バンクーバー市議会が2021年までに一般での花火の販売と使用を禁止することを承認

   
  

2019年11月5日(火)の午後に行われたバンクーバー市議会で、消費者への花火の販売・使用について投票が行われ、反対票が7-3と上回り、2021年までに一般での花火の販売と使用を禁止することが承認されました。

 

バンクーバー市議会が2021年までに一般での花火の販売と使用を禁止することを承認

今回の承認により、2021年のハロウィン前までには、小売店から花火が消え、市民は花火をハロウィンに楽しめなくなることになりました。

そもそもバンクーバーでは市民が花火を購入することができるのは例年10月25日~10月31日だけで、さらに花火を使用することができるのはハロウィンの10月31日のみだったので、来年2020年のハロウィンが花火を楽しめるラストチャンスになりそうです。

今回の可決の理由は、花火が小さな子どもやペットたちに悪影響を与える可能性があったり、花火の安全性や物的損害への懸念があったり、花火によってPTSD(心的外傷後ストレス障害)や過去のトラウマに苦しむ人々への影響が挙がっています。

実際に今年のハロウィンでは20件以上の火災が記録され、357,000ドル相当の物的損害があったとされ、さらに2人がケガを負い病院に搬送されています。

消費者への花火の販売禁止が可決されたことで、例年ハロウィンに花火を楽しんでいた方からは嘆きの声も上がっていたり、ハロウィン用に花火を販売していた業者にも大きな影響がでるのは確実です。

そのため、2021年以降からはオンラインで違法に花火を手に入れる人も出てくることが予想されています。

皆さんは今回の承認、賛成ですか?反対ですか?

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