「清水なおみのとっておきレシピ」

こんにちは。清水なおみです。
料理はハートで作るもの！　皆さんも、どうぞクッキングを楽しんでくださいね。

皆さんは、食べ物を通して季節を感じることがありますか？

特にクリスマスには、この時期ならではの特別な食べ物がたくさんあります。シュトーレンもその代表と言えるでしょう。クリスマスと言えばシュトーレン！という人も多いんじゃないかと思います。

ドイツでは、クリスマスを待ちながら毎日少しずつスライスして食べるのだそうです。すてきですよね。

私もシュトーレンが大好きで、昔はお店で買っていたんです。でもね、いまひとつ美味しくなかったの。それで、最高のシュトーレンを作ろう！と、あちこちのレシピをいろいろと試しまくりました。

そして何年もかかってついに「これだ！」と思えるレシピを、旅先のアメリカの小さな本屋さんで買った料理本の中から見つけました。それにさらに改良を加えてもっと私たちの好みに近づけ、作りやすくしたのがこのシュトーレンです。

日持ちするのでプレゼントにも最適、誰にでも喜ばれます。私は毎年クリスマスにたくさん焼いて、赤いセロファンでラッピングしてプレゼントすることにしています。
このシュトーレンを楽しみにしていてくださる方がたくさんいらっしゃいます。

ドライフルーツとナッツとレモンの皮がたっぷり焼きこんであり、スパイスが良い具合にきいています。

このシュトーレンを焼いていると、キッチンがクリスマスの香りに包まれて本当に幸せな気持ちになります。クリスマスでなくても作りたいくらいにおいしいのですが。。。（笑）

お店で買うと、値段も高いし、味もいまひとつ納得がいかなくて残念なことがあります。楽しく作って、おいしく食べて、コスパも良いホームメイドのシュトーレン、おススメですよ。

第12回レシピ（難易度　★★☆）：クリスマス シュトーレン（Christmas Stollen）

＜材料＞　
＊北米の１カップは約250mlです。

＜作り方＞

①　材料A.－温めた牛乳の中に、砂糖・イーストを入れる。All Purpose Flourを入れて軽く混ぜ、10～ 15分おく。（ぶくぶくと泡立ってくる。）

②　材料B.を、別の大きめのボールに入れておく。小麦粉は、まず5カップだけ入れる。

③　①を②に一度に入れ、残りの1/2カップの小麦粉を様子を見て足しながら、打ち粉（分量外）をした台の上で40回ほど手で捏ねる。
（＊生地に加える粉の量は“手につかず弾力を感じるくらい”が目安。入れすぎないように注意。）

④　ボールにカバーをかぶせ、暖かい場所で約2倍に膨れるまで発酵させる。（約1時間半）

⑤　小麦粉を様子をみて足しながら、軽く捏ねる。全体がひとつにまとまったら、打ち粉(分量外）をした台の上で生地をナイフで4等分する。

⑥　成形する。まず丸めてから麺棒で楕円形に伸ばし（厚さ１センチ位）、長い辺の端から隙間ができないようにしっかりと巻いていき、最後の部分を少しだけ残しておく。三日月状に少しカーブさせる。

⑦　パーチメントペーパーを敷いた天板の上に置き、再び発酵させる。（約1時間）

⑧　オーブンで焼く。375℉（約190℃）で約15分、さらに400℉（約200℃）で約15分。
（＊火加減は、必ず自分の目で確認すること。焼きムラがあれば、天板の前後を変えて調節する。）

⑨　オーブンから出してすぐに、溶かしバターをブラシで表面に塗り、粉砂糖を茶こしを通して振り掛ける。　

＜ポイント＞

主婦の友社から「ナオミのカフェ（Naomi’s Cafe）」好評発売中！Kindleでも購入可能です

1971年から25年間、カナダ人に愛されたニューウェストミンスターのカフェ「Naomi’s Café」。

そんなNaomi’s Café に集まる人たちとの笑いと涙と“愛”にあふれた数々のストーリーと、なおみさんの人生を書き綴った本が、2022年1月31日に主婦の友社から出版されましたよ。

　
ちょっと元気の出ない方、人生に行き詰まっている方、人と関わることがしんどくなっている方。。。

そんな方は、ぜひこの本を手に取って、清水なおみさんに元気を分けてもらってください。Kindleでも購入できるので、カナダ在住の方もぜひ！

また、冬の間はクッキングクラスがお休みとなっています。春から再度始まるとのことなので、気になる方は Facebook の「Naomi’s Cafe Vancouver」ページをフォローしておきましょう！

それでは、次回のレシピもお楽しみに。