カナダBC州、子どもを対象としたファイザー製ワクチン接種を来週からスタート

   
  

以前の記事でもお伝えした通り、カナダ保健省は5〜11歳の子どもを対象にファイザー製のCOVID-19ワクチンを使用することを正式に承認しました。

そして本日11月23日(火)、BC州政府は5~11歳の子どもへのCOVID-19のワクチン投与を来週から開始する予定だと発表しました。

BC州は約350,000人の子どもがファイザー製ワクチンを受け取ることができるようにする予定で、既に約90,000人の子どもが登録を済ませているとのことです。

登録後に予約の招待が始まるのは11月29日(月)以降とのことなので、子どもにワクチン接種を受けて欲しい保護者の方は、なるべく早めに Get Vaccinated BC で登録作業をしてみてください。

また、5~11歳の子どもへのワクチン接種はクリニックで行われる予定で、薬局では提供されないそうです。

州によると、親or保護者は口頭でワクチン接種に同意する必要があり、1回目の接種と2回目の間には最低8週間の期間が空けられます。

CBCによると、家族は同日いくつかの時間に同じクリニックでワクチン接種を予約している場合は、すべての子どもをいっしょに連れて行くことが可能とのことです。

ちなみに「もうすぐ5歳になる」という場合は、まだワクチン接種を受けられません。5歳になってからワクチン接種が可能となります。

もう一方で、11歳の子どもが1回目と2回目の間に12歳になった場合は、2回目のワクチン接種は成人の投与量となります。

政府の声明によると、子どもがCOVID-19にかかったとしても重篤な病気のリスクは低いものの、入院や長期に渡る症状が出るなど、一部の人にとっては深刻な結果をもたらす可能性があるということです。

ボニーヘンリー博士は、特に子どもたちに影響を及ぼしている第4波の中で、広がり続けているCOVID-19から子どもたちを守るために、ワクチン接種が重要であると述べています。

今後、子どもへのワクチン投与の訓練を積んだ医療従事者が、BC州全体のクリニックに配置される予定とのことです。再度になりますが、ワクチン接種の登録は以下からとなります。

Topへ