ついにバンクーバー水族館の営業再開が発表されました!8月16日(月)リオープンです!
The Vancouver Aquarium is excited to officially reopen on Monday, August 16th. Everyone is invited to come celebrate the reopening of one of the most iconic attractions in Vancouver. Check out https://t.co/mb55Y5vSsp to find out details. #vanaqua #lovevancouver pic.twitter.com/fPw86sasey
— Vancouver Aquarium (@vanaqua) August 11, 2021
#BREAKING @vanaqua set to reopen Monday with Marine Mammal Rescue Exhibit as 4D Theatre Experience.
More details coming @NEWS1130 pic.twitter.com/MTvjCIxfI7— Marcella Bernardo (@MBernardoNews) August 11, 2021
photo from vanaqua.org
2020年の夏の短期間を除けば、パンデミックが始まって以来、バンクーバー水族館はほぼ閉鎖されているのは、皆さんご存知の通り。
そして、コロナ禍による財政難で永久閉鎖も懸念されていましたが、この度バンクーバー水族館の存続が決まりました!
バンクーバー水族館が、新しい所有者となるアメリカのテーマパーク運営企業Herschend Enterprisesとのパートナーシップで存続可能に
2021年4月15日(木)、バンクーバー水族館を運営する非営利海洋保護団体のOcean Wise Conservation Associationが、Herschend Enterprisesへ所有権を100%譲渡する契約に署名したことを発表しました。
この契約により、Herschend Enterprisesはバンクーバー水族館の買収したことになりますが、今までの財政難の問題を解決でき、バンクーバー水族館は将来的に一般営業を再開できるようになる予定とのことです。
また、Ocean Wiseは引き続き水族館の公式パートナーであり続けます。声明には以下のように記されていました。
上のバンクーバー水族館のInstagramの投稿文では、今回の発表について以下のように語られています。
バンクーバー水族館の家族、友人、コミュニティへ
本日、いくつかのエキサイティングなニュースを共有しました!バンクーバー水族館と海洋哺乳類の救助プログラム(Marine Mammal Rescue program)の未来は、偉大な新しい所有者との新しいパートナーシップのおかげで確保されました!
これは、私たちがもうすぐあなたに会えること(sea-ing : see と sea をもじっている)に一歩近づいたことを意味します!
Herschend Enterprisesがどんな企業かというと、米国を拠点とする主要なアトラクションおよび観光事業者であり、米国動物園水族館協会のAZA(最高)認定をうけた2つの水族館の所有者です。
水族館の他にも、ミズーリ州ブランソンの「シルバーダラーシティ」や、テネシー州の「ドリーウッド」など主要なテーマパークも所有しています。
Herschendのウェブサイトを見ると、既に水族館の欄にバンクーバー水族館のロゴが入っていました↓
photo from herschendenterprises.com
バンクーバー水族館側は今回の所有権の譲渡を非常にポジティブに捉えている様子
ということで、「Ocean Wise が運営する今までの水族館で無くなることは正直寂しい・・・」という方もいるかもしれません。
ただ、上の Ocean Wise の投稿を見ると、「この驚異的な成果は、バンクーバー水族館を繁栄させるだけでなく、オーシャンワイズも成功に導きます。」とコメント。
さらに、所有権が譲渡された後も引き続きChief Operating Officerを務めるバンクーバー水族館のClint Wright氏は、以下のように語っています。
私はバンクーバー水族館でほぼすべてのキャリアを過ごすことができて幸運でした。パンデミックの課題から抜け出し、水族館の次の章を書くときに、組織をリードし続けることを楽しみにしています。
私はHerschendチームを長年知っており、彼らは私たちの価値観を共有しています。Herschendの財政的および創造的なサポートによって、私たちに開かれる新しいエキサイティングな機会について非常に楽観的に捉えています。
また、Herschend EnterprisesのCEOであるAndrew Wexler氏は、以下のように述べています。
私たちはこの実績に基づいて、バンクーバー水族館を地元および海外からの訪問者のアトラクションとして強化し、水族館を地元、国内、および国際社会の重要な部分にするためのサポートを引き続きしていきます。
ということで、今回水族館の存続が決まり嬉しいニュースとなりました。まだ一般への営業再開は決まっていませんが、1日も早くまたバンクーバー水族館を訪問できる日が来るといいですね。
ちなみに今回の契約の一環として、Herschend Enterprisesはバンクーバー水族館からの年間総収入の1%をオーシャンワイズに寄付し、組織の保護プログラムを支援することも決まっていますよ。