スカイトレインの新型モデル Mark V が初披露!テスト段階に入る

   
  

本日2023年8月22日(水)、TransLink はオンタリオ州キングストンの施設でテスト段階に入った新しいスカイトレイン「Mark V」の写真とビデオを公開しました。

機能性テストには、ブレーキ、動力システム、ドア、車両の接続性のテストに加え、実際の運用をシミュレートするための推進力やレール上での自動走行のテストも含まれるということです。

205台の新しい車両は、最終的には2027年末までに廃止される予定のオリジナル「Mark I」モデルに代わるものとして設計されています。


photo from Translink

Mark V の特徴は5両セットで構成されており、Mark III 列車と同じスタイルのウォークスルー車両を備えています。座席はほとんどが前向きとなっていて、自転車やラゲージ、寄りかかるためのパッドを置くためのスペースがさらに多くあります。

また、車内情報ディスプレイも新しくなり、ドアのストリップ表示灯はドアが閉まったとき or 故障警告が発せられたとき or 緊急ブレーキが作動したときに点滅して、難聴の人たちを支援します。さらに、視覚障がいのある人たちもサポートするため、ドアチャイムと車内アナウンスを使用して運行されます。


photo from Translink

Mark 5 の車両購入は Expo Millennium Line Upgrade Program の一環で、このプログラムはカナダ投資インフラストラクチャープログラムを通じてカナダ連邦政府とBC州政府、そしてTranslinkからの資金で賄われています。

住宅・インフラ・コミュニティ大臣のSean Fraser氏は、「私たちは新世代のスカイトレインであるMark V に興奮しています。 最新のスカイトレインは、公共交通機関の改善に対する強い取り組みを反映し、誰もがアクセスしやすく使いやすい交通体験を提供できるように設計されています。」と語っています。

また、TranslinkのCEOであるKevin Quinn氏は、「次世代のスカイトレインを導入するためのエキサイティングかつ重要な前進です。 Mark V は、ベビーカーや自転車などを使用する人々のための追加のアメニティを備えていて、お客様にとってスカイトレインをより良く、より便利なものにします。」と述べています。


photo from Translink

以前スニークピークがあったものの、今回走っている姿が初披露となったスカイトレイン Mark V。今から乗るのが楽しみですね。

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