どのくらいの店舗が実際にワインの販売を始めるのかは分かりませんが、ワイン好きの皆さんにとっては嬉しいニュースではないでしょうか?

ただ、一方で今回の承認が市民の健康や他のビジネスに与える影響を懸念している人もいます。皆さんは、どうお考えでしょうか?

バンクーバー市 ニュース
Wine to hit shelves in Vancouver grocery stores

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