カナダBC州、ワクチン接種の対象年齢を12歳まで引き下げ。新規感染者数も減少傾向

   
  

BC州政府は、本日5月20日(木)にBC州のワクチン接種対象者の年齢を18歳から12歳まで引き下げたことを発表しました。

これでBC州に暮らす全ての12歳以上の人がワクチン接種の登録・予約が可能となります。

BC州政府によると、12歳~17歳の30万人以上の若者が対象になるとのことで、より多くの人々を新型コロナウイルスから保護する大きなステップとなりました。

ジョンホーガン州首相は今回の件について、「若者はこのパンデミックを通じて大きな課題に直面しましたが、持ち前の力と回復力で対応してきました。もしあなたが12歳から17歳の場合、あなたの番です。ワクチンは私たちが自身の生活を取り戻し、友人や今まで逃したすべての活動も取り戻す方法です。」と語っています。

12歳から17歳の方は、既に自身でワクチン接種の登録をして予約することが可能です。もし「登録方法が心配・・・」という方は、保護者など信頼できる大人が代わりに登録して予約することもできます。

予約の招待状は、まずは年長者を優先して送信されるとのことで、12〜17歳の若者に対するワクチン接種の予約のほとんどは、他の年齢層の人々にワクチンを接種するために使用されたのと同じ予防接種クリニックで行われます。

ボニー・ヘンリー博士は「このパンデミック全体で若者が信じられないほどの犠牲を払ったことを私は見てきました。あなたが自分の生活に戻りたいと思っていることを知っています。登録して予防接種を受けることは、この重要な目標に向けた大きな一歩です。」と述べています。

ちなみにワクチン接種は強制されるものではないので、ワクチン接種をしないという選択も可能です。また、ワクチンを希望する若者は、保護者の同意や署名入りのフォームは必要ないとのことです。

最後になりますが、本日のBC州の新規感染者数の報告は357と、今年2月16日以来の数となりました。

順調に新規感染者数が減ってきているBC州、今後は12歳以上の人がワクチン接種の対象となり、ますます感染者が減るといいですね。

周りに12歳~17歳の方がいる人は、ぜひ今回のニュースを教えてあげてください。

Topへ