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コロナ禍でのカナダ・バンクーバー⇔アメリカ旅行。空港での流れと準備物一覧

   
  

最近はコロナ禍でありながらも規制が緩和されてきていることもあり、皆さんの周りで海外旅行をしている方も増えてきたのではないでしょうか?

バンクーバー在住のLifeVancouverスタッフはここ数年、飛行機を利用しての旅行というのは一回も無かったのですが、先日3月末~4月はじめにかけてアメリカのハワイへ旅行してきたので、今回はそのときの空港での流れや、事前に準備が必要だったものなどをまとめて紹介したいと思います。

カナダ渡航のルールがよく変わっていたり、国によっても規制が違うので、これから旅行を考えている皆さんの100%参考にはならないかもしれませんが、何か少しでもこの記事が役に立てば幸いです。

以下、2022年3月28日~4月2日時点での情報です。最新の情報はカナダ政府や渡航先の政府のウェブサイトでご確認ください。

 

旅行日程

LifeVancouverスタッフ、今回は以下の日程でバンクーバーからアメリカ・ハワイへ旅行してきました。

期間:3月28日(月)~4月2日(土)

行き:AirCanada(経由便)
バンクーバー国際空港 ➡ サンフランシスコ国際空港(乗り換え)➡ ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)

帰り:WestJet(直行便)
ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル) ➡ バンクーバー国際空港

 

渡航前の準備編:旅行のために何が必要?

まず旅行するにあたって、事前に準備しておくものがあったので、6つ紹介します。

1. ArriveCan(カナダに戻ってくる際に必要なアプリ)

カナダに入国・帰国の際に必要なので、事前にダウンロードしておくのが良いかと思います。

カナダに到着する72時間以内に情報を入力して送信➡QRコードをゲットしておく必要があります。(帰りの時の話なので、旅行前はダウンロードのみでOK)

 

2. 海外渡航用のワクチンパスポート


【入手方法を解説】海外渡航用のワクチンパスポートがカナダBC州でも入手可能に

海外旅行の際には、カナダ連邦政府の定めるワクチンパスポートが必要となります。LifeVancouverスタッフは念のため印刷して、空港でその紙を携帯していました。

カナダBC州が発行しているBCワクチンカードは海外旅行には使えないので、勘違いしないようにしましょう。

取得はこちらのページから↓

 

3. 海外渡航用の陰性証明書

渡航1日前にCovid-19検査(Rapid Antigen Test)を受けて陰性証明書が必要とのことだったので、一番安い方法をけっこう探してみたのですが、結局 Aeroplan で買える Covid-19 Rapid Antigen Test Kit が一番良心的かつ便利そうに感じたので、こちらにしました。

2回分のテストが含まれていて、お値段合計で 88.48ドルでした。(送料無料)お家でテストできるのがありがたいです。

テストキットは注文から約1週間程度で家に届きまして、LifeVancouverスタッフの渡航日が3月28日だったので、渡航1日前の27日に自宅でテストを受けました。

事前に予約する必要は無かったのですが、同時刻に他にもテストを受けている人がいたため、待ち時間が約20分ほどありました。その際「あなたの前に〇〇人がテストをしています」みたいな表示が出たので、あとどのくらいでテストが受けられるのか分かりました。

実際やってみると、鼻を長い綿棒みたいなものでグリグリするところを画面越しで見られるのはちょっと恥ずかしかったです・・・。大きなくしゃみも連発。。。しかしその甲斐もあって(?)無事に陰性となりました。

陰性である証拠写真(↓)を撮って指定の場所にアップロードすると、その10分後くらいにはPDFファイルの陰性証明書をもらうことができました。PCR検査は結果が出るまで時間がかかりますが、抗原検査(Rapid Antigen Test)だと早いので助かりますね。

 

4. 海外旅行用保険

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こちらはオプションですが、海外旅行で思わぬ怪我をしてかなり痛い目に遭った方の話をよく聞くので、LifeVancouverスタッフは海外旅行の際はいつも保険に入っています。

LifeVancouverでおなじみのBIISさんでも海外旅行保険を取り扱っていて、以下の特徴があります。(※カナダ州保険加入者向けの保険です)

海外旅行保険の特徴
・州の健康医療保険が補償する部分を超えた緊急入院および緊急治療に対し、最高$ 10,000,000までの費用。入院中家族あるいは同行者の付き添い滞在費用(最高$ 1,000まで)、緊急家族呼び寄せ費用(最高$ 3,000まで)など。
保険料は年齢、加入日数、渡航先によって異なります。
1日単位、最高1年間まで加入可能(最低保険料:20ドル)
※その他、詳しい特徴や補償内容はこちらで確認できます→

LifeVancouverスタッフは6日の旅行だったこともあり、わずか21ドル程度で加入。21ドルで安心が購入できたので、個人的には大満足でした。備えあれば患いなし。(ハワイでトレイルなども行きましたが、結局怪我無しでした)


カナダで入る保険のまとめ!ワーホリ/ビジター/留学/移民待ち/海外国内旅行 – 日本からもカナダに来る前に申し込めます。

 

5. ESTA


photo from esta.cbp.dhs.gov

日本人は、90日以内で観光または商用でアメリカに滞在する場合はビザは不要です。

しかし、飛行機または船でアメリカへ旅行へ行く場合や、アメリカ経由でカナダに入国する場合は事前に、ESTA(Electronic System for Travel Authorization)という電子渡航認証システムで渡航許可をもらう必要があります。

LifeVancouverスタッフはESTAに以前登録済みだったのですが、有効期限が切れていたので旅行10日前くらいに再登録しました。(ESTAは許可を受けてから2年間有効。有効期限が残っていても、期間中にパスポートを切り替えた場合は再登録が必要です)

申し込みから許可が下りるまで少しタイムラグがあるので、少なくても旅行の3日間前には登録しておきましょう。(日本語で申請できるので楽ちんです。似たような見た目の日本語のウェブサイトもあるので、間違えないようにしてください。以下が本家のESTAのウェブサイトです。)

 

6. アメリカで使えるSIMカード


photo from ketaiya.com

こちらもオプションですが、アメリカ旅行中にデータのことを気にしたくなかったので、LifeVancouverスタッフはけーたい屋さんが扱っているアメリカ・メキシコSIMカードを購入しました。

通話使い放題
テキスト使い放題
データ使い放題

と3拍子揃っていて、滞在中は観光地に訪れたときなどすぐに写真・動画をSNSにアップできたりして本当に助かりました。旅行中にデータ容量でストレスを感じたくない方はぜひ。

 

行き:バンクーバー⇒サンフランシスコ⇒ハワイまで空港での流れ

ここからは、空港での流れを紹介します。

2022年3月28日(月)、バンクーバー国際空港へ行ってきました。

今回のアメリカ旅行は6日間程度だったので、機内持ち込み用のキャリーバッグとバックパックのみで参戦。

預入荷物は無しで、前日オンラインでチェックインを済ませておきました。

念のため空港にはボーディングの3時間前に行ったのですが、けっこうガラガラで全体的にとてもスムーズに終わりました。(正味30分もかかっていない気がします)

1. エアカナダのカウンター前へ

まずエアカナダのカウンターへ向かったのですが、時間がよかったのか人がほとんどいなくて待ち時間ゼロでした。(※預入荷物が無く、既にオンラインでチェックインも済んでいたので、行く必要があったのかは謎。知っている方いたら教えてくださいm(__)m)

そこで、キオスク端末前にエアカナダスタッフの人が立っていて、

・陰性証明書
・ワクチンパスポート
・パスポート

のチェックが行われていました。

LifeVancouverスタッフは

・陰性証明書のPDFをスマートフォンに表示
・印刷したワクチンパスポートの紙を手に持つ
・パスポートも片手に携帯

という準備万端スタイルで挑んだのですが、陰性証明書とワクチンパスポートはチラ見で「はい、オッケー」という感じでした。(QRコードとかスキャンされるのかと思っていたので、ドキドキしていたのですが、拍子抜けでした汗)

そのあと、旅慣れていないLifeVancouverスタッフは「カウンター前のキオスク端末で何かする必要ありますか?」と聞くと、「あ、じゃあパスポートを貸してください。航空券を出してあげる」と言われたので、そのままパスポートを手渡し、航空券を印刷してもらいました。

その後、航空券を手に持ち、預入荷物は無いのでカウンターはスルー。空港の保安検査場へ向かいました。

2.保安検査場

空港の保安検査場入り口前で、一度スタッフの方に航空券を見せて中に入りました。

ラップトップはバックパックから取り出し、見える状態にしておく必要がありました。また、時計やベルトも一旦外します。手荷物検査・ボディチェックが無事に終わって荷物を元通りにして、次に向かったのは、アメリカの入国審査です。

3.入国審査

入国審査場にキオスク端末がたくさん並んでいたのですが、これは使われておらず、5分くらい並んで入国審査でした。

入国審査官の方からは以下の2点しか聞かれませんでした。

「どこに行くの?」 ⇒ ハワイ
「どのくらい滞在するの?」 ⇒ 6日間

その後、その場で指紋を取り終了。

4.搭乗口へ

入国審査を無事に通過して一安心!

あとは、自分の搭乗するゲートへ行けばOKでした。

そして時間になって、機内に乗り込みました。乗り込む前にも「陰性証明書などのチェックがあるのかな?」と思っていたのですが、ここではパスポートと航空券のみの提示でOKでした!

ちなみに機内は何か食べたり飲んだりするとき以外は、常時マスク着用でしたよ。

5.サンフランシスコ空港で乗り換え

バンクーバー国際空港からサンフランシスコ空港で乗り換えする際は、飛行機から降りてそのまま次のゲートに向かうだけで良かったです。(乗り換えまで1時間ほどしかなく、サンフランシスコ空港の利用も初めてだったので、最初ゲートが見つからずものすごく焦りましたw)

そして搭乗口に着き、再度パスポートと航空券をゲートのスタッフの方に見せて搭乗。約5時間ほどかけてハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港へ向かいました。

6.ハワイ到着!

無事に到着。ダニエル・K・イノウエ国際空港では飛行機から降りて、パスポートなどを見せる機会は一度も無く外に出ることができました。

余談ですが、到着時にもう夜7時頃で、想像していたより寒くて長袖長ズボンで良かったと思いました~。

 

帰り:ダニエル・K・イノウエ国際空港⇒バンクーバー国際空港の流れ

続いては帰りの流れです。4月2日の夜に発つWestJetの便で、4月3日の早朝にバンクーバーへ到着予定でした。

運良く、4月からカナダへ入国するワクチン完全接種者は到着前Covid-19検査が不要になったので、ハワイで陰性証明書を取得する必要はありませんでした。ただ、ArriveCanは必須なので、前日の4月1日に以下2つを行っておきました。

・ArriveCanアプリで情報をアップしQRコードを取得
・WestJetのアプリでオンラインチェックイン

1.保安検査場へ

帰りも預入荷物無しだったので、今回はWestJetのカウンターへは行かず、そのまま保安検査場へ進んでみました。

保安検査場では行きと同じように、手荷物検査・ボディチェック。ラップトップを外に出して、時計やベルトを外す必要がありました。

2.搭乗ゲートにて

無事に終わり、指定の搭乗口へ向かいました。最初ガランとしていたので、全然乗る人がいないんじゃないかと思ったのですが、機内はほぼ満席でした。

搭乗口に着くと、WestJetのスタッフの人が「まだArriveCanなどをカウンターで見せてない人は、ここでお見せください。」とアナウンスしていたので行ってみると、以下の提示を求められました。

・ワクチンパスポート
・パスポート
・ArriveCan
・カナダのビザ(LifeVancouverスタッフはワークビザ)

上記を確認してもらった後は、時間になり搭乗。ハワイからバンクーバーへ戻りました。(約4時間45分くらいだったと思います)

3.バンクーバー国際空港に到着。移動

無事にバンクーバーに到着!朝の7時頃でした。

「All Passengers」と書かれた方向に進んでいき・・・

上の写真の人たちが向かっている「Arrivals」のサインが見えたら、エスカレーターで降ります。

そして、LifeVancouverスタッフ(ワークビザ保持者)はキオスク端末へと向かいました。朝7時だったためか、ガラガラでした。待ち時間ゼロ。

キオスク端末⇒入国審査


キオスクは「日本語」が選べるので、全く困りませんでした。パスポートなどをスキャンして全て入力が完了したら紙が出てくるので、それを持って入国審査に向かいました。

入国審査では

・パスポート
・ビザ
・キオスク端末から出てきた紙

を提示。質疑応答では以下のことを聞かれました。

・カナダで働いてるの? ⇒ はい
・職業は何ですか? ⇒ 〇〇です。
・どこから来たのか? ⇒ ハワイ
・現地で誰かと会ったの? ⇒ アメリカからハワイに来た友人たちと合流した

その後「はい、通って」と言われて一安心したのですが、自分の隣で審査を受けていた女性はランダムのPCR検査に当たったようでした。(運が良かったのか・・・?)

4. 出口へ

預入荷物無しだったので、バゲージクレームをスルーして出口へ向かいました。出口の前でスタッフの方が立っているので、キオスクで出た紙を手渡して終了。

PCR検査を受ける人とそうでない人と道が2つに分かれていました。LifeVancouverスタッフはPCR検査で良かったので、そのまま外に出ることができました!

ということで、以上となります。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。あくまで2022年3月28日~4月2日までの情報なので、最新の規制などは政府のウェブサイトなどでお確かめください。

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