カナダでは、ほとんどのレストランで
食べきれなかった料理を持ち帰るのことができます。中華や和食だけでなく、イタリアンやフレンチでもです。気軽な店だけでなく高級店でも大丈夫です。日本ではあまり馴染みがありませんが、こちらでは持ち帰ることができるのが当たり前です。
カナダのレストランは日本と比べて、料理のボリュームが多いです。
頼んだ料理が食べきれないことがよくありますので、これは客としてはうれしいですね(^^)
その際に使われるのが、“Doggy bag”
という容器。
Doggy bagを日本語にすると「犬のための容器」といった意味になります。
客が「残飯を犬に食わす」という建前で店から食べ残した料理を持ち帰り、実際は自分たちで持ち帰った料理を「自己責任で」食べてしまうという意味から”Doggy bag”と言われています。
最近はコーン由来のプラスチックやしっかりした紙製の容器に入れてくれるところが多いです。アルミホイルを水鳥のような形にして美しく包んでくれたこともあります。
ちなみに、持ち帰りを頼む時には、
“Do you have a doggy bag?”や“Doggy bag,please”と言うよりも、
“Can I take it home?” (持ち帰れますか?)や
“Could you wrap it for me?”(包んでくださいますか?)
というふうに言ったほうが、丁寧でいいと思いますよ(^^)
※ここで注意点!
店で料理が出された段階で食中毒が起こるような状態であった場合は、その料理を出した店側の責任になり、店に賠償責任が発生します。
しかし、ドギーバッグで持ち帰った場合、仮に家に帰ってから食べたために(調理されてから時間が経過したために)料理が傷んでしまった結果、食中毒を発症したとしても、それは自己責任となり店側に責任はありません。
ドギーバッグで持ち帰った料理を食べる際はくれぐれも衛生面に注意してくださいね。