【バンクーバー国際映画祭】渡辺謙やヒュージャックマンも!大物俳優出演作品5選

   
  

まもなく開催される第37回バンクーバー国際映画祭(通称VIFF:Vancouver International Film Festival)
今年も世界各国から出品された300近い数の映画作品が、9月27日から10月12日の16日間バンクーバー市内全7ヶ所の映画館にて上映されます。

「英語では映画をなかなか楽しめない!」と思っている方も、好きな俳優さんが出ているだけで夢中になれるかもしれませんよ。
というわけで、今回の上映作品の中で誰もが知る大物俳優さんが出演する映画をピックアップしてみました!

(1) ヒュー・ジャックマン (Hugh Jackman)
「The Front Runner」


Photo:Vancouver International Film Festival

1988年大統領選の有力候補だったある政治家のスキャンダル騒動を描いた実話映画。この作品で「X-MEN」のウルヴァリン役でタフなヒーローのイメージがついているヒュー・ジャックマンが、成功と転落に翻弄される政治家を演じています。今回のバンクーバー国際映画祭の閉幕の上映作品として選ばれており、最終日に上映されます。

本作の主人公となるゲイリー・ハートは、1988年のアメリカ合衆国大統領選挙に出馬した人物。コロラド州上院議員だったハートは、民主党予備選出馬候補の中で“フロント・ランナー(最有力候補)”であった。しかしマイアミ・ヘラルド誌によるスクープで、女優ドナ・ライスとの不倫関係が発覚。このスキャンダルによって世論の支持率が急落し、選挙戦からの撤退を余儀なくされる。このたび公開された予告編からも、ハートが徐々にスキャンダルにより追い詰められていく様子が見て取れるだろう。
『フロント・ランナー』の原作となるのは、ベテラン政治ジャーナリスト、マット・バイ著の書籍『All the Truth Is Out(原題)』。監督を務める『マイレージ、マイライフ』(2009)や『タリーと私の秘密の時間』(2018)のジェイソン・ライトマンは、原作者のバイ、そしてヒラリー・クリントンの元報道官ジェイ・カールソンと共に脚本を担当した。政治界に精通する二人との共同執筆によって、リアリティあふれる作品になることが期待できる。政治と報道の関係に注目が集まり、政治家や芸能人のプライベートが大きく取沙汰される現在の日本においても極めてアクチュアルな一本となりそうだ。
解説引用:The River

【上映スケジュール・場所】10月12日(金)6:30pm (The Centre In Vancouver For The Performing Arts
【場所・チケット購入先】こちらから

(2) 渡辺謙 (Ken Watanabe)
ジュリアン・ムーア (Julianne Moore)

「Bel Canto」


Photo:Vancouver International Film Festival

いまや世界のケン・ワタナベとして活躍する日本人俳優、渡辺謙、そしてアカデミー賞受賞女優ジュリアン・ムーア主演の映画で、ベストセラー小説を原作にした作品です。実力派の俳優同士が初共演することで注目されています。ちなみに、日本からは加瀬亮も出演していますよ。

アン・パチェットのPEN/フォークナー賞、オレンジ小説賞を受賞したベストセラー小説「ベル・カント」を原作に「アバウト・ア・ボーイ」アカデミー脚色賞にノミネートされ「イン・グッド・カンパニー」などの監督ポール・ワイツが映画化。
世界で著名なオペラ歌手は、南米で日本の大手企業のビジネスマンの豪華な誕生日パーティーに招待されたが、反政府ゲリラグループによって人質にされてしまいます。テロで占拠された邸宅の中で、やがて人質と犯人側に奇妙な心の交流が生まれていく。人間の根源的愛を問う作品となっています。
解説引用:シネフィル

【上映スケジュール・場所】
10月8日(月)6:00pm (The Centre In Vancouver For The Performing Arts
10月11日(木)3:45pm (Vancouver Playhouse)
【場所・チケット購入先】こちらから

(3) キーラ・ナイトレイ (Keira Knightley)
「Colette」


Photo:Vancouver International Film Festival

「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのエリザベス・スワン役で大ブレークをしたキーラ・ナイトレイ。『プライドと偏見』でアカデミー主演女優賞にもノミネートされた実力派の彼女は、現代ものより時代ものの映画作品に出演することで有名。今回も18~9世紀のフランスに実在した女性作家を題材にしています。この作品は、今年1月開催のサンダンス・フィルム・フェスティバルで絶賛され、キーラ・ナイトレイ自身の演技も次回アカデミー賞の最優秀主演女優賞の有力候補と言われています。

ノーベル文学賞の候補にも選ばれたことのある、実在のフランス人女性作家シドニー=ガブリエル・コレットの伝記映画『Colette(原題)』の予告編が、先日ついに公開された。主人公コレット役に抜擢されたのは、ご存じイギリスの実力派女優キーラ・ナイトレイ。そして、彼女の文学的な才能を利用してスターダムを駆け上がった作家の夫ヴィリーを、『300〈スリーハンドレッド〉』やTVドラマ『アフェア 情事の行方』のドミニク・ウェストが演じる。
1873年フランス生まれのコレットは、代表作『ジジ(原題Gigi)』で性の解放を訴え、女性に立ちはだかる壁や性的偏見を取り除こうとした人物。映画では、コレットにゴーストライターとして書き続けることを強要する横柄なヴィリーや、ヴィリーから名誉と栄光を取り返そうと奮闘するコレットの波乱万丈な結婚生活も描かれているという。公開された予告編からは、コレットが男女の役割に不満を抱いたり、マニッシュなスーツを着こなすことで社会における「女性らしさ」の概念を覆そうとしたりする様子もうかがえる。
解説引用:Harper’s BAZAAR

【上映スケジュール・場所】
9月29日(土)3:00pm / 10月3日(水)6:00pm
(場所は両日ともThe Centre In Vancouver For The Performing Arts
【場所・チケット購入先】こちらから

(4) ペネロペ・クルス (Penélope Cruz)
ハビエル・バルデム (Javier Bardem)

「Everybody Knows」


Photo:Vancouver International Film Festival

ペネロペ・クルスとその夫であるハビエル・バルデムが共演した作品。ペネロペ・クルスはカンヌやアカデミー賞で女優賞など数々の大きな賞を受賞している実力派スペイン人女優。同じくスペイン人俳優であるハビエル・バルデムも、「ノーカントリー」や「007スカイフォール」などに出演し、ベネツィア、カンヌなどの国際映画祭やアカデミー賞などで多くの賞を受賞しています。結婚以前からなんども共演している実力派の二人が再共演したこの作品は、今年のカンヌ国際映画祭でオープニング作品としても上映されました。

 『ある過去の行方』『セールスマン』に続き3度目のコンペ出品となったイランの名匠ファルハディ監督にとって、本作は初のスペイン語映画。妹の結婚式に出席するため、子供たちと共に生まれ故郷のスペインの村に戻った主人公ラウラ(ペネロペ)に恐ろしい事態が降りかかり、家族の隠された過去が次第に暴かれていくさまを描いたスリリングなドラマだ。ラウラの夫をアルゼンチン人俳優リカルド・ダリン、彼女の地元の友人をハビエルが演じている。
解説引用:シネマトゥデイ

【上映スケジュール・場所】
9月28日(金)9:00pm (The Centre In Vancouver For The Performing Arts
【場所・チケット購入先】こちらから

(5) エマ・ストーン (Emma Stone)
「The Favourite」


Photo:Vancouver International Film Festival

「ラ・ラ・ランド」でいまや世界中に名を知られるようになったエマ・ストーン「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのガール・フレンド役や、「バードマン」で数々の女優賞にノミネートされたことでも有名。今回の作品では18世紀ロンドンの宮廷で女王に仕える側近としてレイチェル・ワイズが演じるライバルとの闘争を演じています。

 第75回ヴェネツィア国際映画祭にて銀獅子賞(審査員大賞)を受賞し、オリヴィア・コールマンが女優賞に輝いた本作。劇中では、18世紀初頭のイングランドを舞台に、虚弱な女王アンと、彼女を操る幼なじみレディ・サラ、貴族の地位に返り咲く機会をうかがう召使いアビゲイルの物語が展開される。エマ・ストーンがアビゲイル、レイチェル・ワイズがサラ、コールマンがアンを演じ、ニコラス・ホルトやジョー・アルウィンも出演した。
解説引用:映画ナタリー

【上映スケジュール・場所】
10月2日(火)9:00pm (The Centre In Vancouver For The Performing Arts
【場所・チケット購入先】こちらから

いかがでしたか。気になる俳優さんはいましたでしょうか。他にもいろんな有名俳優・実力派俳優さんが出演する映画がたくさんありますので、バンクーバー国際映画祭の公式サイトや街中で配布中の公式ガイドブックを見て探してみてくださいね。

もちろん日本映画作品も上映されますので、過去記事で全作品を紹介していますので↓こちらもチェックを!

※上記の上映日時・場所は、変更される場合もありますので観覧前には必ず公式サイトをご確認ください。

Vancouver International Film Festival
2018年9月27日〜10月12日
各種情報のリンク先は以下を参考に!
Vancouver International Film Festival公式サイト

通しチケットの購入先
バンクーバー国際映画祭2018の公式ガイドブックの配布先
映画館の場所の詳細

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