VFW Management Inc.が主催するファッション ショーイベント「バンクーバー・ファッション・ウィーク2026 SS」が、10月15日(水)~19日(日)までカナダBC州バンクーバーにある David Lam Hall にて開催されます。
北米ではニューヨークに次ぐ規模で行われ、30人以上の新鋭デザイナーが参加するファッションイベントで、今シーズンもカナダなど北米発のブランドはもちろん、日本やアジアをはじめグローバルなブランドも参加予定です。
今回はそんなバンクーバー・ファッション・ウィークに参加する日本人デザイナーについて紹介します。さらに、ファッションウィークのチケットを抽選で5組10名様にプレゼントできることになったので、記事後半でお伝えします!
目次
Vacouver Fashion Week 2026 SS に参加する日本人デザイナーについて
バンクーバー・ファッション・ウィーク2026 SSに参加する日本人デザイナーについて、VFW Management Inc.のプレスリリースで発表されている情報をシェアします。
Empromo
「Empromo」は港町・神戸出身のデザイナーによって生み出されたブランドで、伝統的な日本の工芸を取り入れたエキゾチックな世界観を表現しています。彼女は数々のブランドでの経験を経て、自身のブランドを立ち上げました。深みのある手捺染の色彩や、贅沢な金箔(NOB MIYAKEとのコラボレーションによる)、そしてクラフトマンシップと着る人が織りなす魅力を融合させています。
また、彼女は複数のブランドでデザイナーとして活動してきました。デザイン、色彩、柄、そして着る人自身の魅力を最大限に引き出す技法を追求しています。
NITENMON
デザイナーSonoko Takedaは、染色や織りの技法を基盤に、多彩な素材を巧みに活かしながら25年間にわたり衣装デザインを手がけてきました。身体・空間・造形を通じて衣装における色彩効果を追求する彼女の姿勢は、オペラ、ダンス、ミュージカルといった分野で高く評価されており、国境を越えて活動の場を広げ続けています。
また、衣装に関する豊富な知識を活かし、新しい形の着物を育み、その価値をより多くの人々に届けたいと考えています。
remake by FLAKE
松下カルマは環境学部を卒業し、伝統への敬意と革新的な創造性を融合させた独自の視点を持っています。
彼の哲学は「古きを敬い、新しきを創る」ことを重視し、職人技と現代的なデザイン感覚を調和させています。
Beshow by gentil
1987年に日本で生まれ、伝統的な日本建築の調和に囲まれて育ったデザイナー。着物をより日常的に親しみやすいものにし、日本の精緻なクラフトマンシップを世界に広めたいという情熱から、着物リメイクブランド 「Beshow by gentil」 を立ち上げました。現在、ブランドは主にオーダーメイドの作品を展開しています。シルクを中心に仕立てられた着物は、独特のなめらかさと比類のない心地よさを提供します。
コレクションでは、上品で落ち着いた色合いから、印象的で存在感のある大胆な柄まで幅広く取り揃えています。世代を超えて愛されるシンプルなデザインで、日本の誇りである着物の奥深い世界を体験することができます。
Valley’s Lily
日本を拠点に活動するファッションデザイナー。
「人々が自己表現への第一歩を踏み出すことを後押ししたい」という想いからファッション業界に入り、日本のアイデンティティの象徴である着物に注目しました。長い時を経て受け継がれてきた着物は、今、多くの人々のクローゼットで眠っています。彼女はこれらの未使用の着物に新たな命を吹き込み、人々に自信を与え、エンパワーメントし、自己表現の手段となる服を生み出しています。
さらに、衣装提供やアーティストとのコラボレーションにも力を注ぎ、様々な分野のクリエイターと共に自由な自己表現の可能性を広げています。2024年には1,000人規模のファッションショーでディレクターを務め、2025年には多彩な分野のアーティストとのコラボレーションイベントを開催予定です。
「誰もが自分自身を大切にし、自由に自己表現できる文化を広めたい」——伝統と革新を融合させながら、彼女は真の価値を追求しています。
Dr.Y&K
2020年に、現役歯科医師2名によって立ち上げられたアパレルブランド。シンプルで耐久性があり、長く着られる洋服づくりを軸に、多くの人にその素材とデザインを届けたいと考えています。そして同時に、矯正治療の大切さを人々に伝えることも目指しています。この想いのもと、日々歯科医師として働きながらもファッションデザインへの情熱を深め、吉冨医師と勝間医師は「Dr.Y&K」を設立しました。
現在も矯正歯科医として診療に携わりながら、ブランドのデザイン・運営を行っています。彼らのユニークなデザインは歯科の専門分野からインスピレーションを得ており、日常のファッションに自然に溶け込みます。シンプルで長く愛用できる洋服を大切にし、より多くの人々にその素材とデザインを楽しんでもらいたいと考えています。また、矯正治療の重要性を広めたいという想いもデザインに反映されています。
専門家として、私たちは「将来の生活や人生の楽しみのために、正しい歯並びの大切さを理解してほしい。そして矯正治療の重要性を知ってほしい」と願っています。
Remake Innovation Project
デザイナーの寺尾美雪は15歳でファッションデザインと縫製を学び始め、東京のOEM企業にてODMデザイナーとしてキャリアを築きました。結婚を機に退職後、自身のリメイクブランド 「Remake Innovation Project」 を立ち上げ、現在は静岡を拠点に活動しています。
ブランド設立以来、日々の制作や地域のポップアップイベントへの参加を通じて、本来であれば廃棄されてしまう衣服に新たな命を吹き込み続けています。
https://www.vanfashionweek.com/designers
2025年10月13日(月)23:59pm(バンクーバー時間)までに応募!LifeVancouver読者限定バンクーバーファッションウィークのチケットが抽選で5組10名様に当たる!
バンクーバーファッションウィークの最終日に来ています。ショーの開始は5:30pmが予定されています。 @VanFashionWeek pic.twitter.com/bbWFX14HJw
— バンクーバー現地情報🇨🇦 (@LifeVancouver) April 17, 2023
ここで嬉しい情報!
バンクーバーファッションウィーク事務局の方が特別にLifeVancouver読者の皆さんに向けて5組10名様分のチケットを用意してくれたので、抽選で5名様にプレゼントすることになりました!(会期中、いずれか1日のショーが観られるチケット)
「バンクーバーファッションウィークに参加してみたかったけど、なかなか機会に恵まれなかった」「会場の雰囲気がどんなものか体験してみたい!」「友人と一緒に行きたい!」「見てみたいブランドがある!」など考えている皆さん、ぜひ応募してみてください。
■ 2025年10月15日(水)~19日(日)のいずれかの日程でショーを観賞可能な方
■ ショーの感想をSNSに投稿してくださる方
■ LifeVancouverのこの記事をご自身のSNSで1回でもシェア(Facebook / X / Instagram / Threads どれでもOK)した後、以下のフォームから応募いただいた方
※Instagramへのシェアの際は、下記アカウントのタグ付けをお願いします。
https://www.instagram.com/vanfashionweek/
https://www.instagram.com/vfw.team/
開催日時:
DAY 1|2025年10月15日(水)
Show:18:00~20:00 (開場17:30)
DAY 2|2025年10月16日(木)
Show:17:30~20:00 (開場17:00)
DAY 3|2025年10月17日(金)
Show:17:30~20:00 (開場17:00)
DAY 4|2025年10月18日(土)
Show:18:00~20:30 (開場17:30)
DAY 5|2025年10月19日(日)
Show:18:00~20:30 (開場17:30)
※ショー途中の入退場は可能。席に限りがあるため、到着時間によっては立ち見になる場合があります。
応募締め切り:
2025年10月13日(月)23:59pm(バンクーバー時間)
当選者発表:
2025年10月14日(火)
※当選者の方にバンクーバーファッションウィーク事務局からEmailまたは電話でチケットの受け渡しに関しての連絡があります。LifeVancouverからの連絡は無いので、ご注意ください。
ぜひ最高のオシャレをして、ショーを観賞してみてくださいね。
応募は以下からお願いします。日本語で大丈夫です!
バンクーバーファッション ウィーク 2026 SS
開催:2025年10月15日(水)~10月19日(日)(太平洋標準時間)
場所:David Lam Hall(50 E Pender St. Vancouver)
チケット:購入はこちらから⇒
【公式サイト】